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Technics(テクニクス) SL-220を徹底解説!【B.FGサーボを採用したベルトドライブ】

この記事の概要

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Technics SL-220は、B.FGサーボを採用したベルトドライブのレコードプレーヤーシステムです。

本記事では、Technics SL-220の特徴、他のヴィンテージレコードプレーヤーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせを整理します。

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目次

Technics SL-220の概要と特徴

Technics SL-220の簡易スペック
型式プレイヤーシステム
発売時期1979年頃
定価29,800円(1979年頃)
駆動方式ベルトドライブ
ワウ・フラッター0.045%W.R.M.S.(JIS C5521)
重量4.5kg

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Technics SL-220は、1979年頃に29,800円で発売されたプレイヤーシステムです。駆動方式はベルトドライブ、駆動モーターはDCモーター、制御方式はB.FG.サーボ、ワウ・フラッターは0.045%W.R.M.S.(JIS C5521)です。軽量で扱いやすいベルトドライブ機ながら、前面操作やMM型カートリッジまで備えた実用的なモデルとして見られます。

特徴①|B.FGサーボを使ったベルトドライブ

SL-220の駆動方式はベルトドライブで、駆動モーターはDCモーター、制御方式はB.FG.サーボです。回転数は33・1/3、45rpmで、回転数微調範囲は6%です。ベルトドライブのシンプルさにサーボ制御を組み合わせた構成がSL-220の中心です。

回転系の見どころ

ワウ・フラッターは0.045%W.R.M.S.(JIS C5521)、SN比は70dB(IEC98A weighted)です。ベルトドライブ機として回転系の基本数値を確認しやすいプレーヤーです。

特徴②|30.4cmアルミダイカスト製ターンテーブル

Technics SL-220はターンテーブルも金属製ですか?

はい。ターンテーブルは30.4cmアルミダイカスト製です。外形寸法は幅430x高さ126x奥行375mm、重量は4.5kgで、同時期のダイレクトドライブ上位機より軽めにまとまっています。設置場所を選びすぎないサイズ感でレコード再生を始めやすい点も魅力です。

特徴③|ジンバルサスペンション方式のS字アーム

  • 形式:ユニバーサルS字型トーンアームです。
  • 支持方式:スタティックバランス型、ジンバルサスペンション方式です。
  • 針圧調整範囲:0~3gです。

SL-220のトーンアームはユニバーサルS字型で、スタティックバランス型、ジンバルサスペンション方式です。シェル重量は9.0g、適用カートリッジ重量は5.5g~8.5gです。カートリッジ交換を考える時も重量範囲を確認しやすいアームです。

特徴④|MM型カートリッジと交換針の選択肢

Technics SL-220はMM入力のアンプに接続できますか?

はい。カートリッジ部はMM型ステレオカートリッジで、自重は6.0gです。交換針はEPS-270SD(丸針、2,800円)とEPS-270ED(楕円針、5,500円)が示されています。Phono MM入力を持つプリメインアンプと組み合わせやすいプレーヤーです。

Technics SL-220と他のヴィンテージレコードプレーヤーとの比較

ここでは、Technics SL-220と同時期のTechnicsレコードプレーヤーを比べます。駆動方式、制御方式、ワウ・フラッター、重量を並べると、SL-220の立ち位置が見えやすくなります。

機種型式ワウ・フラッター重量
Technics SL-220プレイヤーシステム0.045%W.R.M.S.(JIS C5521)4.5kg
Technics SL-D2ダイレクトドライブオートマチックプレイヤーシステム0.03%W.R.M.S(JIS C5521)
0.014%W.R.M.S(回転部のみ)
6.9kg
Technics SL-Q3クォーツフェイズロックドコントロール
ダイレクトドライブフルオートマチックプレイヤーシステム
0.025%W.R.M.S(JIS C5521)
0.012%W.R.M.S(回転部のみ)
7.2kg
Technics SL-1300ダイレクトドライブフルオートプレイヤー0.03%(W.R.M.S.)9.4kg

Technics SL-220とTechnics SL-D2の比較

Technics SL-220とTechnics SL-D2との比較は以下の通りです。

  • 駆動方式:SL-220はベルトドライブ、SL-D2はダイレクトドライブです。駆動方式の違いが大きな分かれ目です。
  • 制御方式:SL-220はB.FG.サーボ、SL-D2もB.FG.サーボです。制御方式の表記は同系統です。
  • ワウ・フラッター:SL-220は0.045%W.R.M.S.(JIS C5521)、SL-D2は0.03%W.R.M.S(JIS C5521)です。JIS表記の数値ではSL-D2が低いです。
  • SN比:SL-220は70dB(IEC98A weighted)、SL-D2は75dB(IEC98A weighted)です。SN比ではSL-D2が大きいです。
  • 重量:SL-220は4.5kg、SL-D2は6.9kgです。軽さではSL-220が扱いやすいです。

Technics SL-220とTechnics SL-Q3の比較

Technics SL-220とTechnics SL-Q3との比較は以下の通りです。

  • 型式:SL-220はプレイヤーシステム、SL-Q3はクォーツフェイズロックドコントロールのダイレクトドライブフルオートマチックプレイヤーシステムです。機能表記ではSL-Q3が細かく示されています
  • 駆動方式:SL-220はベルトドライブ、SL-Q3はダイレクトドライブです。駆動方式は異なります
  • ワウ・フラッター:SL-220は0.045%W.R.M.S.(JIS C5521)、SL-Q3は0.025%W.R.M.S(JIS C5521)です。JIS表記の数値ではSL-Q3が低いです。
  • カートリッジ:SL-220はMM型で自重6.0g、SL-Q3はMM型で自重5.6gです。どちらもMM型カートリッジです。
  • 重量:SL-220は4.5kg、SL-Q3は7.2kgです。設置時の軽さではSL-220が扱いやすいです。

Technics SL-220とTechnics SL-1300の比較

Technics SL-220とTechnics SL-1300との比較は以下の通りです。

  • 型式:SL-220はプレイヤーシステム、SL-1300はダイレクトドライブフルオートプレイヤーです。自動機構の表記はSL-1300が強いです。
  • ターンテーブル:SL-220は30.4cmアルミダイカスト製、SL-1300は33cmアルミダイカスト製、1.65kgです。ターンテーブル径ではSL-1300が大きいです。
  • ワウ・フラッター:SL-220は0.045%W.R.M.S.(JIS C5521)、SL-1300は0.03%(W.R.M.S.)です。数値ではSL-1300が低いです。
  • 適用カートリッジ重量:SL-220は5.5g~8.5g、SL-1300は4.0g~8.5g、8.5g~13g(補助ウェイト使用時)です。重めのカートリッジ範囲はSL-1300が広いです。
  • 外形寸法:SL-220は幅430x高さ126x奥行375mm、SL-1300は幅453x高さ139x奥行366mmです。横幅と高さではSL-220が小さいです。

Technics SL-220とヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ

Technics SL-220はMM型ステレオカートリッジを搭載しているため、Phono MM入力を備えたプリメインアンプと組み合わせると接続を考えやすくなります。ここではTechnics SU-V5、YAMAHA A-5、Marantz PM-80との組み合わせを見ていきます。

Technics SL-220とTechnics SU-V5との組み合わせ

  • 互換性:SL-220はMM型ステレオカートリッジ、自重6.0gを搭載し、SU-V5はPhono MM:2.5mV/47kΩ、Phono MC:170μV/220Ωを備えます。SL-220はSU-V5のPhono MM入力に合わせやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:SL-220はB.FG.サーボ、ワウ・フラッター0.045%W.R.M.S.(JIS C5521)、SN比70dBです。SU-V5はPhono周波数特性20Hz~20kHz、RIAA ±0.5dB、SN比Phono MM:86dBで、Technics同士のまとまりとMMフォノ段の素直さを狙いやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:SL-220の軽快さとSU-V5のニュークラスA系の印象を生かし、シティポップ、フュージョン、AOR、電子音楽に向いた組み合わせです。

Technics SL-220とYAMAHA A-5との組み合わせ

  • 互換性:SL-220はMM型ステレオカートリッジ、自重6.0gで、A-5はPhono MM:2.5mV/47kΩ(220pF)、Phono MC:250μV/100Ωを備えます。SL-220のMMカートリッジをA-5のPhono MM入力で受けやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:SL-220は30.4cmアルミダイカスト製ターンテーブルとジンバルサスペンション方式アームを持ちます。A-5はPhono MM→Rec Outが20Hz~20kHz、±0.2dB、SN比Phono MM:86dBで、レコードの輪郭をすっきり整えて聴きたい場合に合わせやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:A-5の端正なフォノ入力とSL-220のベルトドライブを生かし、ジャズ、クラシック室内楽、ボーカル、アコースティック録音に向いた組み合わせです。

Technics SL-220とMarantz PM-80との組み合わせ

  • 互換性:SL-220はMM型ステレオカートリッジ、自重6.0gを搭載し、PM-80はPhono MM:2.5mV/47kΩ、Phono MC:250μV/100Ωを備えます。SL-220のMM出力をPM-80のPhono MMで受けやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:SL-220は針圧調整範囲0~3g、適用カートリッジ重量5.5g~8.5gで、PM-80はRIAA偏差20Hz~20kHz ±0.2dB、SN比Phono MM:85dBです。ベルトドライブの穏やかさと厚みのあるプリメインアンプを合わせたい場合に向いた構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:PM-80の力感とSL-220の扱いやすさを生かし、ロック、ソウル、ポップス、ライブ盤に向いた組み合わせです。

Technics SL-220は、B.FG.サーボ、ベルトドライブ、S字型トーンアーム、MM型カートリッジを組み合わせた、1970年代後半らしい実用性の高いレコードプレーヤーです。上位のダイレクトドライブ機と比べると軽量で、日常的にレコードを楽しむ機種として見やすい存在です。

プリメインアンプと合わせる場合は、Phono MM入力の有無、入力感度、入力インピーダンス、アース接続、針圧調整を確認しながら使うのがおすすめです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Technics SL-220の詳細スペック一覧

型式プレイヤーシステム
駆動方式ベルトドライブ
駆動モーターDCモーター
制御方式B.FG.サーボ
ターンテーブル30.4cmアルミダイカスト製
回転数33・1/3、45rpm
回転数微調範囲6%
ワウ・フラッター0.045%W.R.M.S.(JIS C5521)
SN比70dB(IEC98A weighted)
トーンアーム形式ユニバーサルS字型トーンアーム
スタティックバランス型
ジンバルサスペンション方式
針圧調整範囲0~3g
シェル重量9.0g
適用カートリッジ重量5.5g~8.5g
カートリッジ型式MM型ステレオカートリッジ
カートリッジ自重6.0g
交換針品番EPS-270SD(丸針、2,800円)
EPS-270ED(楕円針、5,500円)
電源AC100V、50Hz/60Hz
消費電力3W
外形寸法幅430x高さ126x奥行375mm
重量4.5kg
付属ダストカバー
定価29,800円(1979年頃)
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