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Marantz(マランツ) PM-15S2を徹底解説!【HDAM-SA3が採用】

この記事の概要

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Marantz PM-15S2は、HDAM-SA3とV/Iサーボ方式の電流帰還型回路を採用したプリメインアンプです。

本記事では、PM-15S2の特徴、近いマランツ系アンプとの違い、ヴィンテージスピーカーとの組み合わせを整理します。

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目次

Marantz PM-15S2の概要と特徴

Marantz PM-15S2の簡易スペック
型式プリメインアンプ
発売時期2009年6月
定価150,000円
定格出力140W+140W(4Ω)
90W+90W(8Ω)
周波数特性5Hz~100kHz ±3dB
重量18.5kg

▼ 詳しいスペックはこちら

Marantz PM-15S2は、2009年6月に150,000円で発売されたプリメインアンプです。定格出力は140W+140W(4Ω)と90W+90W(8Ω)で、PM-15S1の流れを受けつつHDAM-SA3へ進化したモデルです。

特徴①|HDAM-SA3を採用した高速電圧増幅

コンプリメンタリーカスケードプッシュプル型

PM-15S2には、HDAM-SA3が採用されています。HDAM-SA3はコンプリメンタリーカスケードプッシュプル型回路のアンプモジュールで、スルーレート200V/μsec以上とされています。

HDAM-SA3は、コンスタント・カレントフィードバック・フォノイコライザーやリニアコントロールボリュームのV/I変換回路に使われています。

特徴②|リニアコントロールボリューム

PM-15S2は小音量の調整もしやすいですか?

はい。PM-15S2は、0dBから100dBまで0.5dBステップで音量調整できるリニアコントロールボリュームを採用しています。ボリュームコントロールICと電流帰還型アンプを組み合わせた回路で、細かな音量調整とチャンネル間の整い方を意識した設計です。

  • 入力感度:CD、Line、Recorderで240mV/20kΩです。
  • Main in:1.7V/20kΩです。
  • Pre out:1.7V/220Ωです。

特徴③|MC/MM対応のコンスタント・カレントフィードバック型フォノ

フォノイコライザーアンプ部には、コンスタント・カレントフィードバック型が搭載されています。MC型とMM型の両方式に対応しており、レコード再生を重視するシステムにも組み込みやすい構成です。

入力感度/インピーダンスはPhono MCが270μV/100Ω、Phono MMが2.7mV/47kΩです。RIAA偏差は20Hz~20kHzで±0.5dBとされています。

特徴④|F.C.B.S.とバイアンプモード

PM-15S2はシステムアップにも対応していますか?

はい。PM-15S2はF.C.B.S.を搭載し、最大4台までのシンクロコントロールに対応しています。さらにバイアンプモードも備えており、2台構成でコンプリートバイアンプ接続を組める点も特徴です。

スピーカー端子にはWBT社製スピーカーターミナルが採用され、Yラグやバナナプラグの接続にも対応しています。

Marantz PM-15S2と他のヴィンテージアンプとの比較

ここでは、Marantz PM-15S2と近いマランツ系ヴィンテージアンプを比べます。出力、歪率、周波数特性、重量を並べると、PM-15S2の位置づけが見えやすくなります。

機種定格出力周波数特性重量
Marantz PM-15S2140W+140W(4Ω)
90W+90W(8Ω)
5Hz~100kHz ±3dB18.5kg
Marantz PM-15S1140W+140W(4Ω)
90W+90W(8Ω)
5Hz~100kHz ±3dB18.0kg
Marantz PM-13S1140W+140W(4Ω)
90W+90W(8Ω)
5Hz~100kHz ±3dB20.0kg
Marantz PM-14200W+200W(4Ω)
160W+160W(6Ω)
100W+100W(8Ω)
5Hz~100kHz +0 -1dB23.0kg

Marantz PM-15S2とMarantz PM-15S1の比較

Marantz PM-15S2とMarantz PM-15S1との比較は以下の通りです。

  • 定格出力:PM-15S2は140W+140W(4Ω)と90W+90W(8Ω)、PM-15S1も140W+140W(4Ω)と90W+90W(8Ω)です。出力値は同じです。
  • 全高調波歪率:PM-15S2は0.05%、PM-15S1も0.05%です。歪率の表記は同じです。
  • フォノ入力:PM-15S2はPhono MCが270μV/100Ω、PM-15S1は300μV/100Ωです。MC入力感度の数値ではPM-15S2が小さいです。
  • Pre out:PM-15S2は1.7V/220Ω、PM-15S1は1.7V/330Ωです。出力インピーダンスの数値ではPM-15S2が低いです。
  • 重量:PM-15S2は18.5kg、PM-15S1は18.0kgです。重量ではPM-15S2が重いです。

Marantz PM-15S2とMarantz PM-13S1の比較

Marantz PM-15S2とMarantz PM-13S1との比較は以下の通りです。

  • 定格出力:PM-15S2は140W+140W(4Ω)と90W+90W(8Ω)、PM-13S1も140W+140W(4Ω)と90W+90W(8Ω)です。出力値は同じです。
  • 全高調波歪率:PM-15S2は0.05%、PM-13S1も0.05%です。歪率の表記は同じです。
  • フォノ入力:PM-15S2はPhono MCが270μV/100Ω、PM-13S1は300μV/100Ωです。MC入力感度の数値ではPM-15S2が小さいです。
  • Pre out:PM-15S2は1.7V/220Ω、PM-13S1は1.7V/330Ωです。出力インピーダンスの数値ではPM-15S2が低いです。
  • 重量:PM-15S2は18.5kg、PM-13S1は20.0kgです。重量ではPM-13S1が重いです。

Marantz PM-15S2とMarantz PM-14の比較

Marantz PM-15S2とMarantz PM-14との比較は以下の通りです。

  • 定格出力:PM-15S2は90W+90W(8Ω)、PM-14は100W+100W(8Ω)です。8Ω時の出力値ではPM-14が大きいです。
  • 4Ω出力:PM-15S2は140W+140W(4Ω)、PM-14は200W+200W(4Ω)です。4Ω時の出力値でもPM-14が大きいです。
  • 全高調波歪率:PM-15S2は0.05%、PM-14は0.008%です。数値ではPM-14が低いです。
  • ダンピングファクター:PM-15S2は100、PM-14は180です。公開値ではPM-14が大きいです。
  • 重量:PM-15S2は18.5kg、PM-14は23.0kgです。重量ではPM-14が重いです。

Marantz PM-15S2とヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

PM-15S2は8Ωで90W+90W、4Ωで140W+140Wの定格出力を持つプリメインアンプです。スピーカーを合わせる時は、インピーダンス、許容入力、最大入力、推奨アンプ出力、出力音圧レベルを見ながら、音量を低めから整えると、ヴィンテージスピーカーの個性を活かしやすくなります。

  • Pioneer S-955
  • ONKYO D-77
  • BOSE 601

Marantz PM-15S2とPioneer S-955の組み合わせ

Pioneer S-955は、3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式のブックシェルフ型スピーカーです。36cmウーファー、6.5cmドーム型、リボン型を組み合わせた構成で、PM-15S2の細かな音量調整と合わせると、広帯域な表現を整理しやすくなります。

  • 互換性:S-955は8Ω、許容入力は―、最大入力100W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは91dB/W/mです。PM-15S2は8Ωで90W+90Wなので、最大入力100Wを意識し、音量をゆっくり上げる管理が合います。
  • 音質の向上:S-955は36cmコーン型、6.5cmドーム型、リボン型の3ウェイ構成で、再生周波数帯域は28Hz~120000Hz、クロスオーバーは950Hz/8000Hzです。広い帯域表記とPM-15S2の5Hz~100kHz特性を合わせることで、低域の量感と高域の伸びを整えやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:クラシック、ジャズ、フュージョン、女性ボーカルに向きます。低域のスケールとリボン型の繊細さを楽しみたい時に合います。

Marantz PM-15S2とONKYO D-77の組み合わせ

ONKYO D-77は、3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式のブックシェルフ型スピーカーです。31cmウーファーを中心にした構成で、PM-15S2の4Ω/8Ω出力とは違う6Ω負荷として、音量を丁寧に合わせたい組み合わせです。

  • 互換性:D-77は6Ω、許容入力は―、最大入力200W(EIAJ)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは91dB/W/mです。PM-15S2は4Ωで140W+140W、8Ωで90W+90Wなので、6Ω負荷として小音量から始め、31cmウーファーの動きを確認する使い方が向きます。
  • 音質の向上:D-77は31cmコーン型、10cmコーン型、2.5cmドーム型の3ウェイ構成で、再生周波数帯域は28Hz~45000Hz、クロスオーバーは500Hz/2500Hzです。91dB/W/mの能率とPM-15S2のダンピングファクター100を合わせることで、低域の押し出しと中域の明瞭さを作りやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ロック、ポップス、シティポップ、ジャズに向きます。リズムの厚みとボーカルの明るさを楽しみたい時に合います。

Marantz PM-15S2とBOSE 601の組み合わせ

BOSE 601は、2ウェイ・6スピーカー・ダイレクト/リフレクティング・バスレフ方式のフロア型スピーカーです。20cmウーファー2本と7.5cmコーン型4本を使う構成で、PM-15S2のトーンコントロールと合わせると、部屋全体に広がる音を整えやすくなります。

  • 互換性:BOSE 601は8Ω、許容入力は―、最大入力は―、推奨アンプ出力は20W/ch(RMS、@8Ω)以上、出力音圧レベルは―です。PM-15S2は8Ωで90W+90Wなので、推奨アンプ出力を満たした上で、広がりを確認しながら音量を抑えめに整える使い方が合います。
  • 音質の向上:BOSE 601は20cmコーン型x2と7.5cmコーン型x4の2ウェイ構成で、クロスオーバーは2kHzです。再生周波数帯域は―ですが、ダイレクト/リフレクティング方式とPM-15S2のBass/Treble調整を合わせることで、部屋の響きに合わせた音場作りがしやすいです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ライブ録音、ソウル、ポップス、映画音楽に向きます。直接音だけでなく、空間の広がりを楽しみたい時に合います。

Marantz PM-15S2は、HDAM-SA3、リニアコントロールボリューム、コンスタント・カレントフィードバック型フォノ、F.C.B.S.を備えた、PM-15S1の後継らしいプリメインアンプです。

ヴィンテージスピーカーと合わせる時は、入力値とインピーダンスを見ながら、0.5dBステップの音量調整やトーンコントロールを活かすと、スピーカーの個性を引き出しやすくなります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Marantz PM-15S2の詳細スペック一覧

型式プリメインアンプ
定価150,000円(2009年6月発売)
定格出力140W+140W(4Ω)
90W+90W(8Ω)
(20Hz~20kHz、両ch駆動)
全高調波歪率0.05%(20Hz~20kHz、両ch駆動、8Ω)
周波数特性5Hz~100kHz ±3dB(CD、1W、8Ω負荷)
ダンピングファクター100(20Hz~20kHz、8Ω負荷)
入力感度/インピーダンスPhono MC:270μV/100Ω
Phono MM:2.7mV/47kΩ
CD、Line、Recorder:240mV/20kΩ
Main in:1.7V/20kΩ
出力電圧/インピーダンスPre out:1.7V/220Ω
Phono最大許容入力MC:15mV
MM:150mV
(1kHz)
RIAA偏差20Hz~20kHz ±0.5dB
S/N比Phono MC:75dB(0.5mV入力)
Phono MM:86dB(5mV入力)
CD、Line:89dB(500mV入力)
(IHF-Aネットワーク、1W、8Ω負荷)
入出力端子Phono入力:1系統(GND端子付き)
Line入力:3系統(CD、Line1/2)
テープ入出力:2系統(Recorder1/2)
トーンコントロールBass:±10dB(50Hz)
Treble:±10dB(20kHz)
電源電圧AC100V、50Hz/60Hz
消費電力220W(電気用品安全法)
最大外形寸法幅440x高さ123x奥行444mm
重量18.5kg
付属ワイヤレスリモコン(RC-11PMS1)
電源ケーブル
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