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Technics SL-1200MK5を徹底解説!【ジンバルサスペンション方式のS字型アームを搭載】

この記事の概要

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Technics SL-1200MK5は、2002年11月1日にオープン価格、50,000円前後で発売されたレコードプレイヤーです。

ダイレクトドライブ、クォーツ制御、±8%ピッチ、ジンバルサスペンション方式のS字型アームを備え、SL-1200シリーズらしい操作性と安定した回転性能をまとめたモデルとして見られます。

本記事では、Technics SL-1200MK5の特徴、他のヴィンテージレコードプレーヤーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせを整理します。

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目次

Technics SL-1200MK5の概要と特徴

Technics SL-1200MK5の簡易スペック
型式レコードプレイヤー
発売時期2002年11月1日
価格オープン価格(50,000円前後)
駆動方式ダイレクトドライブ
回転数33・1/3、45rpm
ワウフラッター0.01%(W.R.M.S. FG直読)
0.025%(W.R.M.S.JISC5521)
重量11.7kg

▼ 詳しいスペックはこちら

SL-1200MK5は、クォーツ制御のダイレクトドライブ機です。起動トルクは1.5kg・cm、ワウフラッターは0.01%(W.R.M.S. FG直読)で、全周積分型FGによる安定した回転検出を持つモデルです。

特徴①|ダイレクトドライブとクォーツ制御

SL-1200MK5は回転性能を重視したモデルですか?

はい。SL-1200MK5はダイレクトドライブ方式とクォーツ制御を採用しています。起動トルクは1.5kg・cmで、ワウフラッターは0.01%(W.R.M.S. FG直読)、0.025%(W.R.M.S.JISC5521)です。起動の速さと回転精度を両立した設計といえます。

特徴②|センタークリックをなくした±8%ピッチ

回転数微調範囲は±8%です。SL-1200MK5ではピッチコントロールスライダーのセンタークリックをなくし、スムーズな操作を意識した仕様になっています。さらにピッチコントロールを解除できるリセットスイッチも備え、ピッチ操作と定速復帰を使い分けやすい構成です。

特徴③|針圧4.0gまで対応するS字型アーム

  • トーンアーム:ユニバーサルS字形スタチックバランスジンバルサスペンション方式です。
  • 回転軸感度:7mg以下(水平・垂直初動感度)です。
  • 針圧調整範囲:0g~4.0gです。
  • 適用カートリッジ質量:3.5g~13gです。

シェル質量は7.5gで、補助ウェイト使用時は9.5g~13g、シェルウェイト使用時は3.5g~6.5gに対応します。アーム高さ調節範囲は6mmです。

特徴④|三層構造キャビネットと白色系LED

SL-1200MK5は操作環境にも配慮されていますか?

はい。キャビネットは三層構造で、上部にアルミダイカスト、ボトムにTNRCと特殊重量級ゴムを用いています。さらにポップアップ式スタイラスイルミネーションには高輝度白色系LEDを採用し、暗い場所でも針先を確認しやすい仕様です。

設置寸法と重量

外形寸法は幅453x高さ162x奥行353mm、重量は11.7kgです。奥行353mmで置きやすく、重量も十分にあるため、安定したラックや台に設置したいモデルです。

Technics SL-1200MK5と他のヴィンテージレコードプレーヤーとの比較

ここでは、Technics SL-1200MK5と、同じSL-1200シリーズのヴィンテージレコードプレーヤー3機種を定格値で並べます。

項目Technics SL-1200MK5Technics SL-1200MK3Technics SL-1200MK4Technics SL-1200MK5G
発売時期/価格2002年11月1日/オープン価格(50,000円前後)1989年10月/69,800円1998年頃/85,000円2002年11月1日/オープン価格(70,000円前後)
型式レコードプレイヤーレコードプレイヤーレコードプレイヤーレコードプレイヤー
駆動方式ダイレクトドライブダイレクトドライブダイレクトドライブダイレクトドライブ
制御方式クォーツ制御クォーツ制御クォーツ制御クォーツ制御
回転数33・1/3、45rpm33・1/3、45rpm33・1/3、45、78rpm33・1/3、45rpm
回転数微調範囲±8%±8%(連続可変)±8%(連続可変)±8%、±16%
起動トルク1.5kg・cm1.5kg・cm1.5kg・cm
ワウフラッター0.01%(W.R.M.S. FG直読)
0.025%(W.R.M.S.JISC5521)
0.01%W.R.M.S.(FG直読)
0.025%W.R.M.S.(JISC5521)
0.01%(W.R.M.S. FG直読)
0.025%(W.R.M.S.JISC5521)
0.01%(W.R.M.S. FG直読)
0.025%(W.R.M.S.JISC5521)
S/N比78dB DIN-B(IEC98A weighted)78dB(DIN-B、IEC98A weighted)78dB DIN-B(IEC98A weighted)78dB DIN-B(IEC98A weighted)
トーンアームユニバーサルS字形スタチックバランスジンバルサスペンション方式ユニバーサルS字形スタチックバランスジンバルサスペンション方式ユニバーサルS字形スタチックバランスジンバルサスペンション方式(水平加重調整機構付き)
針圧調整範囲0g~4.0g0g~4.0g0g~4.0g
消費電力11.0W13.5W14.5W11.0W
外形寸法幅453x高さ162x奥行353mm幅453x高さ162x奥行360mm幅453x高さ162x奥行360mm幅453x高さ162x奥行353mm
重量11.7kg12.5kg12.5kg11.7kg

Technics SL-1200MK5とTechnics SL-1200MK3の比較

Technics SL-1200MK5とTechnics SL-1200MK3との比較は以下の通りです。

  • 回転系:どちらもダイレクトドライブ、クォーツ制御で、基本的な駆動方式は同じです。
  • ピッチ調整:SL-1200MK5は±8%、SL-1200MK3は±8%連続可変で、可変幅の数値は同じです。
  • 消費電力:SL-1200MK5は11.0W、SL-1200MK3は13.5Wで、消費電力はSL-1200MK5が小さいです。
  • 重量:SL-1200MK5は11.7kg、SL-1200MK3は12.5kgで、SL-1200MK3の方がやや重いです。

Technics SL-1200MK5とTechnics SL-1200MK4の比較

Technics SL-1200MK5とTechnics SL-1200MK4との比較は以下の通りです。

  • 回転数:SL-1200MK5は33・1/3、45rpm、SL-1200MK4は33・1/3、45、78rpmで、SP盤対応の回転数はSL-1200MK4にあります
  • 針圧調整範囲:どちらも0g~4.0gで、トーンアームの針圧範囲は同じです。
  • 消費電力:SL-1200MK5は11.0W、SL-1200MK4は14.5Wで、消費電力はSL-1200MK5が小さいです。
  • 外形寸法:SL-1200MK5は奥行353mm、SL-1200MK4は奥行360mmで、SL-1200MK5の方が少し浅いです。

Technics SL-1200MK5とTechnics SL-1200MK5Gの比較

Technics SL-1200MK5とTechnics SL-1200MK5Gとの比較は以下の通りです。

  • ピッチ調整:SL-1200MK5は±8%、SL-1200MK5Gは±8%、±16%で、可変幅はSL-1200MK5Gが広いです。
  • トーンアーム:SL-1200MK5Gは水平加重調整機構付きで、SL-1200MK5は通常のジンバルサスペンション方式のため、機構面はSL-1200MK5Gが多機能です。
  • 寸法と重量:どちらも幅453x高さ162x奥行353mm、11.7kgで、設置条件は同じです。
  • 価格目安:SL-1200MK5は50,000円前後、SL-1200MK5Gは70,000円前後で、発売時の価格目安はSL-1200MK5が低いです。

Technics SL-1200MK5とヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ

Technics SL-1200MK5は、カートリッジを組み合わせて使うレコードプレイヤーです。ここでは、適用カートリッジ質量、針圧調整範囲、アンプ側のPhono入力を見ながら、ヴィンテージプリメインアンプ3機種との組み合わせを考えます。

Technics SL-1200MK5とTechnics SU-V7との組み合わせ

  • 互換性:SL-1200MK5は適用カートリッジ質量3.5g~13g、針圧調整範囲0g~4.0gです。SU-V7はPhono MM 2.5mV/47kΩ、Phono MC 170μV/220Ωで、MM/MCカートリッジの選択肢を持たせやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:SL-1200MK5はワウフラッター0.01%(W.R.M.S. FG直読)、S/N比78dBです。SU-V7はPhono MMのS/N比86dB、RIAA偏差±0.5dBで、同ブランド系のレコード再生をまとめやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:DDの安定感と80W+80W(8Ω)を活かして、ロック、ジャズ、フュージョン、シティポップを輪郭のある音で楽しみたい人に合います。

Technics SL-1200MK5とSANSUI AU-D607Xとの組み合わせ

  • 互換性:SL-1200MK5はシェル質量7.5g、適用カートリッジ質量3.5g~13gです。AU-D607XはPhono MM 2.5mV/47kΩ、High MC 2.5mV/100Ω、MC 300μV/100Ωで、カートリッジ種別に合わせた入力選択がしやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:SL-1200MK5はクォーツ制御と1.5kg・cmの起動トルクを持ちます。AU-D607XはRIAA偏差20Hz~300kHz ±0.2dB、Phono MMのS/N比88dBで、フォノ段の定格が細かく示されたアンプとして合わせやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:90W+90W(8Ω)と安定したDD回転を活かして、ソウル、ロック、ブラス入りジャズ、ライブ盤に向きます。

Technics SL-1200MK5とDENON PMA-1500AEとの組み合わせ

  • 互換性:SL-1200MK5は針圧調整範囲0g~4.0g、適用カートリッジ質量3.5g~13gです。PMA-1500AEはPhono MM 2.5mV/47kΩ、Phono MC 0.2mV/100Ωで、一般的なMM/MCカートリッジを組み込みやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:SL-1200MK5はS/N比78dB、ワウフラッター0.025%(W.R.M.S.JISC5521)です。PMA-1500AEはPhono MMのRIAA偏差20Hz~20kHz ±0.5dB、S/N比89dBで、フォノMM入力の数値を活かした再生を狙えます。
  • おすすめの音楽ジャンル:70W+70W(8Ω)とSL-1200MK5の操作性を活かして、ポップス、AOR、クラブ系、現代的なリマスター盤まで幅広く楽しみたい人に合います。

Technics SL-1200MK5は、SL-1200シリーズの基本性能を引き継ぎながら、ピッチ操作やイルミネーションなどの操作面も整えたレコードプレイヤーです。

カートリッジの質量、針圧、アンプ側のPhono入力を合わせて選ぶと、SL-1200MK5の安定した回転と扱いやすい操作性を活かしやすくなります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Technics SL-1200MK5の詳細スペック一覧

項目内容
型式レコードプレイヤー
駆動方式ダイレクトドライブ
制御方式クォーツ制御
回転数33・1/3、45rpm
回転数微調範囲±8%
起動トルク1.5kg・cm
ワウフラッター0.01%(W.R.M.S. FG直読)
0.025%(W.R.M.S.JISC5521)
S/N比78dB DIN-B(IEC98A weighted)
トーンアームユニバーサルS字形スタチックバランスジンバルサスペンション方式
回転軸感度7mg以下(水平・垂直初動感度)
アーム高さ調節範囲6mm
針圧調整範囲0g~4.0g
シェル質量7.5g
適用カートリッジ質量3.5g~13g
9.5g~13g(補助ウェイト使用時)
3.5g~6.5g(シェルウェイト使用時)
電源AC100V、50Hz/60Hz
消費電力11.0W
外形寸法幅453x高さ162x奥行353mm
重量11.7kg
付属ダストカバー
ヘッドシェル
EPアダプター
ポリシート
ディスクスリップシート
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