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LUXMAN(ラックスマン) L-55Aを徹底解説!【デュオ・ベータサーキット搭載】

この記事の概要

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LUXMAN L-55Aは、1979年11月発売のヴィンテージなアンプです。

本記事では、その魅力を特徴やおすすめのヴィンテージ音楽機器との組み合わせなど、徹底解説します。

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目次

LUXMAN L-55Aの概要と特徴

LUXMAN L-55Aのスペック
発売時期1979年11月
定価119,000円
型式インテグレーテッド・アンプ
実効出力80W+80W(8Ω)
全高調波歪率0.02%以下
重量15kg

▼ 詳しいスペックはこちら

LUXMAN L-55Aは、L-58Aの姉妹機として登場したデュオ・ベータサーキット搭載プリメインアンプです。80W+80Wの実効出力、MCヘッドアンプ、バッファー付きトーンコントロールを備え、アナログ再生と実用性のバランスを狙ったモデルです。

特徴①|デュオ・ベータサーキットを搭載する

L-55Aは、ラックスマン独自のデュオ・ベータサーキットを搭載しています。

デュオ・ベータサーキットは何をする回路ですか?

回路の狙い

多量のNFBで数値だけを追うのではなく、裸特性の良いアンプに少量NFBとDCサーボを組み合わせる考え方です。L-55Aでは、低歪率と音質改善を両立するための中心技術として使われています。

特徴②|MCヘッドアンプでアナログ再生に対応する

L-55Aは、DC構成のMCヘッドアンプを搭載しています。カートリッジのインピーダンスによってゲインが自動的に調整される設計で、Phono MC-2は0.05mV(2Ω)〜0.15mV(40Ω)に対応します。

  • Phono MMとMC-1は1.5mV入力に対応します。
  • MC-2は低出力MCカートリッジ向けの入力です。
  • レコード再生を軸にした構成として楽しめます。

特徴③|バッファー付きトーンコントロールでフラットアンプを省く

L-55Aでは、バッファー付きのトーンコントロール回路を採用することでフラットアンプを排除しています。信号経路を整理し、音質劣化の要因を減らしながら音色調整を残す設計です。

トーンコントロールを使っても大丈夫ですか?

必要なときに低域や高域を補正しつつ、余分な増幅段を増やさない構成です。スピーカーや部屋の響きに合わせて微調整したい場合にも使いやすい設計です。

特徴④|L-58Aより扱いやすい80W級プリメインとしてまとまる

L-55Aの実効出力は80W+80Wで、L-58Aの100W+100Wより控えめです。ただし重量は15kgあり、中級機としては十分な物量を備えた80W級アンプとして見られます。

L-55Aの立ち位置

L-58Aの技術思想を受け継ぎつつ、価格と出力を少し抑えた姉妹機です。デュオ・ベータ世代のラックスマンを現実的に楽しみたい人に向いたモデルです。

LUXMAN L-55Aと他のヴィンテージアンプとの比較

LUXMAN L-55Aと他のヴィンテージアンプを比較すると、以下のようになります。

項目LUXMAN L-55ALUXMAN L-58ALUXMAN L-48ALUXMAN L-45A
実効出力80W+80W(8Ω)100W+100W(8Ω)70W+70W(8Ω)65W+65W(8Ω)
高調波歪率0.02%以下0.015%以下0.03%0.009%以下
ダンピングファクター
重量15kg15.3kg12kg10.5kg
消費電力300W250W150W
サウンドキャラクターデュオ・ベータとMCヘッドアンプのバランス型MOS FETとノッチレス・クラスAの濃密な方向性同系回路で扱いやすい70W級フォノストレート重視の端正な方向性

LUXMAN L-55AとLUXMAN L-58Aとの比較

LUXMAN L-55AとLUXMAN L-58Aとの比較は以下の通りです。

  • 実効出力:L-55Aは80W+80W、L-58Aは100W+100Wです。出力ではLUXMAN L-58Aが優れています
  • 高調波歪率:L-55Aは0.02%以下、L-58Aは0.015%以下です。数値上の低歪率ではLUXMAN L-58Aが有利です
  • 重量:L-55Aは15kg、L-58Aは15.3kgです。物量ではLUXMAN L-58Aがわずかに上回ります
  • 消費電力:L-55Aは―、L-58Aは300Wです。消費電力の定格はLUXMAN L-58Aのみ確認できます
  • 音の方向性:L-58AはMOS FETとノッチレス・クラスAの濃密さ、L-55Aはデュオ・ベータとMCヘッドアンプのバランスが特徴です。姉妹機らしい扱いやすさではLUXMAN L-55Aが選びやすいです。

LUXMAN L-55AとLUXMAN L-48Aとの比較

LUXMAN L-55AとLUXMAN L-48Aとの比較は以下の通りです。

  • 実効出力:L-55Aは80W+80W、L-48Aは70W+70Wです。出力ではLUXMAN L-55Aが優れています
  • 高調波歪率:L-55Aは0.02%以下、L-48Aは0.03%です。数値上の低歪率ではLUXMAN L-55Aが有利です
  • 重量:L-55Aは15kg、L-48Aは12kgです。物量ではLUXMAN L-55Aが上回ります
  • 消費電力:L-55Aは―、L-48Aは250Wです。消費電力の定格はLUXMAN L-48Aのみ確認できます
  • 音の方向性:L-48Aは70W級で軽快、L-55Aは15kgの筐体と80W出力を備えています。中級機らしい余裕を求めるならLUXMAN L-55Aが合いやすいです。

LUXMAN L-55AとLUXMAN L-45Aとの比較

LUXMAN L-55AとLUXMAN L-45Aとの比較は以下の通りです。

  • 実効出力:L-55Aは80W+80W、L-45Aは65W+65Wです。出力ではLUXMAN L-55Aが優れています
  • 高調波歪率:L-55Aは0.02%以下、L-45Aは0.009%以下です。数値上の低歪率ではLUXMAN L-45Aが有利です
  • 重量:L-55Aは15kg、L-45Aは10.5kgです。物量ではLUXMAN L-55Aが上回ります
  • 消費電力:L-55Aは―、L-45Aは150Wです。消費電力の定格はLUXMAN L-45Aのみ確認できます
  • 音の方向性:L-45Aはフォノストレート重視、L-55AはL-58Aの姉妹機らしい中級上位感が魅力です。出力余裕とアナログ機能の両方を見たいならLUXMAN L-55Aが魅力的です

LUXMAN L-55Aとヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

LUXMAN L-55Aは、8Ωで80W+80Wの実効出力を持つプリメインアンプです。組み合わせでは、許容入力と能率のバランスがよく、低域の制動を活かせるスピーカーを選ぶと扱いやすいです。

LUXMAN L-55Aと組み合わせるヴィンテージスピーカーは、以下の3機種です。

  • Technics SB-700
  • ONKYO M-6
  • B&W DM2

以下では、互換性・音質・おすすめジャンルに分けて解説します。

LUXMAN L-55AとTechnics SB-700との組み合わせ

LUXMAN L-55AとTechnics SB-700との組み合わせは以下の通りです。

  • 互換性:SB-700は8Ω、最大許容入力60W、出力音圧レベル95dB/W/mの3ウェイ・5スピーカー密閉型フロアスピーカーです。L-55Aの8Ω時80W+80Wと合わせる場合は、高能率を活かして出力を使い切らずに鳴らす音量管理が大切です。
  • 音質の向上:SB-700は30cmコーン型ウーファー、15cmドーム型スコーカー2基、10cmドーム型トゥイーター2基を搭載し、25Hz〜20kHzを再生します。L-55Aのデュオ・ベータ回路と合わせることで、密閉型フロアの低域量感とドーム中高域の広がりを整えやすいです。600Hz、5kHzのクロスオーバーにより、音像のつながりも作りやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:クラシック、ジャズ、フュージョン、シティポップに向いています。広がりのある音場と落ち着いた低域を楽しみたい人に合う組み合わせです。

LUXMAN L-55AとONKYO M-6との組み合わせ

LUXMAN L-55AとONKYO M-6との組み合わせは以下の通りです。

  • 互換性:M-6は8Ω、最大入力100W、出力音圧95dB/W/mの2ウェイ・バスレフ型ブックシェルフです。L-55Aの8Ω時80W+80Wと合わせる場合は、最大入力100Wと高能率の両方で余裕を作りやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:M-6は31cmコーン型ウーファーと4cm複合型トゥイーターを搭載し、30Hz〜20kHzを再生します。L-55Aと合わせることで、31cmウーファーの量感と2ウェイらしい定位の良さを引き出しやすいです。2kHzのクロスオーバーにより、ウーファー主体の中低域も自然にまとまりやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ロック、ソウル、AOR、昭和歌謡に向いています。小さめの音量でも低域の厚みと勢いを楽しみたい人に合う組み合わせです。

LUXMAN L-55AとB&W DM2との組み合わせ

LUXMAN L-55AとB&W DM2との組み合わせは以下の通りです。

  • 互換性:DM2は8Ω、最大入力60W、出力音圧レベル90dB(SPL)の3ウェイ・ALL方式ブックシェルフです。L-55Aの8Ω時80W+80Wと合わせる場合は、最大入力60Wを意識して控えめに音量を調整する組み合わせです。
  • 音質の向上:DM2は20cmコーン型DW200、3.5cmHF1300、1.8cmスーパートゥイーターを搭載し、35Hz〜25kHzを再生します。L-55Aの滑らかな中域と合わせることで、英国モニター系の中域表現とALL方式の伸びやかな低域を楽しみやすいです。2.5kHz、12kHzのクロスオーバーにより、声と高域の余韻も整えやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:室内楽、ジャズボーカル、フォーク、アコースティックに向いています。声の質感と自然な余韻を丁寧に聴きたい人に合う組み合わせです。

LUXMAN L-55Aは、デュオ・ベータサーキットとMCヘッドアンプを備えた、アナログ再生に強い80W級プリメインアンプです。

密閉型フロア、高能率バスレフ、英国ALL方式を選び分けることで、L-55Aの滑らかさと駆動力を違う角度から楽しみやすいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

LUXMAN L-55Aの詳細スペック一覧

LUXMAN L-55Aのスペック詳細
型式インテグレーテッド・アンプ
実効出力80W+80W(8Ω、両ch動作、20Hz〜20kHz)
全高調波歪率0.02%以下(8Ω、80W、20Hz〜20kHz)
入力感度Phono MM、MC-1:1.5mV、Phono MC-2:0.05mV(2Ω)〜0.15mV(40Ω)、Tuner、Aux1、2:220mV
外形寸法幅466x高さ181x奥行378mm
重量15kg
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