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LUXMAN(ラックスマン) L-501sを徹底解説!【CSSC超広帯域増幅回路】

この記事の概要

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LUXMAN L-501sは、1998年12月発売のヴィンテージなアンプです。

本記事では、その魅力を特徴やおすすめのヴィンテージ音楽機器との組み合わせなど、徹底解説します。

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目次

LUXMAN L-501sの概要と特徴

LUXMAN L-501sのスペック
発売時期1998年12月
定価109,000円
型式インテグレーテッド・アンプ
連続実効出力70W+70W(8Ω)
全高調波歪率0.005%以下(1kHz)
重量13.0kg

▼ 詳しいスペックはこちら

LUXMAN L-501sは、上級機で開発された技術を導入したLシリーズのプリメインアンプです。CSSC超広帯域増幅回路、ODβ回路、STARサーキットを採用し、10万円台前半のモデルながらラックスマンらしい滑らかさと現代的なワイドレンジ感を両立しています。

特徴①|CSSC超広帯域増幅回路を採用する

L-501sのアンプ回路には、CSSC(Complementary Single Stagger Circuit)超広帯域増幅回路が採用されています。広帯域で音の瞬発力に優れ、Line straight on時に20Hz〜100kHz -3dB以内という周波数特性を実現しています。

CSSCはどんな音作りに関係しますか?

ハイスルーレート設計

音の立ち上がりに関わる回路設計です。L-501sでは、高域まで位相の乱れを抑えた自然な瞬発力を狙った構成として使われています。

特徴②|ODβ回路で全帯域の音色を整える

L-501sは、ラックスマン独自のODβ回路を搭載しています。

ODβ回路は、直流域と交流域を別帰還としながらも、DCサーボアンプを使わずに安定度を確保する設計です。回路の裸特性を高めることで、低域から高域まで音色の統一感を保ちやすい点が特徴です。

  1. DC領域の安定度を確保します。
  2. 交流域のNFBも最適化します。
  3. 全帯域のエネルギーバランスを整えます。

特徴③|STARサーキットで回路間の干渉を抑える

L-501sは、ラックスマン独自のSTARサーキットを採用しています。給電ラインやアースラインを共有せず、基準点から各ブロックへ直接つなぐことで、回路間の相互干渉や基準点の変動を抑える狙いがあります。

  • 大出力トランジスタと大型ヒートシンクを採用しています。
  • 高効率大型EIコアパワートランスを搭載しています。
  • 瞬時充放電特性に優れた大容量コンデンサーを備えています。

特徴④|MMフォノとバランス入力に対応する

L-501sは、MM専用フォノアンプを内蔵しています。Phonoは2.5mV/47kΩ、LineとRecorderは150mV/47kΩ、Bal.Lineは150mV/66kΩで、アナログ入力とバランスライン入力を両立した実用的な構成です。

使い勝手の機能もありますか?

バイワイヤリング対応の2系統スピーカーターミナル、ストレートスイッチ、フェーズインバーター、ラインフェーズセンサー、ワイヤレスリモコンを搭載しています。音質だけでなく、日常の操作性まで考えられたアンプです。

LUXMAN L-501sと他のヴィンテージアンプとの比較

LUXMAN L-501sと他のヴィンテージアンプを比較すると、以下のようになります。

項目LUXMAN L-501sLUXMAN L-503sLUXMAN L-505sIIDENON PMA-2000
実効出力70W+70W(8Ω)65W+65W(8Ω)80W+80W(8Ω)80W+80W(8Ω)
高調波歪率0.005%以下(8Ω、1kHz)0.003%以下(8Ω、1kHz)0.005%以下(8Ω、1kHz)0.01%(8Ω、1kHz)
ダンピングファクター
重量13.0kg14.0kg17.0kg20.0kg
消費電力175W150W188W250W
サウンドキャラクターCSSCとODβによる自然なワイドレンジ感同系統の回路を少し濃く楽しめる方向性上位機らしい物量とMM/MC対応の余裕UHC MOSによる厚みと力感

LUXMAN L-501sとLUXMAN L-503sとの比較

LUXMAN L-501sとLUXMAN L-503sとの比較は以下の通りです。

  • 実効出力:L-501sは70W+70W、L-503sは65W+65Wです。出力ではLUXMAN L-501sがわずかに優れています
  • 高調波歪率:L-501sは0.005%以下、L-503sは0.003%以下です。数値上の低歪率ではLUXMAN L-503sが有利です
  • ダンピングファクター:どちらも定格記載がありません。数値比較では同等に判断できません
  • 重量:L-501sは13.0kg、L-503sは14.0kgです。物量ではLUXMAN L-503sがわずかに上回ります
  • 消費電力:L-501sは175W、L-503sは150Wです。消費電力の数値ではLUXMAN L-501sが大きいです。
  • 音の方向性:L-503sは上位寄りの余裕、L-501sは70W級の扱いやすさとSTARサーキットが魅力です。設置性と音質のバランスではLUXMAN L-501sが選びやすいです。

LUXMAN L-501sとLUXMAN L-505sIIとの比較

LUXMAN L-501sとLUXMAN L-505sIIとの比較は以下の通りです。

  • 実効出力:L-501sは70W+70W、L-505sIIは80W+80Wです。出力ではLUXMAN L-505sIIが優れています
  • 高調波歪率:どちらも0.005%以下です。1kHzの定格では同等です
  • ダンピングファクター:どちらも定格記載がありません。数値比較では同等に判断できません
  • 重量:L-501sは13.0kg、L-505sIIは17.0kgです。物量ではLUXMAN L-505sIIが上回ります
  • 消費電力:L-501sは175W、L-505sIIは188Wです。電源規模ではLUXMAN L-505sIIが大きいです。
  • 音の方向性:L-505sIIは物量とMM/MC対応が魅力で、L-501sはMM専用ながらシンプルに楽しめる構成です。価格と扱いやすさを重視するならLUXMAN L-501sが魅力的です

LUXMAN L-501sとDENON PMA-2000との比較

LUXMAN L-501sとDENON PMA-2000との比較は以下の通りです。

  • 実効出力:L-501sは70W+70W、PMA-2000は80W+80Wです。出力ではDENON PMA-2000が優れています
  • 高調波歪率:L-501sは0.005%以下、PMA-2000は0.01%です。数値上の低歪率ではLUXMAN L-501sが有利です
  • ダンピングファクター:どちらも定格記載がありません。数値比較では同等に判断できません
  • 重量:L-501sは13.0kg、PMA-2000は20.0kgです。物量ではDENON PMA-2000が上回ります
  • 消費電力:L-501sは175W、PMA-2000は250Wです。電源規模ではDENON PMA-2000が大きいです。
  • 音の方向性:PMA-2000はUHC MOSの厚み、L-501sはラックスマンらしい滑らかなワイドレンジ感が魅力です。軽やかで自然な鳴り方を好むならLUXMAN L-501sが合いやすいです。

LUXMAN L-501sとヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

LUXMAN L-501sは、8Ωで70W+70Wの連続実効出力を持つプリメインアンプです。組み合わせでは、90dB前後以上の能率と十分な入力許容量を持つヴィンテージスピーカーを選ぶと、CSSC回路の自然なワイドレンジ感を活かしやすいです。

LUXMAN L-501sと組み合わせるヴィンテージスピーカーは、以下の3機種です。

  • YAMAHA NS-690III
  • JBL L96
  • Pioneer S-955

以下では、互換性・音質・おすすめジャンルに分けて解説します。

LUXMAN L-501sとYAMAHA NS-690IIIとの組み合わせ

LUXMAN L-501sとYAMAHA NS-690IIIとの組み合わせは以下の通りです。

  • 互換性:NS-690IIIは8Ω、定格入力40W、最大許容入力80W、出力音圧レベル90dB/W/mの3ウェイ密閉方式ブックシェルフ型です。L-501sの8Ω時70W+70Wと合わせる場合は、最大許容入力80Wの範囲で余裕を残す音量管理が大切です。
  • 音質の向上:NS-690IIIは30cmコーン型ウーファー、7.5cmドーム型スコーカー、3.0cmドーム型トゥイーターを搭載し、35Hz〜20kHzを再生します。L-501sの滑らかな中高域と合わせることで、密閉型らしい定位感とヤマハらしい自然な中域を出しやすいです。800Hz、6kHzのクロスオーバーにより、ボーカル帯域も落ち着いてまとまります。
  • おすすめの音楽ジャンル:ジャズ、クラシック、ボーカル、ニューミュージックに向いています。自然な響きと聴き疲れしにくい音を求める人に合う組み合わせです。

LUXMAN L-501sとJBL L96との組み合わせ

LUXMAN L-501sとJBL L96との組み合わせは以下の通りです。

  • 互換性:L96は8Ω、許容入力100W(IEC規格)、出力音圧レベル89dB/W/mの3ウェイ・バスレフ方式ブックシェルフ型です。L-501sの70W+70Wと合わせる場合は、許容入力100Wに対して無理の少ない出力関係で使いやすいです。
  • 音質の向上:L96は25cmコーン型LE10H、13cmコーン型LE5-12、2.5cmドーム型044を搭載しています。L-501sと組むことで、JBLらしい前に出る中域をラックスマンの滑らかさで整えやすい組み合わせです。1.1kHz、3.7kHzのクロスオーバーにより、リズム楽器とボーカルの存在感も出しやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ロック、フュージョン、AOR、ファンクに向いています。リズムの押し出しと聴きやすさを両立したい人に合う組み合わせです。

LUXMAN L-501sとPioneer S-955との組み合わせ

LUXMAN L-501sとPioneer S-955との組み合わせは以下の通りです。

  • 互換性:S-955は8Ω、最大入力100W、出力音圧レベル91dB/W/mの3ウェイ・バスレフ方式ブックシェルフ型です。L-501sの70W+70Wと合わせる場合は、最大入力100Wに対して余裕を持って鳴らしやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:S-955は36cmコーン型ウーファー、6.5cmドーム型ミッドレンジ、リボン型トゥイーターを搭載し、28Hz〜120kHzを再生します。L-501sのワイドレンジ設計と合わせることで、大口径ウーファーの量感とリボン型高域の伸びをバランスよく楽しみやすいです。950Hz、8kHzのクロスオーバーにより、中域の厚みと高域の抜けも作りやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:クラシック、プログレ、ジャズ、シンフォニックロックに向いています。スケール感と高域の伸びを重視する人に合う組み合わせです。

LUXMAN L-501sは、70W級の扱いやすさと、CSSC/ODβによる自然なワイドレンジ感を併せ持つプリメインアンプです。

密閉型の定位感、JBL系の押し出し、大型バスレフのスケール感を選び分けることで、L-501sの滑らかな音をより楽しみやすくなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

LUXMAN L-501sの詳細スペック一覧

LUXMAN L-501sのスペック詳細
型式インテグレーテッド・アンプ
連続実効出力70W+70W(8Ω)
全高調波歪率(Line straight on)0.005%以下(8Ω、1kHz、両ch同時駆動)、0.03%以下(8Ω、20Hz〜20kHz、両ch同時駆動)
入力感度/インピーダンスPhono:2.5mV/47kΩ、Line、Recorder:150mV/47kΩ、Bal.Line:150mV/66kΩ
出力電圧Recorder:150mV
S/N比(IHF-A補正、Line straight on)Phono:90dB以上(5mV入力)、Line:106dB以上(入力ショート)
周波数特性(Line straight on)Phono:20Hz〜20kHz ±0.5dB、Line:20Hz〜100kHz -3dB以内
トーンコントロールBass:±6dB(100Hz)、Treble:±6dB(10kHz)
ラウドネスコントロール100Hz:+5dB(±1dB)、10kHz:+3dB(±1dB)
電源AC100V、50Hz/60Hz
消費電力175W(電気用品取締法)
外形寸法幅467x高さ151x奥行439mm
重量13.0kg
付属ワイヤレスリモコン
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