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KENWOOD(ケンウッド) KA-1001Gを徹底解説!【N.B.低域調整で小型システム対応】

この記事の概要

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KENWOOD KA-1001Gは、1995年頃に登場したK’sシリーズのインテグレーテッドアンプです。

本記事では、その魅力を特徴やおすすめのヴィンテージ音楽機器との組み合わせなど、徹底解説します。

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目次

KENWOOD KA-1001Gの概要と特徴

項目KENWOOD KA-1001G
型式インテグレーテッドアンプ
定格出力40W+40W(8Ω、20Hz~20kHz、0.09%)
EIAJ実用最大出力75W+75W(4Ω)
55W+55W(8Ω)
全高調波歪率0.009%(1kHz、20W、8Ω)
周波数特性Line(CD):10Hz~80kHz +0 -3dB
SN比Phono MM:78dB
Line(CD):100dB
CD Direct:103dB
N.B.コントロール特性調整中心周波数:40Hz~90Hz
可変範囲:±10dB
重量7.6kg

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KENWOOD KA-1001Gは、8Ωで40W+40Wの定格出力を持つインテグレーテッドアンプです。Line(CD)の周波数特性は10Hz~80kHz、CD DirectのSN比は103dBで、小型筐体に必要機能を凝縮したK’sシリーズらしい一台として楽しめます。

特徴①|L.A.P.T.採用のディスクリート構成

KA-1001Gのアンプ部は、どんな構成ですか?

A級段、ドライバー段、ファイナル段のすべてをディスクリート構成としています。ファイナル段にはマルチエミッタタイプのL.A.P.T.トランジスタを採用しており、小型アンプながら単品コンポらしい作り込みが見どころです。

  • 定格出力は40W+40W(8Ω)です。
  • EIAJ実用最大出力は75W+75W(4Ω)、55W+55W(8Ω)です。
  • 全高調波歪率は0.009%(1kHz、20W、8Ω)です。

特徴②|トロイダルトランスと剛性を意識した筐体

KA-1001Gは、外形寸法だけを見るとコンパクトですが、電源と筐体にも手が入っています。

小型でも電源と筐体を重視

電源部にはトロイダルトランスを採用しています。フロントパネルには厚さ5mmの押し出し材、シャーシには厚さ1.6mm、背面パネルには厚さ1.2mmの鉄板を採用しており、コンパクトサイズでも機械的な安定感を狙った設計です。

最大外形寸法は幅270x高さ136x奥行346mm、重量は7.6kgです。小型コンポーネントとしては重量があり、デスクトップや省スペースのシステムでも存在感があります。

特徴③|CD DirectとN.B.で聴き方を整える

CD Direct時のSN比は103dBで、Line(CD)のSN比100dBより高い数値です。CDを中心に使う場合、リレー式CDダイレクト機能がシンプルな信号経路で聴きたいときの軸になります。

小音量でも低域を調整できますか?

できます。N.B.コントロールは調整中心周波数が40Hz~90Hz、可変範囲が±10dBです。小型スピーカーや控えめな音量で聴くときにも、低域の量感を部屋や音源に合わせて微調整できます。

KENWOOD KA-1001Gと他のヴィンテージアンプとの比較

ここでは、KENWOOD KA-1001Gと、1990年代前後のヴィンテージアンプ3機種を比較します。対象はDENON PMA-390、YAMAHA AX-590、ONKYO A-905です。

項目KENWOOD KA-1001GDENON PMA-390YAMAHA AX-590ONKYO A-905
型式インテグレーテッドアンププリメインアンププリメインアンプステレオプリメインアンプ
8Ω出力40W+40W(20Hz~20kHz)60W+60W(20Hz~20kHz)15W+15W
6Ω出力73W+73W(20Hz~20kHz)120W+120W(20Hz~20kHz)
4Ω出力EIAJ実用最大:75W+75Wダイナミックパワー:120W+120W21W+21W
実用最大:29W+29W
全高調波歪率0.009%(1kHz、20W、8Ω)0.008%(1kHz、30W、8Ω)0.03%(6Ω、定格出力時)0.2%(1kHz、定格出力時、8Ω)
周波数特性10Hz~80kHz +0 -3dB4Hz~100kHz +0 -3dB20Hz~20kHz ±0.5dB10Hz~60kHz ±3dB(CD)
SN比Phono MM:78dB
Line(CD):100dB
CD Direct:103dB
Phono MM:94dB
Phono MC:75dB
CD、Tape、Tuner、Aux:107dB
Phono MC:70dB
Phono MM:86dB
CD、etc:110dB
Line1、2、CD、MD:100dB
Phono入力MM:2.5mV/47kΩMM:2.5mV/47kΩ
MC:0.2mV/100Ω
消費電力100W118W180W45W
外形寸法幅270x高さ136x奥行346mm幅434x高さ120x奥行279mm幅435x高さ146x奥行388.5mm幅205x高さ91x奥行292mm
重量7.6kg5.8kg10.4kg3.1kg

KENWOOD KA-1001GとDENON PMA-390との比較

KENWOOD KA-1001GとDENON PMA-390との比較は以下の通りです。

  • 8Ω出力:KA-1001Gは40W+40W、PMA-390は60W+60Wです。20Hz~20kHz条件ではPMA-390が大きいです。
  • 周波数特性:KA-1001Gは10Hz~80kHz、PMA-390は4Hz~100kHzです。範囲の広さではPMA-390が広いです。
  • Phono入力:KA-1001GはMMのみ、PMA-390はMMとMCに対応します。MC入力はPMA-390で確認できます
  • 横幅:KA-1001Gは270mm、PMA-390は434mmです。設置幅ではKA-1001Gが小さいです。
  • 重量:KA-1001Gは7.6kg、PMA-390は5.8kgです。重量ではKA-1001Gが重いです。

KENWOOD KA-1001GとYAMAHA AX-590との比較

KENWOOD KA-1001GとYAMAHA AX-590との比較は以下の通りです。

  • 6Ω出力:KA-1001Gは―、AX-590は120W+120Wです。6Ω時の定格出力はAX-590で確認できます
  • CD系SN比:KA-1001GのCD Directは103dB、AX-590のCD、etcは110dBです。数値ではAX-590が大きいです。
  • ダンピングファクター:KA-1001Gは―、AX-590は320です。ダンピングファクターはAX-590で確認できます
  • 横幅:KA-1001Gは270mm、AX-590は435mmです。設置幅ではKA-1001Gが小さいです。
  • 重量:KA-1001Gは7.6kg、AX-590は10.4kgです。重量ではAX-590が重いです。

KENWOOD KA-1001GとONKYO A-905との比較

KENWOOD KA-1001GとONKYO A-905との比較は以下の通りです。

  • 8Ω出力:KA-1001Gは40W+40W、A-905は15W+15Wです。8Ωの数値ではKA-1001Gが大きいです。
  • 4Ω出力:KA-1001GはEIAJ実用最大で75W+75W、A-905は21W+21Wです。表記は異なりますが、数値ではKA-1001Gが大きいです。
  • CD系SN比:KA-1001GのLine(CD)は100dB、A-905のLine1、2、CD、MDも100dBです。数値は同じ100dBです。
  • 横幅:KA-1001Gは270mm、A-905は205mmです。設置幅ではA-905が小さいです。
  • 重量:KA-1001Gは7.6kg、A-905は3.1kgです。重量ではKA-1001Gが重いです。

KENWOOD KA-1001Gとヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

KENWOOD KA-1001Gは8Ωで40W+40W、EIAJ実用最大出力は4Ωで75W+75W、8Ωで55W+55Wのインテグレーテッドアンプです。ここでは小型K’sシリーズの鳴らしやすさとN.B.の低域調整を活かしたいスピーカーとして、DIATONE DS-303、KEF C35、YAMAHA NS-10を取り上げます。

KENWOOD KA-1001GとDIATONE DS-303との組み合わせ

  • 互換性:DS-303は定格インピーダンス6Ω、最大入力100W、推奨アンプ出力40W~100W程度、出力音圧レベル90dB/W(新JIS)です。KA-1001Gの6Ω時出力は―のため、推奨アンプ出力の下限40Wを目安に、控えめな音量から始める使い方が大切です。
  • 音質の向上:DS-303は4ウェイ・4スピーカー・アコースティックエアーサスペンション方式・ブックシェルフ型です。30cmコーン型、6cmドーム型、2.3cmドーム型、1.6cmドーム型を搭載し、再生周波数帯域は30Hz~35kHz、出力音圧レベルは90dB/W(新JIS)、クロスオーバー周波数は600Hz、5kHz、10kHzです。KA-1001GのN.B.を控えめに使うと、密閉系の低域を少し補いながら中高域のつながりを楽しめます。
  • おすすめの音楽ジャンルジャズ、クラシック、女性ボーカルに向いています。90dB/W(新JIS)の出力音圧レベルを基準に、声の距離感と低域の量を確認しながら音量を合わせると聴きやすいです。

KENWOOD KA-1001GとKEF C35との組み合わせ

  • 互換性:C35はインピーダンス4Ω、許容入力は―、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル88dB/2.83V/1m、最大出力レベル108dBです。KA-1001Gは4ΩでEIAJ実用最大75W+75Wのため、4Ω接続として音量と発熱を見ながら、無理に音量を上げない使い方が向いています。
  • 音質の向上:C35は3ウェイ・1スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型です。20cm同軸型(20cmコーン+1.9cmドーム)を搭載し、周波数特性は64Hz~20kHz ±3dB、出力音圧レベルは88dB/2.83V/1m、クロスオーバー周波数は3kHzです。KA-1001GのCD Directと合わせると、同軸ユニットの定位感を活かしながら、すっきりした近距離再生を作りやすくなります。
  • おすすめの音楽ジャンル室内楽、ジャズボーカル、アコースティックに向いています。88dB/2.83V/1mの出力音圧レベルを見ながら、デスクトップや小さめの部屋では控えめな音量から合わせると自然にまとまります。

KENWOOD KA-1001GとYAMAHA NS-10との組み合わせ

  • 互換性:NS-10はインピーダンス8Ω、最大入力10W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル95dB/Wです。KA-1001Gは8Ωで40W+40Wのため、最大入力10Wを強く意識し、かなり控えめな音量から調整する使い方が大切です。
  • 音質の向上:NS-10は2ウェイ・2スピーカー・後面開放方式・ブックシェルフ型です。低域用JA-3502、高域用JA-0507を搭載し、再生周波数帯域は40Hz~18000Hz、出力音圧レベルは95dB/W、クロスオーバー周波数は5000Hz(6dB/oct)です。KA-1001GのN.B.は低域を補えますが、NS-10では音量を上げずに、軽く整える程度が聴きやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンルフォーク、古いロック、ラジオ音源に向いています。95dB/Wの出力音圧レベルがあるため、小音量でも音が前に出やすく、声やギターの芯を確認しながら合わせると楽しめます。

KENWOOD KA-1001Gは、L.A.P.T.採用のディスクリート構成、トロイダルトランス、リレー式CDダイレクト、N.B.コントロール、金メッキピンジャックを備えた、小型ながら内容の濃いインテグレーテッドアンプです。

スピーカーを合わせるときは、インピーダンス、許容入力、推奨アンプ出力、出力音圧レベルを確認し、最初は控えめな音量から少しずつ調整すると、KA-1001Gの素直な鳴り方と低域調整の使いどころをつかみやすくなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

KENWOOD KA-1001Gの詳細スペック一覧

項目内容
型式インテグレーテッドアンプ
定格出力40W+40W(8Ω、20Hz~20kHz、0.09%)
EIAJ実用最大出力75W+75W(4Ω)
55W+55W(8Ω)
全高調波歪率0.009%(1kHz、20W、8Ω)
周波数特性Line(CD):10Hz~80kHz +0 -3dB
SN比(IHF-66)Phono MM:78dB
Line(CD):100dB
CD Direct:103dB
入力感度/インピーダンスPhono MM:2.5mV/47kΩ
Line(CD):250mV/47kΩ
アダプターイン:250mV/47kΩ
出力レベル/インピーダンスTape Rec:200mV/270Ω
アダプターアウト:200mV/270Ω
SWプリアウト:1.8V/600Ω
N.B.コントロール特性調整中心周波数:40Hz~90Hz
可変範囲:±10dB
電源電圧AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力100W(電気用品取締法)
最大外形寸法幅270x高さ136x奥行346mm
重量7.6kg
付属リモコン
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