この記事の概要
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DENON PMA-2000AEは、UHC-MOSシングルプッシュプル回路を採用したプリメインアンプです。
本記事では、DENON PMA-2000AEの特徴、他のヴィンテージプリメインアンプとの違い、ヴィンテージスピーカーとの組み合わせを整理します。

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DENON PMA-2000AEの概要と特徴

| DENON PMA-2000AEの簡易スペック | |
|---|---|
| 型式 | プリメインアンプ |
| 発売時期 | 2005年7月 |
| 定価 | 150,000円(2005年7月発売) |
| 定格出力 | 80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%) |
| 実用最大出力 | 160W+160W(4Ω、1kHz、THD 0.7%) |
| 重量 | 24.0kg |
DENON PMA-2000AEは、2005年7月に150,000円で発売されたプリメインアンプです。
定格出力は80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%)、実用最大出力は160W+160W(4Ω、1kHz、THD 0.7%)です。UHC-MOSによる駆動力と、フォノ入力まで備えた総合力の高さが見どころです。
特徴①|UHC-MOSシングルプッシュプル回路
PMA-2000AEは、出力段にUHC-MOSを用いたシングルプッシュプル回路を採用しています。
定格出力は8Ωで80W+80W、実用最大出力は4Ωで160W+160Wです。大電流型素子によるスピーカー駆動を重視したプリメインアンプとして見られます。
全高調波歪率は0.01%(定格出力-3dB、負荷8Ω、1kHz)です。8Ωの定格出力と4Ωの実用最大出力を両方確認できる点が使い分けの目安になります。
特徴②|5Hz~100kHzの広帯域設計

DENON PMA-2000AEは広帯域ソースにも向いた設計ですか?
はい。総合の周波数特性は5Hz~100kHz -3dBです。
Line入力のSN比は108dBで、CDや外部DACなどのラインソースも受けやすい構成です。
可聴帯域だけでなく高域側の余裕も意識した設計として楽しめます。
特徴③|MM/MC対応のフォノ入力
- Phono MM:2.5mV/47kΩです。
- Phono MC:0.2mV/100Ωです。
- RIAA偏差:Phono MMは20Hz~20kHz ±0.5dB、Phono MCは30Hz~20kHz ±0.5dBです。
PMA-2000AEは、MM/MC対応のフォノ入力を備えています。
SN比はPhono MMで89dB、Phono MCで74dBです。レコードプレーヤーも1台のプリメインアンプでまとめたい人に向いた仕様です。
特徴④|24.0kgの重量級シャーシ



DENON PMA-2000AEは設置場所をしっかり選ぶアンプですか?
はい。外形寸法は幅434x高さ181x奥行480mm、重量は24.0kgです。
消費電力は275Wで、電源コンセントはswitchedが2系統、unswitchedが1系統です。奥行と重量があるため、しっかりしたラックに置きたいアンプです。
DENON PMA-2000AEと他のヴィンテージプリメインアンプとの比較


ここでは、DENON PMA-2000AEとPMA-2000シリーズのプリメインアンプ3機種を比べます。出力、フォノ入力、周波数特性、重量を並べると、PMA-2000AEの位置づけが見えやすくなります。
| 機種 | 型式 | 定格出力 | 重量 |
|---|---|---|---|
| DENON PMA-2000AE | プリメインアンプ | 80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%) | 24.0kg |
| DENON PMA-2000 | プリメインアンプ | 80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%) | 20.0kg |
| DENON PMA-2000IV | プリメインアンプ | 80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%) | 23.5kg |
| DENON PMA-2000SE | プリメインアンプ | 80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%) | 24.0kg |
DENON PMA-2000AEとDENON PMA-2000の比較
DENON PMA-2000AEとDENON PMA-2000との比較は以下の通りです。
- 型式:PMA-2000AEとPMA-2000はいずれもプリメインアンプです。シリーズの基本形を受け継ぐ構成です。
- 定格出力:どちらも80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%)です。8Ω時の定格出力は同じです。
- 入力感度:PMA-2000AEのLineは135mV/47kΩ、PMA-2000のLineは150mV/47kΩです。Line入力感度ではPMA-2000AEが少し小さい数値です。
- SN比:PMA-2000AEのLineは108dB、PMA-2000のCD、Tuner、DVD/Aux、Aux2、Tape1/DAT、Tape2/MDは110dBです。ライン系SN比の数値ではPMA-2000が大きいです。
- 重量:PMA-2000AEは24.0kg、PMA-2000は20.0kgです。重量ではPMA-2000AEが重いです。
DENON PMA-2000AEとDENON PMA-2000IVの比較
DENON PMA-2000AEとDENON PMA-2000IVとの比較は以下の通りです。
- 定格出力:どちらも80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%)です。8Ω時の定格出力は同じです。
- 実用最大出力:PMA-2000AEは160W+160W(4Ω、1kHz、THD 0.7%)、PMA-2000IVは160W+160W(4Ω、1kHz、THD 0.7%)です。4Ω時の実用最大出力も同じです。
- Power amp direct:PMA-2000AEは―、PMA-2000IVは0.9V/47kΩです。入力感度の記載ではPMA-2000IVが確認しやすいです。
- 周波数特性:どちらも5Hz~100kHz -3dBです。総合の周波数特性は同じ表記です。
- 重量:PMA-2000AEは24.0kg、PMA-2000IVは23.5kgです。重量ではPMA-2000AEが少し重いです。
DENON PMA-2000AEとDENON PMA-2000SEの比較
DENON PMA-2000AEとDENON PMA-2000SEとの比較は以下の通りです。
- 定格出力:どちらも80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%)です。8Ω時の定格出力は同じです。
- 周波数特性:PMA-2000AEは5Hz~100kHz -3dB、PMA-2000SEは5Hz~100kHz +0 -3dBです。PMA-2000SEは+0表記まで確認できます。
- Line入力:PMA-2000AEは135mV/47kΩ(ソースダイレクトOFF)、135mV/16kΩ(ソースダイレクトON)、PMA-2000SEは135mV/47kΩ(ソースダイレクトOFF)、135mV/23kΩ(ソースダイレクトON)です。ソースダイレクトON時のインピーダンスが異なります。
- 待機電力:PMA-2000AEは―、PMA-2000SEは0.3W以下です。待機電力の記載はPMA-2000SEで確認できます。
- 重量:PMA-2000AEとPMA-2000SEはいずれも24.0kgです。重量は同じです。
DENON PMA-2000AEとヴィンテージスピーカーとの組み合わせ


DENON PMA-2000AEは8Ωで80W+80W、4Ωで160W+160Wの出力を持つプリメインアンプです。スピーカーのインピーダンスと入力値を見ながら、音量を少しずつ合わせることが大切です。ここではJBL L112、YAMAHA NS-690III、CORAL DX-7との組み合わせを見ていきます。
DENON PMA-2000AEとJBL L112との組み合わせ
- 互換性:JBL L112はインピーダンス8Ω、許容入力80W(連続プログラム)、100W(IEC規格)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル89dB/W/mです。PMA-2000AEは80W+80W(8Ω)で、スピーカーAorBは4Ω~16Ωです。8Ω接続で条件を合わせやすく、入力値を意識して音量を整えたい組み合わせです。
- 音質の向上:L112は3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式で、30cmコーン型、13cmコーン型、2.5cmドーム型を搭載し、クロスオーバー周波数は1.1kHz、3.7kHzです。PMA-2000AEのUHC-MOS出力と合わせると、30cmウーファーの低域と中域の押し出しを整えたい場合に向いた構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:L112の3ウェイ構成とPMA-2000AEの力感を生かし、ロック、AOR、ソウル、ライブ録音に向いた組み合わせです。
DENON PMA-2000AEとYAMAHA NS-690IIIとの組み合わせ
- 互換性:YAMAHA NS-690IIIはインピーダンス8Ω、最大許容入力80W、定格入力40W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル90dB/W/mです。PMA-2000AEは80W+80W(8Ω)で、スピーカーAorBは4Ω~16Ωです。8Ω接続で使いやすく、定格入力と最大許容入力を見ながら音量を合わせたい組み合わせです。
- 音質の向上:NS-690IIIは3ウェイ・3スピーカー・密閉方式で、30cmコーン型、7.5cmドーム型、3.0cmドーム型を搭載し、再生周波数帯域は35Hz~20000Hz、クロスオーバー周波数は800Hz、6kHzです。密閉型30cmウーファーの落ち着いた低域と中高域のまとまりを引き出したい場合に向いた構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:NS-690IIIの密閉型らしい自然さとPMA-2000AEの安定感を生かし、ジャズ、クラシック小編成、女性ボーカル、アコースティックに向いた組み合わせです。
DENON PMA-2000AEとCORAL DX-7との組み合わせ
- 互換性:CORAL DX-7はインピーダンス8Ω、プログラムソース入力150W、瞬間最大入力300W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル95dB/W/mです。PMA-2000AEは80W+80W(8Ω)で、スピーカーAorBは4Ω~16Ωです。高能率な8Ωスピーカーとして、小さめの音量から余裕を持って鳴らしたい組み合わせです。
- 音質の向上:DX-7は3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式で、31cmコーン型、9cmドーム型、3.6cmドーム型を搭載し、再生周波数帯域は28Hz~33kHz、クロスオーバー周波数は450Hz、6kHzです。31cmウーファーの量感とドーム中高域の明瞭さを両立させたい場合に向いた構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:DX-7の95dB/W/mという能率とPMA-2000AEの駆動力を生かし、フュージョン、ロック、ビッグバンド、映画音楽に向いた組み合わせです。
DENON PMA-2000AEは、UHC-MOS出力、5Hz~100kHzの周波数特性、MM/MC対応フォノ入力を備えたプリメインアンプです。PMA-2000シリーズらしい厚みを持ちながら、ラインソースとレコード再生の両方を受けやすい仕様になっています。
スピーカーと合わせる時は、インピーダンス、入力値、設置場所を確認しながら、小さめの音量からバランスを取るのがおすすめです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
DENON PMA-2000AEの詳細スペック一覧
| 型式 | プリメインアンプ |
| 定格出力 | 80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%) |
| 実用最大出力 | 160W+160W(4Ω、1kHz、THD 0.7%) |
| 全高調波歪率 | 0.01%(定格出力-3dB、負荷8Ω、1kHz) |
| 出力端子 | スピーカーAorB:4Ω~16Ω スピーカーA+B:8Ω~16Ω バイワイヤリング:4Ω~16Ω |
| 入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/47kΩ Phono MC:0.2mV/100Ω Line:135mV/47kΩ(ソースダイレクトOFF) Line:135mV/16kΩ(ソースダイレクトON) |
| RIAA偏差 | Phono MM:20Hz~20kHz ±0.5dB Phono MC:30Hz~20kHz ±0.5dB |
| 定格出力 | イコライザーアンプ出力:150mV |
| 周波数特性 | 5Hz~100kHz -3dB |
| SN比 | Phono MM:89dB(5mV入力時) Phono MC:74dB(0.5mV入力時) Line:108dB |
| トーンコントロール | Bass:±8dB(100Hz) Treble:±8dB(10kHz) |
| 電源コンセント | switched:2系統、合計120W unswitched:1系統、240W |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 275W |
| 外形寸法 | 幅434x高さ181x奥行480mm |
| 重量 | 24.0kg |
| 定価 | 150,000円(2005年7月発売) |
