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SANSUI(サンスイ) AU-1100を徹底解説!【小音量時の低域と高域を補いやすい構成】

この記事の概要

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SANSUI AU-1100は、1975年頃に登場したコンパクトなプリメインアンプです。

本記事では、AU-1100の特徴、同時代アンプとの違い、ヴィンテージスピーカーとの組み合わせを整理します。

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目次

SANSUI AU-1100の概要と特徴

SANSUI AU-1100の簡易スペック
型式プリメインアンプ
発売時期1975年
定価32,000円
実効出力22W+22W(8Ω、40Hz~20kHz)
25W+25W(8Ω、1kHz)
全高調波歪率0.15%以下
重量5.5kg

▼ 詳しいスペックはこちら

SANSUI AU-1100は、1975年に発売されたプリメインアンプです。実効出力は22W+22W(8Ω、40Hz~20kHz)、全高調波歪率は0.15%以下、重量は5.5kgで、コンパクトながら全段直結OCL構成を採用したモデルとして見られます。

特徴①|22W+22Wの全段直結OCL構成

AU-1100の実効出力は22W+22W(8Ω、両ch動作、40Hz~20kHz)です。回路構成には全段直結OCLピュアコンプリメンタリー回路を採用しており、小型クラスながら音質重視の設計思想が確認できます。

AU-1100は小さな部屋で使いやすいアンプですか?

はい。幅400mmの筐体に22W+22Wの出力をまとめているため、小~中音量の部屋でも余裕を持たせやすいアンプと考えやすいです。

特徴②|Phonoを含む基本入力を装備

入力はPhono、Mic、Tuner、Aux、Tape Monitorを備えています。Phonoは2.5mV/50kΩ、Tuner・Aux・Tape Monitorは130mV/50kΩで、レコードとライン入力を一通り扱える構成です。

  • Phono:2.5mV/50kΩ
  • Mic:2.5mV/10kΩ
  • Tuner、Aux、Tape Monitor:130mV/50kΩ

特徴③|トーンコントロールとラウドネス

トーンコントロールはBassが50Hzで±12dB、Trebleが15kHzで±12dBです。

さらにラウドネスはVolume -30dBで50Hzが+10dB、10kHzが+8dBとなっており、小音量時の低域と高域を補いやすい構成です。

夜間やデスク周りの小音量再生では、ラウドネスの有無が聴きやすさに関わります。

AU-1100は機能を絞りつつ、日常的な音量調整に必要なところを押さえています。

特徴④|幅400mm・奥行き245mmの設置しやすさ

AU-1100は棚に置きやすいサイズですか?

はい。外形寸法は幅400x高さ120x奥行240mmで、重量は5.5kgです。奥行きが浅めなので、ラックや小さめの棚にも収めやすいサイズ感です。

SANSUI AU-1100と他のヴィンテージアンプとの比較

ここでは、SANSUI AU-1100と近いクラスや年代のプリメインアンプ3機種を、定格に出ている数値で見ていきます。

SANSUI AU-1100とSANSUI AU-2000との比較

SANSUI AU-1100とSANSUI AU-2000との比較は以下の通りです。

  • 実効出力:AU-1100は22W+22W(8Ω、40Hz~20kHz)、AU-2000は20W+20W(8Ω、1kHz)です。掲載条件は異なりますが、8Ωの出力値は近い範囲です。
  • 全高調波歪率:AU-1100は0.15%以下、AU-2000は定格出力時0.3%以下です。掲載値ではAU-1100が低い数値です。
  • パワーバンドウィズ:AU-1100は10Hz~40kHz、AU-2000は25Hz~30kHzです。帯域表記ではAU-1100が広く示されています
  • ダンピングファクター:AU-1100は50(8Ω)、AU-2000も50(8Ω)です。公開値は同じです。
  • 重量:AU-1100は5.5kg、AU-2000は8.1kgです。軽さではAU-1100が扱いやすいです。

SANSUI AU-1100とSANSUI AU-3300との比較

SANSUI AU-1100とSANSUI AU-3300との比較は以下の通りです。

  • 実効出力:AU-1100は22W+22W(8Ω、40Hz~20kHz)、AU-3300は35W+35W(8Ω、40Hz~20kHz)です。同条件の出力値ではAU-3300が大きいです。
  • 全高調波歪率:AU-1100は0.15%以下、AU-3300も0.15%以下です。掲載値は同じです。
  • 周波数特性:AU-1100は10Hz~40kHz +0.5 -1.5dB、AU-3300も10Hz~40kHz +0.5 -1.5dBです。周波数特性の掲載値は同じです。
  • ダンピングファクター:AU-1100は50(8Ω)、AU-3300も50(8Ω)です。公開値は同じです。
  • 重量:AU-1100は5.5kg、AU-3300は6.3kgです。軽さではAU-1100、出力規模ならAU-3300が候補になります。

SANSUI AU-1100とTechnics SU-3300との比較

SANSUI AU-1100とTechnics SU-3300との比較は以下の通りです。

  • 実効出力:AU-1100は22W+22W(8Ω、40Hz~20kHz)、SU-3300は17W/17W(8Ω)です。8Ωの出力値ではAU-1100が大きいです。
  • 全高調波歪率:AU-1100は0.15%以下、SU-3300は0.2%以下(実効出力時)です。掲載値ではAU-1100が低い数値です。
  • 周波数特性:AU-1100は10Hz~40kHz +0.5 -1.5dB、SU-3300は6Hz~130kHz +0 -3dBです。帯域表記ではSU-3300が広く示されています
  • ダンピングファクター:AU-1100は50(8Ω)、SU-3300も50(8Ω)です。公開値は同じです。
  • 重量:AU-1100は5.5kg、SU-3300は8kgです。軽さではAU-1100が扱いやすいです。

SANSUI AU-1100とヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

AU-1100は8Ωで22W+22Wの実効出力を持つプリメインアンプです。

ここでは、出力音圧レベルや入力値を確認しながら小~中音量で合わせやすい3機種を取り上げます。

  • SANSUI SP-100
  • DIATONE DS-28B
  • ONKYO M-3

SANSUI AU-1100とSANSUI SP-100の組み合わせ

  • 互換性:SANSUI SP-100は8Ω、最大入力25W、推奨アンプ出力―、出力音圧レベル100dB/Wです。AU-1100は8Ωで22W+22Wなので、最大入力25Wを意識しつつ、高い能率で音量を作りやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:SP-100は3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型です。25cmコーン型、12cmコーン型、5cmホーン型を搭載し、周波数特性は45Hz~20kHz、能率は100dB/W、クロスオーバー周波数は1500Hz/5000Hz(12dB/oct)です。
  • おすすめの音楽ジャンル:同じSANSUI同士のまとまりを狙うなら、ジャズ、昭和歌謡、フォーク、オールディーズを自然な音量で楽しみやすいです。

SANSUI AU-1100とDIATONE DS-28Bの組み合わせ

  • 互換性:DIATONE DS-28Bは8Ω、定格入力15W、最大入力50W、推奨アンプ出力―、出力音圧レベル91dB/W(新JIS表示)です。AU-1100は8Ω負荷で使えるため、定格入力15Wを意識しながら、音量を少しずつ整える使い方が合います。
  • 音質の向上:DS-28Bは3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型です。25cmコーン型、10cmコーン型、3cmドーム型を搭載し、再生周波数帯域は40Hz~20kHz、能率は91dB/W、クロスオーバー周波数は800Hz/5kHzです。
  • おすすめの音楽ジャンル:密閉型の落ち着きとAU-1100の控えめな出力を合わせるなら、ボーカル、室内楽、アコースティック、ピアノ曲を穏やかに楽しみやすいです。

SANSUI AU-1100とONKYO M-3の組み合わせ

  • 互換性:ONKYO M-3は8Ω、最大入力80W、推奨アンプ出力―、出力音圧レベル94dB/W/mです。AU-1100は8Ωで22W+22Wなので、94dB/W/mの能率を活かして、控えめな音量から整えやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:M-3は2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型です。28cmコーン型と4cmコーン型を搭載し、再生周波数帯域は35Hz~20kHz、能率は94dB/W/m、クロスオーバー周波数は2kHzです。
  • おすすめの音楽ジャンル:小型バスレフ型の反応を活かすなら、女性ボーカル、フォーク、軽めのジャズ、ラジオ音源を近い距離で聴きやすいです。

SANSUI AU-1100は、22W+22W(8Ω)の出力と、レコード再生・ラウドネス・トーンコントロールを備えた扱いやすいプリメインアンプです。

能率の高いスピーカーを選び、音量を丁寧に整えることで、日常的なヴィンテージ再生を楽しみやすくなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

SANSUI AU-1100の詳細スペック一覧

SANSUI AU-1100の詳細スペック
型式プリメインアンプ
実効出力22W+22W(8Ω、両ch動作、40Hz~20kHz) / 25W+25W(8Ω、両ch動作、1kHz) / 28W+28W(8Ω、片ch動作、1kHz)
ミュージックパワー84W(4Ω、1kHz)
全高調波歪率0.15%以下
混変調歪率0.2%以下(定格出力、70Hz:7kHz=4:1、SMPTE)
パワーバンドウィズ10Hz~40kHz(8Ω、IHF)
周波数特性10Hz~40kHz +0.5 -1.5dB(1W時)
RIAA偏差30Hz~15kHz ±0.5dB
ダンピングファクター50(8Ω)
入力感度/インピーダンスPhono:2.5mV/50kΩ / Mic:2.5mV/10kΩ / Tuner、Aux、Tape Monitor:130mV/50kΩ
Phono最大許容入力200mV(1kHz、THD0.2%以下)
出力電圧Tape Rec(Pin):100mV(1kHz)
チャンネルセパレーションPhono:60dB以上 / Tuner、Aux、Tape rec:65dB以上
ハム及びノイズPhono:75dB以上 / Mic:65dB以上 / Aux、Tuner、Tape Monitor:90dB以上
トーンコントロールBass:±12dB(50Hz) / Treble:±12dB(15kHz)
ラウドネス+10dB(50Hz)、+8dB(10kHz)(Volume-30dB時)
ハイフィルター-3dB(7kHz)、6dB/oct
使用半導体トランジスタ:21個 / FET:2個 / ダイオード:14個
消費電力58W(定格) / 156W(最大)
外形寸法幅400x高さ120x奥行240mm
重量5.5kg
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