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DENON UPA-F07を徹底解説!【Phono MM搭載ミニサイズアンプ】

この記事の概要

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DENON UPA-F07は、ef D-F07シリーズに用意されたコンパクトなプリメインアンプです。

本記事では、DENON UPA-F07の特徴、他のヴィンテージアンプとの違い、ヴィンテージスピーカーとの組み合わせを整理します。

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目次

DENON UPA-F07の概要と特徴

DENON UPA-F07の簡易スペック
型式プリメインアンプ
発売時期/価格1995年頃/29,000円
実用最大出力55W+55W(6Ω、EIAJ)
全高調波歪率0.05%(1kHz、8Ω)
入力感度Phono MM:2.5mV
CD、Tuner、Tape、MD/Aux:160mV
外形寸法幅270x高さ112x奥行327mm
重量5.1kg

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DENON UPA-F07は、1995年頃に29,000円で登場したef D-F07シリーズのプリメインアンプです。幅270mmのコンパクトな筐体ながら、実用最大出力は55W+55W(6Ω、EIAJ)で、Phono MM、CD、Tuner、Tape、MD/Aux入力を備えています。

特徴①|出力段ディスクリート構成のコンパクトアンプ

UPA-F07は、アンプの信号回路に出力段ディスクリート構成を採用しています。実用最大出力は55W+55W(6Ω、EIAJ)で、小型システム用アンプとして十分な出力値を持つことが特徴です。

コンパクト機の見どころ

全高調波歪率は0.05%(1kHz、8Ω)で、外形寸法は幅270x高さ112x奥行327mmです。

特徴②|MD時代の入出力を意識した端子構成

UPA-F07はどんなソース機器をつなぎやすいアンプなのでしょうか?

入力感度はPhono MMが2.5mV、CD、Tuner、Tape、MD/Auxが160mVです。レコード、CD、チューナー、カセット、MDをまとめやすい端子構成で、90年代のミニコンポ的なシステムアップにも向いた内容です。

特徴③|幅270mmに収まる設置しやすいサイズ

外形寸法は幅270x高さ112x奥行327mm、重量は5.1kgです。フルサイズのプリメインアンプより横幅が抑えられており、棚やデスク周辺に収めやすいサイズ感があります。

  • 幅270mmで、横幅を抑えた構成です。
  • 高さ112mmで、圧迫感の少ない寸法です。
  • 重量5.1kgで、移動や配置替えもしやすい部類です。

特徴④|Phono MMとトーンコントロールを搭載

小型でも音色調整やレコード再生を楽しめるのでしょうか?

UPA-F07はPhono MM入力を備え、トーンコントロールはBass:±8dB(100Hz)、Treble:±8dB(10kHz)です。小型スピーカーの低域や高域を軽く整えやすいため、部屋や音量に合わせた調整もしやすいアンプです。

DENON UPA-F07と他のヴィンテージアンプとの比較

ここでは、DENON UPA-F07と他のヴィンテージプリメインアンプ3機種を比べます。出力、入力、トーンコントロール、サイズ、重量を見ると、UPA-F07のコンパクトな立ち位置が分かりやすくなります。

機種型式主な出力重量
DENON UPA-F07プリメインアンプ55W+55W(6Ω、EIAJ)5.1kg
DENON PMA-390プリメインアンプ73W+73W(6Ω)
60W+60W(8Ω)
5.8kg
Marantz PM-54プリメインアンプ80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz)
95W+95W(4Ω、1kHz)
8.8kg
YAMAHA AX-500プリメインアンプ100W+100W(6Ω、歪0.015%)
85W+85W(8Ω、歪0.01%)
7.8kg

DENON UPA-F07とDENON PMA-390の比較

DENON UPA-F07とDENON PMA-390との比較は以下の通りです。

  • 出力:UPA-F07は55W+55W(6Ω、EIAJ)、PMA-390は73W+73W(6Ω)と60W+60W(8Ω)です。6Ω出力の数値ではPMA-390が大きいです。
  • 全高調波歪率:UPA-F07は0.05%(1kHz、8Ω)、PMA-390は0.008%(1kHz、30W、8Ω)です。同じ1kHz表記ではPMA-390の数値が小さいです。
  • Phono入力:UPA-F07はPhono MM 2.5mV、PMA-390はPhono MM 2.5mV/47kΩとPhono MC 0.2mV/100Ωです。MC入力まで使うならPMA-390が幅広いです。
  • トーンコントロール:UPA-F07はBass:±8dB(100Hz)、Treble:±8dB(10kHz)、PMA-390もBass:±8dB(100Hz)、Treble:±8dB(10kHz)です。調整幅は同じ表記です。
  • サイズと重量:UPA-F07は幅270x高さ112x奥行327mm、5.1kg、PMA-390は幅434x高さ120x奥行279mm、5.8kgです。横幅の小ささではUPA-F07が置きやすいです。

DENON UPA-F07とMarantz PM-54の比較

DENON UPA-F07とMarantz PM-54との比較は以下の通りです。

  • 出力:UPA-F07は55W+55W(6Ω、EIAJ)、PM-54は80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz)と95W+95W(4Ω、1kHz)です。出力値ではPM-54が大きいです。
  • 全高調波歪率:UPA-F07は0.05%(1kHz、8Ω)、PM-54は0.015%(20Hz~20kHz、8Ω)です。歪率の数値ではPM-54が小さいですが、測定条件は異なります。
  • 入力:UPA-F07はPhono MM、CD、Tuner、Tape、MD/Aux、PM-54はPhono MM、Phono MC、Tape、Tuner、Aux、CDです。MD/Aux表記はUPA-F07らしいポイントです。
  • ダンピングファクター:UPA-F07は―、PM-54は90(8Ω)です。公開値を確認できるのはPM-54です。
  • 重量:UPA-F07は5.1kg、PM-54は8.8kgです。軽さではUPA-F07が扱いやすいです。

DENON UPA-F07とYAMAHA AX-500の比較

DENON UPA-F07とYAMAHA AX-500との比較は以下の通りです。

  • 出力:UPA-F07は55W+55W(6Ω、EIAJ)、AX-500は100W+100W(6Ω、歪0.015%)と85W+85W(8Ω、歪0.01%)です。6Ω出力ではAX-500が大きいです。
  • フォノ入力:UPA-F07はPhono MM 2.5mV、AX-500はMC:160μV/220Ω、MM:2.5mV/47kΩです。MCカートリッジまで使うならAX-500が広いです。
  • トーンコントロール:UPA-F07はBass:±8dB(100Hz)、Treble:±8dB(10kHz)、AX-500はTreble:±10dB(3.5kHz)、Bass:±10dB(350Hz)です。最大可変幅ではAX-500が大きいです。
  • 消費電力:UPA-F07は98W、AX-500は170Wです。消費電力の数値ではUPA-F07が小さいです。
  • 外形寸法:UPA-F07は幅270x高さ112x奥行327mm、AX-500は幅435x高さ139x奥行332mmです。省スペース性ではUPA-F07が目立つ結果です。

DENON UPA-F07とヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

DENON UPA-F07は実用最大出力55W+55W(6Ω、EIAJ)のプリメインアンプです。ここでは、スピーカー側のインピーダンス、許容入力、能率を見ながら、小型システムらしい近距離再生からリビング再生まで考えやすい組み合わせを選びます。

DENON UPA-F07とYAMAHA NS-10Mとの組み合わせ

  • 互換性:YAMAHA NS-10Mはインピーダンス8Ω、定格入力25W、最大入力50W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル90dB/W/mです。UPA-F07は6Ωで55W+55Wなので、音量を上げすぎず、近距離で丁寧に鳴らす意識で合わせたい組み合わせです。
  • 音質の向上:NS-10Mは2ウェイ・2スピーカー・密閉方式で、18cmコーン型と3.5cmドーム型を搭載し、再生周波数帯域は60Hz~20kHz、クロスオーバー周波数は2kHzです。UPA-F07のBass/Treble調整で小型密閉型のバランスを整えやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ボーカル、アコースティック、シティポップ、宅録系ロックなど、近い距離で輪郭と声の位置を聴きたい音楽に向いています。

DENON UPA-F07とJBL 4301BWXとの組み合わせ

  • 互換性:JBL 4301BWXはインピーダンス8Ω、許容入力15W(RMS)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル88dB/W/mです。UPA-F07側の実用最大出力を踏まえると、小音量から中音量でボリューム操作を細かく行う使い方が合います。
  • 音質の向上:4301BWXは2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式で、20cmコーン型(116H)と3.6cmコーン型(LE26)を搭載し、再生周波数帯域は45Hz~15kHz ±3dB、クロスオーバー周波数は2.5kHzです。20cmウーファーの量感をコンパクトアンプで軽快に鳴らしやすい組み合わせです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ジャズ、ソウル、AOR、70年代ロックなど、リズムの押し出しと中域の存在感を楽しみたい音楽に向いています。

DENON UPA-F07とPioneer S-77twinとの組み合わせ

  • 互換性:Pioneer S-77twinはインピーダンス6Ω、最大入力150W(EIAJ)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル91dB/W/mです。UPA-F07は6Ωで55W+55Wなので、インピーダンスと出力音圧レベルの面で音量を取りやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:S-77twinは2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型で、18cmコーン型x2と2.5cmドーム型を搭載し、再生周波数帯域は35Hz~40000Hz、クロスオーバー周波数は3000Hzです。バーチカルツイン構成の定位感をUPA-F07の素直な入力構成で楽しみやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ポップス、映画音楽、フュージョン、ライブ音源など、広がりと低域の厚みをほどよく楽しみたい音楽に向いています。

DENON UPA-F07は、フルサイズの大型プリメインとは違い、横幅270mmのコンパクトさと、Phono MMやMD/Auxを含む入力の実用性が魅力のアンプです。

省スペースでレコード、CD、チューナー、MDなどをまとめたい人にとって、UPA-F07は小型システムの中心に置きやすい一台です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

DENON UPA-F07の詳細スペック一覧

機種名DENON UPA-F07
価格29,000円(1995年頃)
型式プリメインアンプ
実用最大出力55W+55W(6Ω、EIAJ)
全高調波歪率0.05%(1kHz、8Ω)
入力感度Phono MM:2.5mV
CD、Tuner、Tape、MD/Aux:160mV
トーンコントロールBass:±8dB(100Hz)
Treble:±8dB(10kHz)
電源電圧AC100V、50Hz/60Hz
消費電力98W
外形寸法幅270x高さ112x奥行327mm
重量5.1kg
付属システムリモコン
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