この記事の概要
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BOSE 101MMは、1982年に39,800円(2台1組)で発売されたコンパクトスピーカーシステムです。2002年頃には38,800円(2台1組)の価格も設定され、11.5cmコーン型フルレンジユニットとバスレフ方式を組み合わせた、小型モニターらしい定位感と設置自由度を狙ったスピーカーです。
本記事では、BOSE 101MMの特徴、他のヴィンテージスピーカーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせをまとめます。

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BOSE 101MMの概要と特徴

| BOSE 101MMの簡易スペック | |
|---|---|
| 方式 | 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・セッティングフリー型 |
| 発売時期/価格 | 1982年/39,800円(2台1組) 2002年頃/38,800円(2台1組) |
| 使用ユニット | 全帯域用:11.5cmコーン型(D-22A) |
| 周波数特性 | 70Hz〜17kHz |
| インピーダンス | 6Ω |
| 許容入力 | 45W(rms) 150W(peak) |
| 外形寸法 | 幅232x高さ154x奥行157mm |
| 重量 | 2.1kg |
101MMは、1ウェイ・1スピーカー構成の小型モニターです。全帯域用11.5cmコーン型ユニットを1本で使い、エンクロージャーはバスレフ方式、外形寸法は幅232x高さ154x奥行157mmで、棚上や壁面まわりにも置きやすいサイズ感にまとめられています。
特徴①|11.5cmフルレンジ1本でまとめた構成
101MMは、全帯域用11.5cmコーン型(D-22A)を搭載した1ウェイ構成です。ネットワークで帯域を分ける一般的な2ウェイとは異なり、1本のユニットで音像をまとめやすい設計です。定位の見え方を重視した小型モニターとして楽しめます。
特徴②|メカニカルマルチウェイ方式のユニット

101MMはフルレンジなのに高域まで伸びますか?
はい。101MMは、独自のメカニカルマルチウェイ方式を採用した11.5cmコーン型ユニットを備えています。周波数特性は70Hz〜17kHzで、小口径フルレンジを広く使う設計思想が特徴です。
特徴③|バスレフ方式と特殊成形ポリマー筐体
- 方式:1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式です。
- 筐体:特殊成形ポリマーを使用しています。
- 寸法:幅232x高さ154x奥行157mmのコンパクトサイズです。
- 重量:2.1kgで、設置位置を調整しやすい重さです。
小型ながらバスレフ方式を採用しているため、デスクトップや小部屋でも音の量感を作りやすいスピーカーです。
特徴④|6Ω・45W rmsの実用的な入力条件
101MMのインピーダンスは6Ω、許容入力は45W(rms)、150W(peak)です。出力音圧レベルや推奨アンプ出力の記載はありませんが、小型スピーカーとして音量を管理しながら使うことで、家庭用プリメインアンプとも組み合わせやすくなります。
特徴⑤|豊富なブラケット対応で設置しやすい



101MMは壁掛けや天吊りにも使えますか?
はい。天井吊りブラケット、壁面用ブラケット、天井吊り・壁掛けブラケット、マイクスタンドアダプター、デスクトップスタンドなど、多くの別売オプションが用意されていました。部屋や店舗のレイアウトに合わせて設置方法を選びやすい点も101MMらしい魅力です。
101MMはセッティングフリー型ですが、壁際や棚内に置くと低域の量感が変わります。左右の高さと向きをそろえ、人の声が中央にまとまる位置を探すと使いやすくなります。
BOSE 101MMと他のヴィンテージスピーカーとの比較


ここでは、BOSE 101MMと、ヴィンテージ小型スピーカー3機種を定格値で並べます。
| 項目 | BOSE 101MM | JBL Control 1 | YAMAHA NS-10M | AURATONE 5C |
|---|---|---|---|---|
| 発売時期/価格 | 1982年/39,800円(2台1組) 2002年頃/38,800円(2台1組) | 1986年/43,800円(2台1組) 1989年頃/39,800円(2台1組) | 1978年頃/25,000円(1台) | 発売時期不明 38,000円(2台1組、年代不明) 33,000円(2台1組、1970年代後半頃?) |
| 方式 | 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・セッティングフリー型 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・セッティングフリー型・防磁設計 | 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 | 1ウェイ・1スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
| 使用ユニット | 全帯域用:11.5cmコーン型(D-22A) | 低域用:13cmコーン型 高域用:ドーム型 | 低域用:18cmコーン型 高域用:3.5cmドーム型 | 全帯域用:12.5cmコーン型 |
| 周波数特性/帯域 | 70Hz〜17kHz | 70Hz〜22kHz | 60Hz〜20kHz | 50Hz〜18kHz ±3dB |
| インピーダンス | 6Ω | 6Ω | 8Ω | 8Ω |
| 出力音圧レベル | ― | ― | 90dB/W/m | 89dB 91dB(別カタログ記載) |
| 許容入力/入力 | 45W(rms) 150W(peak) | 160W(MAX) 50W(RMS) | 定格入力25W 最大入力50W | 最大入力60W(MUSIC) |
| クロスオーバー周波数 | ― | 7kHz | 2kHz、12dB/oct | ― |
| 外形寸法 | 幅232x高さ154x奥行157mm | 幅152x高さ232x奥行140mm | 幅215x高さ382x奥行199mm | 幅165x高さ165x奥行146mm |
| 重量 | 2.1kg | 1.8kg | 6kg | 1.8kg |
BOSE 101MMとJBL Control 1の比較
BOSE 101MMとJBL Control 1との比較は以下の通りです。
- 方式:101MMは1ウェイ、Control 1は2ウェイで、音像のまとまりは101MM、帯域分担はControl 1という違いがあります。
- 周波数帯域:101MMは70Hz〜17kHz、Control 1は70Hz〜22kHzで、高域側の数値はControl 1が広いです。
- 入力:101MMは45W(rms)/150W(peak)、Control 1は50W(RMS)/160W(MAX)で、入力の数値は近い範囲です。
- 重量:101MMは2.1kg、Control 1は1.8kgで、Control 1の方が少し軽量です。
BOSE 101MMとYAMAHA NS-10Mの比較
BOSE 101MMとYAMAHA NS-10Mとの比較は以下の通りです。
- 方式:101MMは1ウェイ・バスレフ、NS-10Mは2ウェイ・密閉で、設計思想がはっきり異なります。
- 周波数帯域:101MMは70Hz〜17kHz、NS-10Mは60Hz〜20kHzで、低域と高域の数値はNS-10Mが広いです。
- インピーダンス:101MMは6Ω、NS-10Mは8Ωで、アンプ接続時の負荷条件が異なります。
- サイズ:101MMは高さ154mm、NS-10Mは高さ382mmで、設置面のコンパクトさは101MMが目立ちます。
BOSE 101MMとAURATONE 5Cの比較
BOSE 101MMとAURATONE 5Cとの比較は以下の通りです。
- 方式:どちらも1ウェイ・1スピーカーですが、101MMはバスレフ、5Cは密閉で、低域の出し方が異なります。
- ユニット口径:101MMは11.5cm、5Cは12.5cmで、5Cの方が少し大きいフルレンジです。
- 周波数特性:101MMは70Hz〜17kHz、5Cは50Hz〜18kHz ±3dBで、数値上の低域は5Cが伸びています。
- 設置性:101MMは幅232mm、5Cは幅165mmで、幅の小ささは5C、高さの低さは101MMです。
BOSE 101MMとヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ


101MMはインピーダンス6Ω、許容入力45W(rms)/150W(peak)の小型スピーカーです。出力音圧レベルと推奨アンプ出力は―ですが、アンプの対応インピーダンスと音量管理を見ながら組み合わせると扱いやすくなります。
BOSE 101MMとDENON PMA-390との組み合わせ
- 互換性:101MMは6Ω、許容入力45W(rms)/150W(peak)です。PMA-390は定格出力73W+73W(6Ω)、スピーカー出力端子AorBが6Ω〜16Ωで、推奨アンプ出力と出力音圧レベルは―です。6Ω対応を確認しつつ、音量を上げすぎない運用が合います。
- 音質の向上:101MMは1ウェイ・バスレフ構成、PMA-390はライン入力周波数特性4Hz〜100kHz +0 -3dBとソースダイレクトを備えます。小型フルレンジのまとまりを素直に聴きたい場合に合わせやすい構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:ポップス、シティポップ、ラジオ音源、ボーカルに合います。近い距離で声の定位を楽しみたい聴き方に向いています。
BOSE 101MMとMarantz PM-54との組み合わせ
- 互換性:101MMは6Ωで、許容入力は45W(rms)/150W(peak)です。PM-54は定格出力80W+80W(8Ω)、95W+95W(4Ω)で、推奨アンプ出力と出力音圧レベルは―です。小型筐体に合わせてボリューム位置を控えめに整えると使いやすい組み合わせです。
- 音質の向上:101MMは11.5cmフルレンジとバスレフ方式、PM-54は出力帯域幅5Hz〜40kHz、周波数特性20Hz〜20kHz +0 -0.3dBを備えます。軽快な中域とアンプ側の駆動感を合わせたい時に向きます。
- おすすめの音楽ジャンル:ロック、AOR、フュージョン、ライブ音源に合います。小音量でもリズムの輪郭を出したい場面で楽しみやすい構成です。
BOSE 101MMとPioneer A-616との組み合わせ
- 互換性:101MMは6Ω、許容入力45W(rms)/150W(peak)です。A-616は定格出力100W+100W(6Ω)、90W+90W(8Ω)、120W+120W(4Ω)で、推奨アンプ出力と出力音圧レベルは―です。余裕のある出力を小音量側で丁寧に使う組み合わせになります。
- 音質の向上:101MMはセッティングフリー型の小型モニター、A-616はソースダイレクトとCD/Line系1Hz〜150kHz +0 -3dBの周波数特性を持ちます。音の立ち上がりをはっきり聴きたい場合に使いやすい構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:ジャズ、ファンク、エレクトロ、映画音楽に合います。小型スピーカーで歯切れよく鳴らしたい音源に向いています。
BOSE 101MMは、1ウェイ構成とコンパクトな筐体で、声や楽器の位置をつかみやすい小型スピーカーです。6Ω対応のプリメインアンプと組み合わせ、音量を丁寧に管理すると、日常のリスニングにも取り入れやすくなります。
省スペースでヴィンテージらしい音の存在感を楽しみたい人にとって、101MMは今でも魅力のあるモデルです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
BOSE 101MMの詳細スペック一覧
| 方式 | 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・セッティングフリー型 |
| 使用ユニット | 全帯域用:11.5cmコーン型(D-22A) |
| 周波数特性 | 70Hz〜17kHz |
| インピーダンス | 6Ω |
| 許容入力 | 45W(rms) 150W(peak) |
| 外形寸法 | 幅232x高さ154x奥行157mm |
| 重量 | 2.1kg |
| 別売 | 天井埋込み用金具 GIB-1 天井埋込みセット SGIB-3(1セット、48,800円、グリル無し101MMと天井埋込化粧パネルのセット) 天井吊りブラケット GCS-1(ペア、3,000円) 天井吊りブラケット GCS-2(ペア、3,000円) 天井吊りブラケット CB-300B/W(ペア、12,500円) 壁面用ブラケット GWS-1(ペア、4,500円) 壁面用ブラケット GWS-2(ペア、5,000円) 天井吊り・壁掛けブラケット CW-30B/W(ペア、9,000円) 天井吊り・壁掛けブラケット(アーム11cm) GCW-3/W(ペア、8,500円) 天井吊り・壁掛けブラケット GCW-4/W(ペア、8,500円) 天井吊り・壁掛けブラケット GCW-300II/W(ペア、12,000円) バトン吊りブラケット GBB-1(ペア、11,000円、直径30〜50mmに対応) コアラグリップ GMA-1(ペア、10,000円) パンスタンド GMA-3/W(ペア、12,000円) マイクスタンドアダプター GMK-1(ペア、5,500円) マイクスタンドアダプター GMK-3(ペア、7,500円) マイクスタンドアダプター GMK-4(ペア、6,000円) スタンド PS-70(1台、4,800円) スピーカースタンド MK-4(1本、9,500円、高さ1,038〜1,648mm、GMK-4付属) デスクトップスタンド TS-1(ペア、12,000円) デスクトップスタンド SS-C1(1本、8,000円、高さ199.5〜295mm) |
| 備考 | マイクスタンドアダプターGMK-4 対応ネジ規格:3/8、5/8、5/16インチ |
