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Technics(テクニクス) RS-AZ7を徹底解説!【アモルファス-Zヘッド搭載】

この記事の概要

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Technics RS-AZ7は、1996年頃に発売されたカセットデッキです。

本記事では、その魅力を特徴やおすすめのヴィンテージ音楽機器との組み合わせなど、徹底解説します。

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目次

Technics RS-AZ7の概要と特徴

Technics RS-AZ7の簡易スペック
型式カセットデッキ
発売時期1996年頃
定価59,800円
ヘッド録音:パーマロイ
再生:アモルファス-Z
消去:ダブルギャップフェライト
周波数特性ノーマル:20Hz~17kHz ±3dB
ハイポジ:20Hz~18kHz ±3dB
メタル:20Hz~23kHz ±3dB
重量4.2kg

▼ 詳しいスペックはこちら

Technics RS-AZ7は、再生用にアモルファス-Zヘッドを搭載したカセットデッキです。周波数特性はノーマルで20Hz~17kHz、ハイポジで20Hz~18kHz、メタルで20Hz~23kHzです。薄膜ヘッド技術とATCを組み合わせ、録音済みテープも自分で録るテープも楽しみやすいモデルです。

特徴①|アモルファス-Z再生ヘッドを搭載

RS-AZ7のいちばん大きな特徴はヘッドですか?

はい。ヘッドは録音がパーマロイ、再生がアモルファス-Z、消去がダブルギャップフェライトです。再生専用にアモルファス-Zヘッドを使っているため、録音済みテープを丁寧に再生したい人にも注目しやすい仕様です。

特徴②|メタルテープで20Hz~23kHz

メタルポジションの広い帯域

周波数特性は、ノーマルで20Hz~17kHz ±3dB、ハイポジで20Hz~18kHz ±3dB、メタルで20Hz~23kHz ±3dBです。メタルテープ使用時に23kHzまで伸びるところが、RS-AZ7のスペック上の見どころです。

特徴③|ATCで4ポイントを自動調整

録音派にうれしいのが、ATC(オートテープキャリブレーション)です。400Hz、3kHz、10kHz、15kHzの4ポイントで特性を検知し、バイアス調整、録音イコライザー、録音レベル調整を行う機能です。テープごとの癖を自動で合わせて録音しやすいのが、RS-AZ7の実用的な部分です。

特徴④|ドルビーB/CとHX-PROを搭載

ノイズリダクション系の機能もありますか?

あります。S/N比はハイポジションテープでNR offが62dB、ドルビーB NR onが71dB、ドルビーC NR onが78dBです。さらにドルビーHX-PROも搭載されています。録音時の高域特性とノイズ感を整えたい時に役立つ構成です。

特徴⑤|500mV/500Ωのライン出力

  • 入力感度/インピーダンスは100mV/47kΩです。
  • 出力電圧/インピーダンスは500mV/500Ωです。
  • 外形寸法は幅430x高さ125x奥行290mmです。

重量は4.2kg、消費電力は19Wです。大型高級機ほどの重さではありませんが、ライン出力は500mV/500Ωで、アンプのAUXやTape入力へ接続しやすい値です。現代のラックにも収めやすいサイズ感もRS-AZ7の扱いやすさです。

Technics RS-AZ7と他のヴィンテージカセットデッキとの比較

ここでは、Technics RS-AZ7と、ヴィンテージカセットデッキ3機種を比較します。対象はTechnics RS-B965、Technics RS-B900、Technics RS-M85です。

項目Technics RS-AZ7Technics RS-B965Technics RS-B900Technics RS-M85
型式カセットデッキカセットデッキカセットデッキステレオカセットデッキ
発売時期1996年頃1990年頃1991年頃1978年頃
定価59,800円69,500円100,000円138,000円
ヘッド録音:パーマロイ
再生:アモルファス-Z
消去:ダブルギャップフェライト
録音/再生:アモルファスコンビネーションヘッドx1
消去:センダストガード付フェライトヘッドx1
録音/再生:アモルファスコンビネーション
消去:センダストガード付フェライト
録再用:SXセンダストヘッド
消去用:ダブルギャップフェライト
ワウフラッター±0.14%(W peak、EIAJ)
0.07%(W.R.M.S)
0.03%(W.R.M.S)
±0.05%(Wpeak、EIAJ)
±0.05%(W peak、EIAJ)
0.03%(W.R.M.S)
0.03%WRMS
周波数特性ノーマル:20Hz~17kHz ±3dB
ハイポジ:20Hz~18kHz ±3dB
メタル:20Hz~23kHz ±3dB
ノーマル(ED):20Hz~18kHz±3dB
CrO2:20Hz~20kHz±3dB
メタル:20Hz~21kHz±3dB
ノーマル:20Hz~18kHz ±3dB
CrO2:20Hz~19kHz ±3dB
メタル:20Hz~21kHz ±3dB
Normal:20Hz~16kHz
CrO2:20Hz~18kHz
S/N比NR off:62dB(WTD)
58dB(EIAJ)
ドルビーB NR on:71dB(WTD)
ドルビーC NR on:78dB(WTD)
NR off:57dB(WTD)
Dolby B NR in:66dB(CCIR)
Dolby C NR in:74dB(CCIR)
NR off:57dB(AWTD)
ドルビーB NR on:66dB(CCIR)
ドルビーC NR on:74dB(CCIR)
dbx on:92dB(AWTD)
58dB(XAテープ、ピークレベル)
Dolby NR in:10dB改善(5kHz)
消費電力19W23W23W約33W
外形寸法幅430x高さ125x奥行290mm幅430x高さ135x奥行290mm幅483x高さ141x奥行290mm幅450x高さ97x奥行403mm
重量4.2kg6.4kg7.5kg約10.5kg

Technics RS-AZ7とTechnics RS-B965との比較

Technics RS-AZ7とTechnics RS-B965との比較は以下の通りです。

  • ヘッド:RS-AZ7は再生にアモルファス-Z、RS-B965は録音/再生にアモルファスコンビネーションヘッドを採用しています。再生ヘッドの個性ではRS-AZ7が独自性を持つ構成です。
  • メタル帯域:RS-AZ7は20Hz~23kHz、RS-B965は20Hz~21kHzです。メタルの高域側ではRS-AZ7が広いです。
  • ワウフラッター:RS-AZ7は0.07%(W.R.M.S)、RS-B965は0.03%(W.R.M.S)です。数値ではRS-B965が低いです。
  • 重量:RS-AZ7は4.2kg、RS-B965は6.4kgです。設置の軽さではRS-AZ7が軽いです。

Technics RS-AZ7とTechnics RS-B900との比較

Technics RS-AZ7とTechnics RS-B900との比較は以下の通りです。

  • ノイズリダクション:RS-AZ7はドルビーB/C、RS-B900はドルビーB/Cに加えてdbx onのS/N比92dBが記載されています。dbxの記載ではRS-B900が多機能です。
  • メタル帯域:RS-AZ7は20Hz~23kHz、RS-B900は20Hz~21kHzです。メタルの高域側ではRS-AZ7が広いです。
  • 外形寸法:RS-AZ7は幅430mm、RS-B900は幅483mmです。横幅ではRS-AZ7が小さいです。
  • 定価:RS-AZ7は59,800円、RS-B900は100,000円です。価格ではRS-AZ7が低いです。

Technics RS-AZ7とTechnics RS-M85との比較

Technics RS-AZ7とTechnics RS-M85との比較は以下の通りです。

  • ヘッド:RS-AZ7は再生にアモルファス-Z、RS-M85はSXセンダストヘッドです。ヘッド素材の方向性は大きく異なる構成です。
  • 周波数特性:RS-AZ7はメタルで20Hz~23kHz、RS-M85はCrO2で20Hz~18kHzです。高域側の記載ではRS-AZ7が広いです。
  • 出力:RS-AZ7は500mV/500Ω、RS-M85はLine out 420mV/22kΩ以上です。出力電圧ではRS-AZ7が高いです。
  • 重量:RS-AZ7は4.2kg、RS-M85は約10.5kgです。重量ではRS-M85が重いです。

Technics RS-AZ7とヴィンテージアンプとの組み合わせ

Technics RS-AZ7は、出力電圧/インピーダンスが500mV/500Ωのカセットデッキです。ここでは、AUX、Tape、CD他などのライン入力を持つヴィンテージアンプと組み合わせます。

Technics RS-AZ7とPanasonic/Technics SU-VX800との組み合わせ

  • 互換性:RS-AZ7の出力は500mV/500Ω、SU-VX800のTuner、CD、Aux、Tape1/2入力は150mV/22kΩです。RS-AZ7の入力は100mV/47kΩなので、再生はAux/Tape入力、録音はTape系の接続を中心にまとめやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:RS-AZ7はメタルで20Hz~23kHz、ドルビーC NR onで78dBのS/N比を持ちます。SU-VX800はTuner、CD、Aux、Tape1/2で4Hz~150kHz +0 -3dB、20Hz~20kHz +0 -0.2dBです。カセット側の帯域をアンプ側が余裕を持って受けられます。
  • おすすめの音楽ジャンル90年代ポップス、シティポップ、フュージョン、録音済みカセットに合います。RS-AZ7のアモルファス-Z再生とSU-VX800の広帯域ライン入力で、明るく整理されたテープ再生を楽しめます。

Technics RS-AZ7とYAMAHA DSP-A1との組み合わせ

  • 互換性:RS-AZ7の出力は500mV/500Ω、DSP-A1のCD他入力は150mV/47kΩです。DSP-A1のRec outは150mV/1.0kΩなので、再生はCD他入力、録音系はRec outを使う構成が組めます。
  • 音質の向上:RS-AZ7はハイポジで20Hz~18kHz、メタルで20Hz~23kHzです。DSP-A1は20Hz~20kHz ±0.5dB、CD/LD他のS/N比は96dBです。HiFi DSPを控えめに使うと、カセット音源に空間の広がりを加えやすくなります。
  • おすすめの音楽ジャンル映画音楽、ライブ音源、環境音楽、ニューエイジに向いた組み合わせです。RS-AZ7のテープ再生にDSP-A1の音場処理を足すことで、映像ソフトやライブ録音の雰囲気を作りやすくなります。

Technics RS-AZ7とSANSUI AU-777Dとの組み合わせ

  • 互換性:RS-AZ7の出力は500mV/500Ω、AU-777DのTuner、AUX、Tape Mon(Pin)入力は140mV±3dB/100kΩです。AU-777DのTape Rec(Pin)は150mV±3dBなので、AUX/Tape Monで再生し、Tape Recから録音へ回す接続がしやすいです。
  • 音質の向上:RS-AZ7はノーマルで20Hz~17kHz、メタルで20Hz~23kHzです。AU-777Dはプリアンプ部で20Hz~70,000Hz +0.5 -1.5dB、Tuner/AUXのハム及び雑音は85dB以上です。古いプリメインらしい厚みと、RS-AZ7の伸びを合わせて楽しめます。
  • おすすめの音楽ジャンル歌謡曲、フォーク、ブルース、70年代ロックに合います。RS-AZ7の再生ヘッドの細かさに、AU-777Dの落ち着いた音色を合わせると、テープの温度感を出しやすくなります。

Technics RS-AZ7は、アモルファス-Zヘッド、ATC、ドルビーB/C、HX-PROを備えた、1990年代らしい高機能カセットデッキです。

テープの種類に合わせて録音・再生を整えながら、ヴィンテージアンプのライン入力へつなげば、カセットならではの質感を今の環境でも楽しめます。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Technics RS-AZ7の詳細スペック一覧

型式カセットデッキ
定価59,800円(1996年頃)
ヘッド録音:パーマロイ
再生:アモルファス-Z
消去:ダブルギャップフェライト
ワウフラッター±0.14%(W peak、EIAJ)
0.07%(W.R.M.S)
周波数特性ノーマル:20Hz~17kHz ±3dB
ハイポジ:20Hz~18kHz ±3dB
メタル:20Hz~23kHz ±3dB
S/N比(ハイポジションテープ)NR off:62dB(WTD、315Hz、3%3次歪率)
58dB(EIAJ)
ドルビーB NR on:71dB(WTD、315Hz、3%3次歪率)
ドルビーC NR on:78dB(WTD、315Hz、3%3次歪率)
入力感度/インピーダンス100mV/47kΩ
出力電圧/インピーダンス500mV/500Ω
電源AC100V、50Hz/60Hz
消費電力19W
外形寸法幅430x高さ125x奥行290mm
重量4.2kg
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