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LUXMAN L-503sを紹介!【90年代ラックスマンの魅力】

この記事の概要

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LUXMAN L-503sは、1997年6月発売のヴィンテージなインテグレーテッドアンプです。

本記事では、その魅力を特徴やおすすめのヴィンテージ音楽機器との組み合わせなど、徹底解説します。

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目次

LUXMAN L-503sの概要と特徴

LUXMAN L-503sのスペック
発売時期1997年6月
定価139,000円
型式インテグレーテッド・アンプ
連続実効出力65W+65W(8Ω)
全高調波歪率0.003%以下(8Ω、1kHz、定格出力、Line Straight on)
ダンピングファクター
消費電力150W
重量14.0kg

▼ 詳しいスペックはこちら

LUXMAN L-503sは、CSSC回路とODβ回路を採用したプリメインアンプです。65W+65Wの連続実効出力、MMフォノ入力、バランス入力、ラインストレート機能を備え、1990年代後半のラックスマンらしい完成度を狙った一台です。

特徴①|CSSC回路で高域の安定性を高める

L-503sのアンプ部には、CSSC回路が採用されています。コンプリメンタリー構成の差動増幅部、電流伝送段、出力回路で構成され、最小限の補正で安定動作とハイスルーレイトを狙っています。

CSSC回路はどんな音に関係しますか?

CSSCのねらい

高域補正ループの影響を抑え、アンプ本来の素性で帯域を確保しようとする設計です。L-503sでは、自然な立ち上がりと音色のまとまりを狙った回路として使われています。

特徴②|ODβ回路で全帯域の音色をそろえる

L-503sには、ラックス独自のODβ回路が搭載されています。DCサーボアンプに頼らず裸特性を練り上げることで、直流安定性と交流域のエネルギーバランスを整える考え方です。

  • ベーシックなDC帰還で直流安定性を確保します。
  • 交流域のNFBも最適化されています。
  • 低域から高域まで音色の統一感を狙う設計です。

定格では、1kHz時の全高調波歪率が0.003%以下です。ラインストレートON時の数値として、かなり細かく追い込まれています。

特徴③|隔壁構造とバスバーで内部干渉を抑える

内部レイアウトには隔壁構造が採用されています。プリアンプ部、パワーアンプ部、入出力端子部、電源入力部、スピーカー出力を分離し、干渉ノイズや歪を抑える構成です。

スピーカー出力部には大型リレーとバスバーも導入されています。低インピーダンス化を意識した作りで、端子にはバナナプラグ対応の大型ターミナルが使われています。

特徴④|リモコン操作とラインストレートを両立する

L-503sにはワイヤレスリモコンが付属し、電源、入力セレクト、音量、ミューティングを操作できます。モータードライブボリュームとモーター駆動式入力切換により、操作性と音質配慮を両立した構成です。

ラインストレートは何をバイパスしますか?

信号経路の整理

トーンコントロール、モードセレクター、左右バランスをバイパスします。L-503sでは、必要に応じて便利機能と純度重視を切り替えられる点が魅力です。

LUXMAN L-503sと他のヴィンテージアンプとの比較

LUXMAN L-503sと他のヴィンテージアンプを比較すると、以下のようになります。

項目LUXMAN L-503sLUXMAN L-505sIIDENON PMA-2000Accuphase E-210
実効出力65W+65W(8Ω)80W+80W(8Ω)80W+80W(8Ω)80W/ch(8Ω)
高調波歪率0.003%以下(1kHz)0.005%以下(1kHz)0.01%0.04%
ダンピングファクター110(8Ω)
重量14.0kg17.0kg20.0kg18.0kg
消費電力150W188W250W190W
サウンドキャラクターCSSCとODβによる自然感と操作性の両立L-509s系技術を投入した余裕ある同系統の音UHC MOSとツインモノ構成による力感電流帰還型増幅回路による明瞭で端正な方向

LUXMAN L-503sとLUXMAN L-505sIIとの比較

LUXMAN L-503sとLUXMAN L-505sIIとの比較は以下の通りです。

  • 実効出力:L-503sは65W+65W、L-505sIIは80W+80Wです。出力ではLUXMAN L-505sIIが優れています
  • 高調波歪率:L-503sは0.003%以下、L-505sIIは0.005%以下です。1kHzの数値ではLUXMAN L-503sが優れています
  • 重量:L-503sは14.0kg、L-505sIIは17.0kgです。軽さではLUXMAN L-503sが扱いやすいです。
  • 消費電力:L-503sは150W、L-505sIIは188Wです。消費電力の小ささではLUXMAN L-503sが優れています
  • サウンドキャラクター:L-505sIIは出力とパーツ面に余裕があります。L-503sはCSSCとODβを軸にしながら操作性も良く、日常使いではLUXMAN L-503sが選びやすいです。

LUXMAN L-503sとDENON PMA-2000との比較

LUXMAN L-503sとDENON PMA-2000との比較は以下の通りです。

  • 実効出力:L-503sは65W+65W、PMA-2000は80W+80Wです。出力ではDENON PMA-2000が優れています
  • 高調波歪率:L-503sは0.003%以下、PMA-2000は0.01%です。数値上の低歪率ではLUXMAN L-503sが優れています
  • 重量:L-503sは14.0kg、PMA-2000は20.0kgです。軽さではLUXMAN L-503sが扱いやすいです。
  • 消費電力:L-503sは150W、PMA-2000は250Wです。消費電力の小ささではLUXMAN L-503sが優れています
  • サウンドキャラクター:PMA-2000はUHC MOSとツインモノ構成による力感が魅力です。L-503sはラインストレートとODβのまとまりがあり、自然な音色を求めるならLUXMAN L-503sが合いやすいです。

LUXMAN L-503sとAccuphase E-210との比較

LUXMAN L-503sとAccuphase E-210との比較は以下の通りです。

  • 実効出力:L-503sは65W+65W、E-210は80W/chです。出力ではAccuphase E-210が優れています
  • 高調波歪率:L-503sは0.003%以下、E-210は0.04%です。数値上の低歪率ではLUXMAN L-503sが優れています
  • ダンピングファクター:L-503sは定格記載なし、E-210は110です。定格で確認できる低域制動の数値ではAccuphase E-210が優れています
  • 重量:L-503sは14.0kg、E-210は18.0kgです。軽さではLUXMAN L-503sが扱いやすいです。
  • 消費電力:L-503sは150W、E-210は190Wです。消費電力の小ささではLUXMAN L-503sが優れています
  • サウンドキャラクター:E-210は電流帰還型らしい明瞭さが魅力です。L-503sはMMフォノ、バランス入力、ラインストレートを備え、入力の使い分けまで含めるならLUXMAN L-503sが合いやすいです。

LUXMAN L-503sとヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

LUXMAN L-503sは、8Ωで65W+65Wの連続実効出力を持つプリメインアンプです。CSSC回路とODβ回路を備えるため、中能率以上のスピーカーで自然な音色と操作性を楽しむ組み合わせを考えやすいです。

LUXMAN L-503sと組み合わせるヴィンテージスピーカーは、以下の3機種です。

  • ONKYO D-77XD
  • JBL 4312A
  • KEF Model105/2

以下では、互換性・音質・おすすめジャンルに分けて解説します。

LUXMAN L-503sとONKYO D-77XDとの組み合わせ

LUXMAN L-503sとONKYO D-77XDとの組み合わせは以下の通りです。

  • 互換性:D-77XDは3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型で、6Ω、最大入力230W、出力音圧レベル91dB/W/mです。L-503sでは、通常の家庭音量で余裕を持って鳴らしやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:D-77XDは28cmピュア・クロスカーボンコーン型、8cmチタンドーム型、2.5cmチタンドーム型を搭載し、25Hz〜45kHzを再生します。クロスオーバーは400Hz、3kHz、内容積は58L、重量は30kgです。L-503sと組むと、バスレフ型の量感とチタン系ユニットの明瞭さを整えやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:フュージョン、ロック、シティポップ、ジャズに向いています。低域の押し出しと高域の抜けを楽しみたい人に合う組み合わせです。

LUXMAN L-503sとJBL 4312Aとの組み合わせ

LUXMAN L-503sとJBL 4312Aとの組み合わせは以下の通りです。

  • 互換性:4312Aは3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型で、8Ω、許容入力100W、出力音圧レベル93dB/W/mです。L-503sでは、高能率を活かして控えめな出力で鳴らす組み合わせです。
  • 音質の向上:4312Aは30cmコーン型2213H、13cmコーン型104H-3、ドーム型035Tiを搭載し、45Hz〜20kHzを再生します。クロスオーバーは1.1kHz、4.2kHz、エンクロージャー容積は40L、重量は20kgです。L-503sと組むと、JBLモニターらしい前に出る中域とラックスマンの滑らかさを合わせやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ジャズ、ロック、ソウル、ライブ録音に向いています。ボーカルやリズムの存在感を近くで聴きたい人に合う組み合わせです。

LUXMAN L-503sとKEF Model105/2との組み合わせ

LUXMAN L-503sとKEF Model105/2との組み合わせは以下の通りです。

  • 互換性:Model105/2は3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・フロア型で、8Ω、最大入力200W(プログラム)、推奨アンプ出力40W〜200W/chです。L-503sでは、推奨範囲内で落ち着いて鳴らせる組み合わせです。
  • 音質の向上:Model105/2はB300、B110、T52を搭載し、38Hz〜22kHz ±2dBを再生します。クロスオーバーは400Hz、2.5kHz、内容積は70L+8.5L、重量は28kgまたは36kgです。L-503sと組むと、密閉フロア型の定位感とODβの音色統一感を楽しみやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:クラシック、室内楽、ピアノ、ボーカルに向いています。音場のまとまりと余韻を丁寧に聴きたい人に合う組み合わせです。

LUXMAN L-503sは、CSSC回路、ODβ回路、ラインストレート機能、リモコン操作を備えた、扱いやすさと音質思想のバランスが良いプリメインアンプです。

バスレフ型の量感、モニター系の中域、密閉フロア型の定位感を選び分けることで、L-503sの自然でまとまりのある音を楽しめます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

LUXMAN L-503sの詳細スペック一覧

LUXMAN L-503sのスペック詳細
発売時期1997年6月
定価139,000円
型式インテグレーテッド・アンプ
連続実効出力65W+65W(8Ω)
全高調波歪率0.003%以下(8Ω、1kHz、定格出力、Line Straight on)
0.02%以下(8Ω、20Hz〜20kHz、定格出力、Line Straight on)
ダンピングファクター
入力感度/インピーダンスPhono:2.5mV/47kΩ
Line:150mV/47kΩ
Tape:150mV/47kΩ
Bal.Line:300mV/66kΩ
出力電圧Tape:150mV
S/N比(IHF-A補正、Line Straight on)Phono:90dB以上(5mV入力)
Line:107dB以上(入力ショート)
周波数特性(Line Straight on)Phono:20Hz〜20kHz +0 -0.5dB
Line:20Hz〜100kHz -2dB以内
トーンコントロール100Hz:最大±10dB(±1.5dB)
10kHz:最大±10dB(±1.5dB)
ラウドネスコントロール100Hz:+7dB(±1dB)
10kHz:+5dB(±1dB)
付属装置レコーディングセレクター
スピーカーセレクター(A/B)
モードセレクター
トーンコントロール
バランス
ラインストレート
サブソニック
ラウドネス
フェイズ・インバーター
ラインフェーズセンサー
リモートコントロール
ヘッドホンジャック
ACアウトレットunswitched:2系統、Total300Wmax
電源電圧AC100V、50Hz/60Hz
消費電力150W(電気用品取締法)
外形寸法幅467x高さ179x奥行440mm
重量14.0kg
付属ワイヤレスリモコン
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