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Marantz(マランツ) PM-15を徹底解説!【0.008%低歪率】

この記事の概要

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Marantz PM-15は、1994年頃に発売されたステレオプリメインアンプです。

本記事では、その魅力を特徴やおすすめのヴィンテージ音楽機器との組み合わせなど、徹底解説します。

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目次

Marantz PM-15の概要と特徴

Marantz PM-15の簡易スペック
型式ステレオプリメインアンプ
発売時期1994年頃
定価450,000円
定格出力250W+250W(4Ω)
190W+190W(6Ω)
150W+150W(8Ω)
全高調波歪率0.008%
重量32.0kg

▼ 詳しいスペックはこちら

Marantz PM-15は、4Ωで250W+250W、6Ωで190W+190W、8Ωで150W+150Wの定格出力を持つステレオプリメインアンプです。全高調波歪率は0.008%、周波数特性は10Hz~50kHz +0 -1dB、High LevelのSN比は111dBです。PMシリーズの上位機らしい大出力と重厚な筐体設計が魅力です。

特徴①|4Ωで250W+250Wを発揮する大出力

PM-15は出力にかなり余裕がありますか?

はい。定格出力は4Ωで250W+250W、6Ωで190W+190W、8Ωで150W+150Wです。

複数インピーダンスで大きな出力値が示されているため、入力に余裕のある大型スピーカーと組み合わせたときにも、音量を細かく調整しながら使いやすいアンプです。

特徴②|0.008%の全高調波歪率と10Hz~50kHzの帯域

定格で見える基礎体力

全高調波歪率は0.008%、周波数特性は10Hz~50kHz +0 -1dBです。High LevelのSN比は111dB。低歪率と広めの周波数特性を、大出力と同時に備えているところがPM-15の見どころです。

特徴③|CDバランス入力と豊富なライン入力

入力構成の豊かさもPM-15らしいポイントです。入力端子はCDバランス入力1系統、Line入力6系統、Phono入力1系統、Tape入力2系統を備えています。出力端子はTape出力2系統、スピーカー出力1系統です。CDバランス入力を含む多系統入力により、CDプレーヤー、チューナー、レコード系をまとめやすい構成です。

  • CDバランス入力は1系統です。
  • Line入力は6系統です。
  • Phono入力は1系統です。
  • Tape入力は2系統です。

特徴④|32.0kgの重量と銅メッキシャーシ思想

設置時に気をつけたいサイズ感はありますか?

あります。外形寸法は幅454x高さ210x奥行467mm、重量は32.0kgです。

奥行467mmと32.0kgの重量があるため、ラックの奥行き、耐荷重、放熱スペースをしっかり見ておきたいアンプです。

Marantz PM-15と他のヴィンテージアンプとの比較

ここでは、Marantz PM-15と、同じMarantzのヴィンテージアンプ3機種を比較します。対象はMarantz PM-14、Marantz PM-16、Marantz PM-17です。

項目Marantz PM-15Marantz PM-14Marantz PM-16Marantz PM-17
型式ステレオプリメインアンププリメインアンププリメインアンププリメインアンプ
定格出力250W+250W(4Ω)
190W+190W(6Ω)
150W+150W(8Ω)
200W+200W(4Ω)
160W+160W(6Ω)
100W+100W(8Ω)
150W+150W(4Ω)
120W+120W(6Ω)
90W+90W(8Ω)
100W+100W(4Ω)
60W+60W(8Ω)
全高調波歪率0.008%0.008%0.008%0.01%(20Hz~20kHz、8Ω)
周波数特性10Hz~50kHz +0 -1dB5Hz~100kHz +0 -1dB10Hz~100kHz +0 -1dBCD:5Hz~70kHz +0 -1dB
SN比High Level:111dBPhono MC:76dB
Phono MM:90dB
High Level:110dB
High Level:111dBHigh Level:110dB
入力端子CDバランス入力:1系統
Line入力:6系統
Phono入力:1系統
Tape入力:2系統
ライン入力:4系統
テープ系入出力:2系統
Phono入力:1系統
スピーカー出力:1系統
ライン入力:4系統
テープ系入出力:2系統
Phono入力:1系統
プリアンプ出力:1系統
スピーカー出力:1系統
消費電力340W300W200W180W
外形寸法幅454x高さ210x奥行467mm幅458x高さ166x奥行464mm幅458x高さ167x奥行474mm幅458x高さ110x奥行444mm
重量32.0kg23.0kg20.0kg15.0kg

Marantz PM-15とMarantz PM-14との比較

Marantz PM-15とMarantz PM-14との比較は以下の通りです。

  • 4Ω出力:PM-15は250W+250W、PM-14は200W+200Wです。4Ω条件ではPM-15が大きいです。
  • 8Ω出力:PM-15は150W+150W、PM-14は100W+100Wです。8Ω条件でもPM-15が大きいです。
  • 全高調波歪率:PM-15は0.008%、PM-14も0.008%です。数値は同じです。
  • 周波数特性:PM-15は10Hz~50kHz +0 -1dB、PM-14は5Hz~100kHz +0 -1dBです。上限周波数の数値ではPM-14が高いです。
  • 重量:PM-15は32.0kg、PM-14は23.0kgです。重量ではPM-15が重いです。

Marantz PM-15とMarantz PM-16との比較

Marantz PM-15とMarantz PM-16との比較は以下の通りです。

  • 4Ω出力:PM-15は250W+250W、PM-16は150W+150Wです。4Ω条件ではPM-15が大きいです。
  • 8Ω出力:PM-15は150W+150W、PM-16は90W+90Wです。8Ω条件でもPM-15が大きいです。
  • 全高調波歪率:PM-15は0.008%、PM-16も0.008%です。数値は同じです。
  • SN比:PM-15はHigh Level 111dB、PM-16もHigh Level 111dBです。数値は同じです。
  • 重量:PM-15は32.0kg、PM-16は20.0kgです。重量ではPM-15が重いです。

Marantz PM-15とMarantz PM-17との比較

Marantz PM-15とMarantz PM-17との比較は以下の通りです。

  • 4Ω出力:PM-15は250W+250W、PM-17は100W+100Wです。4Ω条件ではPM-15が大きいです。
  • 8Ω出力:PM-15は150W+150W、PM-17は60W+60Wです。8Ω条件でもPM-15が大きいです。
  • 全高調波歪率:PM-15は0.008%、PM-17は0.01%です。数値ではPM-15が低いです。
  • 周波数特性:PM-15は10Hz~50kHz +0 -1dB、PM-17はCDで5Hz~70kHz +0 -1dBです。上限周波数の数値ではPM-17が高いです。
  • 重量:PM-15は32.0kg、PM-17は15.0kgです。重量ではPM-15が重いです。

Marantz PM-15とヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

Marantz PM-15は、4Ωで250W+250W、6Ωで190W+190W、8Ωで150W+150Wの定格出力を持つアンプです。ここでは大きな出力を活かしつつ、スピーカー側の入力値と能率に合わせて音量を決めたい組み合わせとして、YAMAHA NS-2000、JBL 4343/4343WX、Celestion SL-6を取り上げます。

Marantz PM-15とYAMAHA NS-2000との組み合わせ

  • 互換性:NS-2000はインピーダンス6Ω、許容入力125W、ミュージック許容入力250W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル90dB/W/mです。PM-15は6Ωで190W+190Wのため、許容入力125Wを目安に、控えめな音量から決める音量管理が大切です。
  • 音質の向上:NS-2000は3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型で、30cmコーン型、8.8cmドーム型、3.0cmドーム型を搭載しています。再生周波数帯域は28Hz~20kHz、クロスオーバー周波数は500Hz、6kHz(-12dB/oct)です。PM-15の出力と組み合わせることで、密閉型の低域とドーム中高域の密度を引き出しやすくなります。
  • おすすめの音楽ジャンルクラシック、ジャズ、女性ボーカルに向いています。90dB/W/mの反応と密閉方式のまとまりを活かし、音像の安定感を楽しめます。

Marantz PM-15とJBL 4343/4343WXとの組み合わせ

  • 互換性:4343/4343WXはインピーダンス8Ω、許容入力(RMS)はネットワーク時75W、300Hz以下75W、300Hz以上75W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル93dB(新JIS)です。PM-15は8Ωで150W+150Wのため、許容入力75Wを意識して、音量を少しずつ合わせる使い方が合います。
  • 音質の向上:4343/4343WXは4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型で、38cmコーン型、25cmコーン型、ホーン型ミッドレンジ、ホーン型トゥイーターを搭載しています。再生周波数帯域は35Hz~20kHz ±3dB、クロスオーバー周波数は300Hz、1.25kHz、9.5kHzです。PM-15の大きな出力を低めのボリューム位置で使うと、38cm低域とホーンの押し出しを落ち着いて楽しめます。
  • おすすめの音楽ジャンルビッグバンド、ロック、ファンクに向いています。93dB(新JIS)の反応と4ウェイ構成を活かし、厚みのある低域と管楽器の勢いを楽しめます。

Marantz PM-15とCelestion SL-6との組み合わせ

  • 互換性:SL-6はインピーダンス8Ω、最大許容入力200W、推奨アンプ出力35~100WRMS、出力音圧レベル82dB SPL/W/mです。PM-15は8Ωで150W+150Wのため、推奨アンプ出力35~100WRMSを目安に、ボリュームを抑えて合わせる音量管理が向いています。
  • 音質の向上:SL-6は2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型で、15cmコーン型と3.5cmドーム型を搭載しています。周波数特性は75Hz~20kHz ±3dB、75Hz -3dB、60Hz -6dB、クロスオーバー周波数は2.3kHzです。PM-15の低ノイズなHigh Level系と組み合わせると、小型密閉型の緻密な中域を聴きやすくなります。
  • おすすめの音楽ジャンル室内楽、ボーカル、アコースティックギターに向いています。82dB SPL/W/mの能率を踏まえ、近めの距離で丁寧に鳴らすと音の質感を楽しめます。

Marantz PM-15は、4Ωで250W+250W、8Ωで150W+150Wという大きな出力を持つアンプです。スピーカーの入力値と能率を確認し、最初は小さめの音量から合わせると落ち着いて楽しめます。

大型モニターから小型密閉型まで、音量管理を丁寧に行うことでPM-15の余裕ある鳴り方を味わえます。CDバランス入力や多系統入力を活かしたシステム作りにも向いた一台です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Marantz PM-15の詳細スペック一覧

型式ステレオプリメインアンプ
定格出力250W+250W(4Ω)
190W+190W(6Ω)
150W+150W(8Ω)
全高調波歪率0.008%
周波数特性10Hz~50kHz +0 -1dB
SN比High Level:111dB
入力端子CDバランス入力:1系統
Line入力:6系統
Phono入力:1系統
Tape入力:2系統
出力端子Tape出力:2系統
スピーカー出力:1系統
消費電力340W(電気用品取締法)
外形寸法幅454x高さ210x奥行467mm
重量32.0kg
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