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Marantz(マランツ) Model 1152を徹底解説!【119dBのフォノダイナミックレンジ】

この記事の概要

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Marantz Model 1152は、1977年頃に発売されたステレオプリメインアンプです。

本記事では、その魅力を特徴やおすすめのヴィンテージ音楽機器との組み合わせなど、徹底解説します。

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目次

Marantz Model 1152の概要と特徴

項目Marantz Model 1152
型式ステレオプリメインアンプ
定格出力80W+80W(8Ω)
100W+100W(4Ω)
周波数特性20Hz~20kHz +0、-0.2dB
全高調波歪率0.03%
混変調歪率0.03%
ダンピングファクター60
ダイナミックレンジPhono:119dB
重量14kg

▼ 詳しいスペックはこちら

Marantz Model 1152は、20Hz~20kHz、両ch駆動で80W+80W(8Ω)、100W+100W(4Ω)の定格出力を持つプリメインアンプです。

全高調波歪率と混変調歪率はいずれも0.03%、ダンピングファクターは60です。Low TIM設計、フォノ119dB、トライトーンコントロールを備えた中核モデルとして楽しめます。

特徴①|80W+80Wと4Ω時100W+100Wの出力

Model 1152はスピーカーをしっかり鳴らせる出力ですか?

出力面は充実しています。定格出力は8Ωで80W+80W、4Ωで100W+100Wです。

さらに周波数特性は20Hz~20kHz +0、-0.2dB、ダンピングファクターは60です。8Ωと4Ωの両方で出力値が示されていることは、スピーカー選びの見通しを立てやすいポイントです。

特徴②|119dBのフォノダイナミックレンジ

  • フォノMM入力は1.8mV/47kΩです。
  • RIAA偏差は20Hz~20kHzで±0.2dBです。
  • 入力等価雑音は0.32μV(フォノ・IHF-A)です。
  • フォノのダイナミックレンジは119dBです。

Model 1152は、フォノまわりの数値が細かく示されています。フォノ119dBというダイナミックレンジは、レコード再生を中心に考える人にとって見逃せない部分です。

特徴③|トライトーンと15Hz/9kHzフィルター

音色補正とフィルター

トーンコントロールはBassが±10dB(100Hz)、Midが±6dB(700Hz)、Trebleが±10dB(10kHz)です。フィルターはLowが15Hz、18dB/oct、Highが9kHz、18dB/octです。中域まで調整できるトライトーンと急峻なベッセル型フィルターにより、スピーカーや部屋に合わせた音色調整がしやすくなっています。

Marantz Model 1152と他のヴィンテージアンプとの比較

ここでは、Marantz Model 1152と、同じMarantzのヴィンテージアンプ3機種を比較します。対象はMarantz Model 1150、Marantz Model 1180、Marantz Model 1250です。

項目Marantz Model 1152Marantz Model 1150Marantz Model 1180Marantz Model 1250
型式ステレオプリメインアンププリメインアンプステレオプリメインアンププリメインアンプ
8Ω出力80W+80W(20Hz~20kHz)80W+80W(20Hz~20kHz)90W+90W(20Hz~20kHz)130W+130W(20Hz~20kHz)
4Ω出力100W+100W(20Hz~20kHz)115W+115W(20Hz~20kHz)
全高調波歪率0.03%0.1%以下(20Hz~20kHz)0.03%0.1%以下(20Hz~20kHz)
混変調歪率0.03%0.15%以下(20Hz~20kHz)0.03%0.1%以下(20Hz~20kHz)
周波数特性20Hz~20kHz +0、-0.2dB20Hz~20kHz ±1.0dB20Hz~20kHz +0、-0.2dB20Hz~20kHz ±0.25dB
ダンピングファクター6045以上(8Ω負荷)6065以上(8Ω負荷)
Phono入力フォノMM:1.8mV/47kΩPhono:1.8mV/47kΩフォノMM:1.8mV/47kΩPhono:1.8mV/47kΩ
フィルターLow:15Hz、18dB/oct
High:9kHz、18dB/oct
High:9kHz
Low:30Hz
サブソニック:10Hz
Low:15Hz、18dB/oct
High:9kHz、18dB/oct
High:9kHz
Low:30Hz
消費電力190W250W240W450W
外形寸法幅416x高さ146x奥行316mm幅390x高さ146x奥行315mm幅416x高さ146x奥行316mm幅390x高さ146x奥行316mm
重量14kg15kg15kg18.5kg

Marantz Model 1152とMarantz Model 1150との比較

Marantz Model 1152とMarantz Model 1150との比較は以下の通りです。

  • 8Ω出力:Model 1152とModel 1150はいずれも80W+80Wです。20Hz~20kHz条件では同じです。
  • 全高調波歪率:Model 1152は0.03%、Model 1150は0.1%以下です。数値ではModel 1152が低いです。
  • 4Ω出力:Model 1152は100W+100W、Model 1150は―です。4Ω出力の記載ではModel 1152が具体的です。
  • 消費電力:Model 1152は190W、Model 1150は250Wです。数値ではModel 1150が大きいです。
  • 重量:Model 1152は14kg、Model 1150は15kgです。重量ではModel 1150が重いです。

Marantz Model 1152とMarantz Model 1180との比較

Marantz Model 1152とMarantz Model 1180との比較は以下の通りです。

  • 8Ω出力:Model 1152は80W+80W、Model 1180は90W+90Wです。20Hz~20kHz条件ではModel 1180が大きいです。
  • 4Ω出力:Model 1152は100W+100W、Model 1180は115W+115Wです。4Ω条件ではModel 1180が大きいです。
  • 全高調波歪率:Model 1152とModel 1180はいずれも0.03%です。数値は同じです。
  • フィルター:Model 1152とModel 1180はいずれもLow 15Hz、High 9kHz、18dB/octです。フィルター構成は同じです。
  • 重量:Model 1152は14kg、Model 1180は15kgです。重量ではModel 1180が重いです。

Marantz Model 1152とMarantz Model 1250との比較

Marantz Model 1152とMarantz Model 1250との比較は以下の通りです。

  • 8Ω出力:Model 1152は80W+80W、Model 1250は130W+130Wです。20Hz~20kHz条件ではModel 1250が大きいです。
  • 全高調波歪率:Model 1152は0.03%、Model 1250は0.1%以下です。数値ではModel 1152が低いです。
  • ダンピングファクター:Model 1152は60、Model 1250は65以上です。数値ではModel 1250が大きいです。
  • 消費電力:Model 1152は190W、Model 1250は450Wです。数値ではModel 1250が大きいです。
  • 重量:Model 1152は14kg、Model 1250は18.5kgです。重量ではModel 1250が重いです。

Marantz Model 1152とヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

Marantz Model 1152は8Ωで80W+80W、4Ωで100W+100Wの定格出力を持つプリメインアンプです。ここではフォノ119dB、トライトーン、15Hz/9kHzフィルターを活かして鳴らしたいスピーカーとして、SONY SS-G5、Pioneer HPM-100、KEF Model104aB(SP1038)を取り上げます。

Marantz Model 1152とSONY SS-G5との組み合わせ

  • 互換性:SS-G5はインピーダンス8Ω、定格最大入力80W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル93dB/W/mです。Model 1152は8Ωで80W+80Wのため、定格最大入力80Wを目安に、音量を控えめから合わせる音量管理が大切です。
  • 音質の向上:SS-G5は3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型で、30cmコーン型、8cmバランスドライブ型、2.5cmドーム型を搭載しています。再生周波数帯域は35Hz~20000Hz、クロスオーバー周波数は600Hz、5500Hzです。Model 1152のMid 700Hzを使うと、600Hz付近の中域の厚みを整えやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンルジャズ、フュージョン、ボーカルに向いています。93dB/W/mの反応を活かし、細かな音量変化と中域の見通しを楽しめます。

Marantz Model 1152とPioneer HPM-100との組み合わせ

  • 互換性:HPM-100はインピーダンス8Ω、許容入力は―、最大入力100W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル92.5dB/W/mです。Model 1152は8Ωで80W+80Wのため、最大入力100Wの範囲を意識し、低域の張りを聴きながら音量を決める使い方が合います。
  • 音質の向上:HPM-100は4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型で、30cmコーン型、10cmコーン型、4.5cmコーン型、ハイポリマー型を搭載しています。再生周波数帯域は30Hz~25000Hz、クロスオーバー周波数は3000Hz、4000Hz、12000Hzです。Model 1152のHighフィルターとTrebleを使うと、超高域側の明るさを整えやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンルロック、ソウル、ポップスに向いています。92.5dB/W/mの出力音圧レベルと30cmウーファーの量感を活かし、リズムの押し出しを楽しめます。

Marantz Model 1152とKEF Model104aB(SP1038)との組み合わせ

  • 互換性:Model104aBはインピーダンス8Ω、最大入力100W、推奨アンプ出力15W~100W/ch(8Ω)、出力音圧レベル96dB/12.5W/mです。Model 1152は8Ωで80W+80Wのため、推奨アンプ出力15W~100W/ch(8Ω)の範囲内で、自然な音量から合わせる音量管理がしやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:Model104aBは2ウェイ・2スピーカー・ブックシェルフ型・パッシブラジエーター方式で、20cmコーン型B200、T27ドーム型、32x21cmパッシブラジエーターBD139を搭載しています。周波数特性は50Hz~20kHz ±2dB、周波数範囲は30Hz~30kHz、クロスオーバー周波数は3kHzです。Model 1152のBassとLowフィルターを使うと、パッシブラジエーター方式の低域を整えやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンルクラシック、室内楽、アコースティックに向いています。50Hz~20kHz ±2dBのまとまりを活かし、弦や声の輪郭を落ち着いた音量で楽しめます。

Marantz Model 1152は、80W+80Wの出力、フォノ119dB、トライトーンコントロールを備えた、レコード再生と音色調整を両立しやすいプリメインアンプです。4Ω出力も示されているため、スピーカー選びの幅を取りやすい一台です。

音量を丁寧に合わせながら、Midやフィルターで部屋とのバランスを整えると、ヴィンテージスピーカーの持ち味を引き出しやすくなります。派手さだけでなく、細かな音作りを楽しみたい人に向いたモデルです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

詳細スペック一覧

型式ステレオプリメインアンプ
定格出力(20Hz~20kHz、両ch駆動)80W+80W(8Ω)
100W+100W(4Ω)
周波数特性(20Hz~20kHz)+0、-0.2dB
全高調波歪率0.03%
混変調歪率0.03%
ダンピングファクター60
入力感度/インピーダンスメインアンプ入力:1.5V/30kΩ
フォノMM:1.8mV/47kΩ
マイク:1.8mV/47kΩ
高レベル:180mV/25kΩ
定格出力/インピーダンスPre Out:1.5V/200Ω
RIAA偏差(20Hz~20kHz)±0.2dB
入力等価雑音0.32μV(フォノ・IHF-A)
ダイナミックレンジ(フォノ)119dB
トーンコントロール特性bass(100Hz):±10dB
mid(700Hz):±6dB
treble(10kHz):±10dB
フィルターLow:15Hz、18dB/oct
High:9kHz、18dB/oct
消費電力190W(電気用品取締法)
電源100V、50Hz/60Hz
外形寸法幅416x高さ146x奥行316mm
重量14kg
別売標準ウォールナットキャビネット WC-110(¥7,000)
標準マホガニーキャビネット WC-110N(¥12,000)
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