この記事の概要
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SONY SCD-XA5400ESは、HDMIデジタル出力とバランス出力を備えたSACDプレーヤーです。
本記事では、SONY SCD-XA5400ESの特徴、他のヴィンテージSACD/CDプレーヤーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせを整理します。

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SONY SCD-XA5400ESの概要と特徴

| SONY SCD-XA5400ESの簡易スペック | |
|---|---|
| 型式 | SACDプレイヤー |
| 発売時期/価格 | 2008年10月/168,000円 |
| D/Aコンバーター | スーパーオーディオD/Aコンバーター |
| SACD周波数特性 | 2Hz~50kHz -3dB |
| SACDダイナミックレンジ | 110dB以上 |
| SACD全高調波歪率 | 0.0012%以下 |
| 出力レベル | 2Vrms/50kΩ |
| 重量 | 10.2kg |
SONY SCD-XA5400ESは、2008年10月に168,000円で発売されたSACDプレーヤーです。スーパーオーディオD/Aコンバーター、ツインレーザーピックアップ、ハイプレシジョンデジタルサーボ、Rコアトランスx2、センターメカマウントシステムを備えています。
特徴①|HDMIデジタル出力に対応
SCD-XA5400ESは、デジタル出力としてHDMI、光、同軸を備えています。光と同軸はCD再生時のみですが、SACDプレーヤーとしてHDMI出力を持つ点が、このモデルの大きな特徴です。
アナログ出力はバランスドオーディオアウトプットと2chアナログオーディオアウトプットを備えています。
特徴②|スーパーオーディオD/Aコンバーター

SCD-XA5400ESはSACDとCDの両方で音質を狙った設計でしょうか?
はい。D/AコンバーターにはスーパーオーディオD/Aコンバーターを採用しています。SACD再生時は再生周波数範囲2Hz~100kHz、周波数特性2Hz~50kHz -3dB、ダイナミックレンジ110dB以上で、SACDの広帯域再生を意識した定格になっています。
特徴③|Rコアトランスx2と独立電源構成
電源トランスにはRコアトランスを2基搭載しています。消費電力は25W、スタンバイ時は0.5Wで、デジタル系とアナログ系の干渉を抑えることを意識した電源構成です。
- 電源トランスはRコアトランスx2です。
- シャーシ構造はフレームアンドビーム構造です。
- メカ配置はセンターメカマウントシステムです。
特徴④|DSFファイルを収めたDSDディスク再生に対応
SCD-XA5400ESは、DSD_DISCフォルダに入れたdsfファイルの再生条件も示されています。対応ディスクはDVD-ROM互換性のあるDVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RWで、2.8224MHzの2チャンネルDSFファイルを扱える点も特徴です。
特徴⑤|10.2kgの筐体とFB系シャーシ設計



SCD-XA5400ESは筐体面でも上級機らしい作りでしょうか?
外形寸法は幅430x高さ124x奥行390mm、重量は10.2kgです。シャーシ構造はフレームアンドビーム構造で、センターメカマウントシステムも採用しており、メカと筐体の安定を重視した設計です。
SONY SCD-XA5400ESと他のヴィンテージSACD/CDプレーヤーとの比較


ここでは、SONY SCD-XA5400ESと他のヴィンテージSACD/CDプレーヤー3機種を比べます。SACD再生時の周波数特性、ダイナミックレンジ、歪率、出力、重量を中心に整理します。
| 機種 | 型式 | SACD周波数特性 | 重量 |
|---|---|---|---|
| SONY SCD-XA5400ES | SACDプレイヤー | 2Hz~50kHz -3dB | 10.2kg |
| SONY SCD-XA9000ES | SACDプレイヤー | 2Hz~50kHz -3dB | 約16.2kg |
| SONY SCD-1 | SACDプレイヤー | 2Hz~50kHz -3dB | 約27kg |
| DENON DCD-SA1 | CD/SACDプレイヤー | 2Hz~50kHz -3dB | 21.8kg |
SONY SCD-XA5400ESとSONY SCD-XA9000ESの比較
SONY SCD-XA5400ESとSONY SCD-XA9000ESとの比較は以下の通りです。
- SACD周波数特性:どちらも2Hz~50kHz -3dBです。SACD再生時の周波数特性表記は同じです。
- SACDダイナミックレンジ:SCD-XA5400ESは110dB以上、SCD-XA9000ESは108dB以上です。数値はSCD-XA5400ESが高いです。
- SACD全高調波歪率:どちらも0.0012%以下です。歪率の表記は同じです。
- デジタル出力:SCD-XA5400ESはHDMI、光、同軸、SCD-XA9000ESは光、同軸です。HDMIを備える点はSCD-XA5400ESの特徴です。
- 重量:SCD-XA5400ESは10.2kg、SCD-XA9000ESは約16.2kgです。筐体重量はSCD-XA9000ESが大きいです。
SONY SCD-XA5400ESとSONY SCD-1の比較
SONY SCD-XA5400ESとSONY SCD-1との比較は以下の通りです。
- SACD周波数特性:どちらも2Hz~50kHz -3dBです。SACDの帯域表記は同じです。
- SACDダイナミックレンジ:SCD-XA5400ESは110dB以上、SCD-1は105dB以上です。数値はSCD-XA5400ESが高いです。
- SACD全高調波歪率:どちらも0.0012%以下です。歪率の表記は同じです。
- アナログ出力:SCD-XA5400ESは2Vrms/50kΩ、SCD-1はアンバランス2Vrms、バランス4Vrmsです。バランス出力電圧の表記はSCD-1が大きいです。
- 重量:SCD-XA5400ESは10.2kg、SCD-1は約27kgです。物量感ではSCD-1が大きいです。
SONY SCD-XA5400ESとDENON DCD-SA1の比較
SONY SCD-XA5400ESとDENON DCD-SA1との比較は以下の通りです。
- 型式:SCD-XA5400ESはSACDプレイヤー、DCD-SA1はCD/SACDプレイヤーです。CD/SACDプレイヤー表記はDCD-SA1の特徴です。
- SACD周波数特性:どちらも2Hz~50kHz -3dBです。SACDの周波数特性表記は同じです。
- SACDダイナミックレンジ:どちらも110dB以上です。SACDのダイナミックレンジ表記は同じです。
- SACD歪率:SCD-XA5400ESは0.0012%以下、DCD-SA1は0.0005%(1kHz、可聴帯域)です。歪率の数値はDCD-SA1が小さいです。
- 重量:SCD-XA5400ESは10.2kg、DCD-SA1は21.8kgです。筐体重量はDCD-SA1が大きいです。
SONY SCD-XA5400ESとヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ


SONY SCD-XA5400ESは2Vrms/50kΩのアナログ出力を持つSACDプレーヤーです。ヴィンテージプリメインアンプと組む場合はライン入力感度と入力インピーダンスを確認し、音量を小さめから合わせると安心です。
SONY SCD-XA5400ESとDENON PMA-1500AEとの組み合わせ
- 互換性:SCD-XA5400ESの出力レベルは2Vrms/50kΩです。PMA-1500AEのLine入力は150mV/12kΩ(ソースダイレクトon)で、SCD-XA5400ESのアナログ出力をLine入力へ接続できる組み合わせです。音量は小さめから調整しましょう。
- 音質の向上:SCD-XA5400ESはSACD再生時2Hz~50kHz -3dB、ダイナミックレンジ110dB以上です。PMA-1500AEは周波数特性5Hz~100kHz +0 -3dBで、SACDの広帯域感を受け止めやすい構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:クラシック、ジャズ、AOR、ボーカル系SACDなど、空間表現や余韻を楽しみたい音楽に向いています。SCD-XA5400ESの2Vrms出力に対して、アンプ側のボリューム位置を慎重に合わせると聴きやすいです。
SONY SCD-XA5400ESとMarantz PM-17SAとの組み合わせ
- 互換性:SCD-XA5400ESは2Vrms/50kΩの出力レベルを持ちます。PM-17SAのHigh Level入力は220mV/22kΩで、2chアナログ出力をHigh Level入力へ接続しやすい組み合わせです。初期音量は控えめにしておくと安心です。
- 音質の向上:SCD-XA5400ESはCD再生時2Hz~20kHz ±0.5dB、SACD再生時2Hz~50kHz -3dBです。PM-17SAはソースダイレクト時CD:5Hz~70kHz +0 -1dBで、CD/SACDのすっきりした中高域を活かしやすい構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:女性ボーカル、室内楽、アコースティック、ソウルなど、声や楽器の質感を落ち着いて聴きたい音楽に向いています。ソースダイレクトを使う場合は、音量差に注意して再生を始めましょう。
SONY SCD-XA5400ESとLUXMAN L-550との組み合わせ
- 互換性:SCD-XA5400ESの出力レベルは2Vrms/50kΩです。L-550のTuner、AUX、Monitor、Main In入力感度は220mVで、Tuner、AUX、Monitorの入力インピーダンスは40kΩです。AUXやTuner入力を使って接続しやすい組み合わせです。
- 音質の向上:SCD-XA5400ESはスーパーオーディオD/AコンバーターとRコアトランスx2を備え、L-550は50W+50W(A級動作、8Ω、両ch動作)のインテグレーテッド・アンプです。SACDの滑らかな情報量とA級動作の質感を合わせて楽しめます。
- おすすめの音楽ジャンル:クラシック、ピアノ、ジャズボーカル、アコースティックなど、弱音や余韻を丁寧に聴きたい音楽に向いています。2Vrms出力なので、L-550側の音量は低い位置から合わせると自然です。
SONY SCD-XA5400ESは、HDMI、バランス出力、スーパーオーディオD/Aコンバーター、Rコアトランスx2、センターメカマウントを備えた、後期ES系らしいSACDプレーヤーです。CDだけでなくSACDやDSFファイル再生まで見据えた構成が魅力です。
ヴィンテージアンプと合わせる場合は、2chアナログ出力を基本に、アンプ側のライン入力感度と音量位置を確認しながら鳴らすのがおすすめです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
SONY SCD-XA5400ESの詳細スペック一覧
| 型式 | SACDプレイヤー |
| 発売時期/価格 | 2008年10月/168,000円 |
| D/Aコンバーター | スーパーオーディオD/Aコンバーター |
| ピックアップ | ツインレーザーピックアップ |
| サーボ方式 | ハイプレシジョンデジタルサーボ |
| 電源トランス | Rコアトランスx2 |
| シャーシ構造 | フレームアンドビーム構造 |
| メカ配置 | センターメカマウントシステム |
| SACD再生時 | |
| 再生周波数範囲 | 2Hz~100kHz |
| 周波数特性 | 2Hz~50kHz -3dB |
| ダイナミックレンジ | 110dB以上 |
| 全高調波歪率 | 0.0012%以下 |
| CD再生時 | |
| 周波数特性 | 2Hz~20kHz ±0.5dB |
| ダイナミックレンジ | 100dB以上 |
| 全高調波歪率 | 0.0017%以下 |
| ワウフラッター | 測定限界値以下 |
| 総合 | |
| デジタル出力 | HDMI、光、同軸 ※光と同軸はCD再生時のみ |
| アナログ出力 | バランスドオーディオアウトプット 2chアナログオーディオアウトプット |
| 出力レベル | 2Vrms/50kΩ |
| 電源 | AC100V 50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 25W 0.5W(スタンバイ時) |
| 外形寸法 | 幅430x高さ124x奥行390mm |
| 重量 | 10.2kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン(RM-ASU0042) |
| 再生できるDSFファイルの条件 | |
| ディスク | DVD-ROM互換性のあるDVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW |
| ファイル拡張子 | dsf |
| フォルダの種類 | DSD_DISCフォルダ |
| 1ファイルの最大容量 | 4GB以下 |
| 音声 | 2チャンネル |
| サンプリング周波数 | 2.8224MHz |
| ファイル数 | 1フォルダ内で最大150ファイルまで |
| フォルダ数 | 1ディスク内で最大200フォルダまで |
| 階層 | 8階層まで |
