この記事の概要
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Marantz PM4000は、1999年11月に発売されたプリメインアンプです。
本記事では、その魅力を特徴やおすすめのヴィンテージ音楽機器との組み合わせなど、徹底解説します。

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Marantz PM4000の概要と特徴

| Marantz PM4000の簡易スペック | |
|---|---|
| 型式 | プリメインアンプ |
| 発売時期 | 1999年11月 |
| 定価 | オープン価格 |
| 定格出力 | 50W+50W(4Ω) 40W+40W(6Ω) 30W+30W(8Ω) |
| 全高調波歪率 | 0.03% |
| 重量 | 6.0kg |
Marantz PM4000は、4Ωで50W+50W、6Ωで40W+40W、8Ωで30W+30Wの定格出力を持つプリメインアンプです。
ダイナミックパワーは4Ωで70W+70W、6Ωで60W+60W、8Ωで50W+50W。コンパクトな筐体に、フォノ入力やCD-R/MD端子までまとめた実用的なMarantzアンプとして楽しめます。
特徴①|4Ωから8Ωまで確認できる定格出力

PM4000は小型スピーカーと合わせやすいですか?
はい。定格出力は4Ωで50W+50W、6Ωで40W+40W、8Ωで30W+30Wです。
4Ω、6Ω、8Ωの出力値がそろっているため、ブックシェルフ型スピーカーのインピーダンスを見ながら組み合わせを考えやすいアンプです。
特徴②|トーンディフィートとラウドネスを搭載
PM4000はトーンディフィート回路とラウドネスコントロールを搭載しています。周波数特性はCD、ソースダイレクトで10Hz~100kHz +0 -3dBです。素直に聴く方向と、低音量時に補正する方向を選べるところが日常使いで便利です。
特徴③|Phono MMとCD-R/MD専用端子
PM4000は、レコードと録音機器を含めた接続がしやすい構成です。入力端子はライン入力3系統、テープ入力1系統、Phono入力1系統、CD-R/MD入力1系統です。出力端子はテープ出力1系統、CD-R/MD出力1系統、スピーカー2系統、ヘッドホン1系統です。Phono MMとCD-R/MD端子を備えた入出力構成が、PM4000の使いやすい部分です。
- Phono MMの入力感度は2.5mV/47kΩです。
- High Levelの入力感度は150mV/20kΩです。
- Phono MMのSN比は86dBです。
- High LevelのSN比は96dBです。
特徴④|2系統スピーカー端子と6.0kgの筐体



設置しやすいサイズ感ですか?
外形寸法は幅440x高さ116x奥行345mm、重量は6.0kgです。
スピーカー端子は2系統で、ヘッドホン出力も1系統あります。横幅440mmの標準サイズながら高さ116mmに収まるため、ラックの高さに余裕が少ない環境にも取り入れやすい一台です。
Marantz PM4000と他のヴィンテージアンプとの比較


ここでは、Marantz PM4000と、同じMarantzのヴィンテージアンプ3機種を比較します。対象はMarantz PM4200、Marantz PM4400、Marantz PM4001です。
| 項目 | Marantz PM4000 | Marantz PM4200 | Marantz PM4400 | Marantz PM4001 |
|---|---|---|---|---|
| 型式 | プリメインアンプ | プリメインアンプ | プリメインアンプ | プリメインアンプ |
| 発売時期 | 1999年11月 | 2001年6月 | 2003年10月 | 2005年9月 |
| 定格出力 | 50W+50W(4Ω) 40W+40W(6Ω) 30W+30W(8Ω) | 50W+50W(4Ω) 40W+40W(6Ω) 30W+30W(8Ω) | 50W+50W(4Ω) 40W+40W(6Ω) 30W+30W(8Ω) | 55W+55W(4Ω) ― 40W+40W(8Ω) |
| ダイナミックパワー | 70W+70W(4Ω) 60W+60W(6Ω) 50W+50W(8Ω) | 70W+70W(4Ω) 60W+60W(6Ω) 50W+50W(8Ω) | 70W+70W(4Ω) 60W+60W(6Ω) 50W+50W(8Ω) | 80W+80W(4Ω) ― 55W+55W(8Ω) |
| 全高調波歪率 | 0.03%(20Hz~20kHz、8Ω負荷) | 0.03%(20Hz~20kHz、8Ω負荷) | 0.03%(20Hz~20kHz、8Ω負荷) | 0.03%(20Hz~20kHz、両ch駆動、8Ω負荷、35W) |
| 周波数特性 | CD、ソースダイレクト:10Hz~100kHz +0 -3dB | CD、ソースダイレクト:10Hz~100kHz +0 -3dB | CD、トーンディフィート:10Hz~100kHz +0 -3dB | CD:10Hz~100kHz +0 -3dB |
| SN比 | Phono MM:86dB High Level:96dB | Phono MM:86dB High Level:96dB | Phono MM:88dB High Level:96dB | Phono MM:83dB High Level:87dB |
| 消費電力 | 100W | 100W | 100W | 100W 0.7W(待機時) |
| 外形寸法 | 幅440x高さ116x奥行345mm | 幅440x高さ116x奥行345mm | 幅440x高さ116x奥行343mm | 幅440x高さ117x奥行341mm |
| 重量 | 6.0kg | 6.0kg | 6.0kg | 6.6kg |
Marantz PM4000とMarantz PM4200との比較
Marantz PM4000とMarantz PM4200との比較は以下の通りです。
- 定格出力:PM4000は4Ωで50W+50W、6Ωで40W+40W、8Ωで30W+30Wです。PM4200も同じ数値です。
- ダイナミックパワー:PM4000は4Ωで70W+70W、6Ωで60W+60W、8Ωで50W+50Wです。PM4200も同じ数値です。
- 全高調波歪率:PM4000は0.03%、PM4200も0.03%です。数値は同じです。
- 入出力:PM4000はCD-R/MD入力と出力を備えます。PM4200はCD-R入力、CD-R出力、MD/Tape出力を備えます。
- 重量:PM4000は6.0kg、PM4200も6.0kgです。重量は同じです。
Marantz PM4000とMarantz PM4400との比較
Marantz PM4000とMarantz PM4400との比較は以下の通りです。
- 定格出力:PM4000は4Ωで50W+50W、6Ωで40W+40W、8Ωで30W+30Wです。PM4400も同じ数値です。
- 出力帯域幅:PM4000は―、PM4400は10Hz~50kHz(8Ω負荷、0.03%)です。
- ダンピングファクター:PM4000は―、PM4400は60(8Ω負荷、20Hz~20kHz)です。
- Phono MM SN比:PM4000は86dB、PM4400は88dBです。数値ではPM4400が高いです。
- 奥行:PM4000は345mm、PM4400は343mmです。奥行はPM4000が長いです。
Marantz PM4000とMarantz PM4001との比較
Marantz PM4000とMarantz PM4001との比較は以下の通りです。
- 4Ω出力:PM4000は50W+50W、PM4001は55W+55Wです。4Ω条件ではPM4001が大きいです。
- 8Ω出力:PM4000は30W+30W、PM4001は40W+40Wです。8Ω条件でもPM4001が大きいです。
- ダンピングファクター:PM4000は―、PM4001は100(8Ω負荷、20Hz~10kHz)です。
- High Level SN比:PM4000は96dB、PM4001は87dBです。数値ではPM4000が高いです。
- 重量:PM4000は6.0kg、PM4001は6.6kgです。重量ではPM4001が重いです。
Marantz PM4000とヴィンテージスピーカーとの組み合わせ


Marantz PM4000は、4Ωで50W+50W、6Ωで40W+40W、8Ωで30W+30Wの定格出力を持つアンプです。ここでは小型から中型のブックシェルフを中心に、入力値と能率に合わせて音量を整える組み合わせとして、B&W DM303、DENON SC-E727、INFINITY Reference 10を取り上げます。
Marantz PM4000とB&W DM303との組み合わせ
- 互換性:DM303は定格インピーダンス8Ω、許容入力は―、推奨アンプ出力25W~100W、出力音圧レベル88dB/2.83V/mです。PM4000は8Ωで30W+30Wのため、推奨アンプ出力25W~100Wの範囲を意識し、控えめな音量から合わせる音量管理が向いています。
- 音質の向上:DM303は2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型で、16cmコーン型と2.6cmドーム型を搭載しています。周波数特性は52Hz~30kHz -6dB、72Hz~20kHz ±3dB、クロスオーバー周波数は4kHzです。PM4000のソースダイレクトと合わせると、フローポートを備えた小型バスレフの低域と明るい高域を楽しみやすくなります。
- おすすめの音楽ジャンル:ポップス、ボーカル、アコースティックに向いています。小型ブックシェルフらしい軽快さを活かし、リビングやデスク寄りの距離で聴きやすい組み合わせです。
Marantz PM4000とDENON SC-E727との組み合わせ
- 互換性:SC-E727は入力インピーダンス6Ω、最大入力100W(EIAJ)、許容入力は―、推奨アンプ出力は―、平均出力音圧レベル88dB/W/mです。PM4000は6Ωで40W+40Wのため、最大入力100Wを確認しつつ、音量を段階的に整える音量管理ができます。
- 音質の向上:SC-E727は2ウェイ・3スピーカー・P.P.D.D.方式・ブックシェルフ型で、14.5cmコーン型x2と2.5cmドーム型を搭載しています。周波数特性は33Hz~45kHzで、平均出力音圧レベルは88dB/W/mです。PM4000と合わせることで、小型ながら低域の厚みを狙ったP.P.D.D.方式の鳴り方を楽しめます。
- おすすめの音楽ジャンル:J-POP、フュージョン、映画音楽に向いています。6Ωで40W+40Wの出力と、14.5cmウーファー2基の構成を活かし、ほどよい低域感を作りやすい組み合わせです。
Marantz PM4000とINFINITY Reference 10との組み合わせ
- 互換性:Reference 10はインピーダンス6Ω、許容入力75W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル90dB/W/mです。PM4000は6Ωで40W+40Wのため、許容入力75Wを目安に、急な大音量を避けて合わせる音量管理が大切です。
- 音質の向上:Reference 10は2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型で、16.2cmコーン型と1.9cmドーム型を搭載しています。周波数帯域は55Hz~25kHz ±2.5dB、クロスオーバー周波数は4.5kHzです。PM4000と合わせると、密閉方式のまとまりと90dB/W/mの反応を活かし、輪郭のある再生を楽しめます。
- おすすめの音楽ジャンル:ジャズ、ソウル、ブルースに向いています。16.2cmウーファーとポリドームの組み合わせを活かし、声やベースラインの質感を落ち着いて聴けます。
Marantz PM4000は、4Ω、6Ω、8Ωの定格出力が確認できる扱いやすいプリメインアンプです。小型から中型のブックシェルフ型スピーカーと合わせる場合は、入力値と能率を見ながら小さめの音量から整えると落ち着いて楽しめます。
Phono MM、CD-R/MD入出力、2系統スピーカー端子を備えているため、CD、レコード、録音機器を含めたシステムにも取り入れやすい一台です。軽快なサイズ感で、日常の音楽再生に使いやすいプリメインアンプです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
詳細スペック一覧
| 型式 | プリメインアンプ |
| 定格出力(20Hz~20kHz、両ch同時駆動) | 50W+50W(4Ω) 40W+40W(6Ω) 30W+30W(8Ω) |
| ダイナミックパワー | 70W+70W(4Ω) 60W+60W(6Ω) 50W+50W(8Ω) |
| 全高調波歪率 | 0.03%(20Hz~20kHz、8Ω負荷) |
| 混変調歪率(SMPTE) | 0.015% |
| 周波数特性(CD、ソースダイレクト) | 10Hz~100kHz +0 -3dB |
| 入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/47kΩ High Level:150mV/20kΩ |
| Phono最大許容入力(1kHz) | MM:170mV |
| RIAA偏差(20Hz~20kHz) | 20Hz -3dB 40Hz~20kHz ±0.3dB |
| S/N比(Aウェイト補正) | Phono MM:86dB High Level:96dB |
| 入力端子 | ライン入力:3系統 テープ入力:1系統 Phono入力:1系統 CD-R/MD入力:1系統 |
| 出力端子 | テープ出力:1系統 CD-R/MD出力:1系統 スピーカー:2系統 ヘッドホン:1系統 |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 100W(電気用品安全法) |
| 最大外形寸法 | 幅440x高さ116x奥行345mm |
| 重量 | 6.0kg |
| 付属 | システムリモコン |
