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Marantz PM-44SEを徹底解説!【スペシャルエディション系プリメインアンプ】

この記事の概要

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Marantz PM-44SEは、70W+70W(4Ω)と銅メッキシャーシを備えたスペシャルエディション系プリメインアンプです。

本記事では、PM-44SEの特徴、近いマランツ系アンプとの違い、ヴィンテージスピーカーとの組み合わせを整理します。

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目次

Marantz PM-44SEの概要と特徴

Marantz PM-44SEの簡易スペック
型式プリメインアンプ
発売時期1995年
定価35,000円
定格出力70W+70W(4Ω)
60W+60W(6Ω)
50W+50W(8Ω)
全高調波歪率0.03%
重量6.5kg

▼ 詳しいスペックはこちら

Marantz PM-44SEは、1995年に35,000円で発売されたスペシャルエディションシリーズのプリメインアンプです。定格出力は70W+70W(4Ω)、60W+60W(6Ω)、50W+50W(8Ω)で、コンパクトな価格帯ながら基本性能を押さえたモデルです。

特徴①|4Ωから8Ωまで示された実用出力

PM-44SEは小型スピーカーにも合わせやすいですか?

はい。PM-44SEは4Ωで70W+70W、6Ωで60W+60W、8Ωで50W+50Wの定格出力を持っています。大型の重量級アンプではありませんが、6Ωや8Ωのブックシェルフ型を日常音量で鳴らしやすい出力を備えています。

全高調波歪率は0.03%で、周波数特性は10Hz~100kHz +0 -3dBです。スペック項目は少なめですが、音楽用アンプとして必要な基本値は確認できます。

特徴②|銅メッキシャーシとノイズキラー

SEらしいノイズ対策

PM-44SEは、シャーシを銅メッキ化し、高周波ノイズを抑える方向で設計されています。さらに電源回路には整流ノイズを遮断するノイズキラーを搭載しており、価格を抑えながらノイズ対策を盛り込んだスペシャルエディションらしい内容です。

特徴③|ソースダイレクトとバイワイヤリング対応端子

PM-44SEは接続や使い勝手にも特徴がありますか?

はい。PM-44SEはソースダイレクトスイッチを搭載し、バイワイヤリング接続が可能なバナナプラグ対応スピーカー端子も備えています。最大外形寸法は幅420x高さ130x奥行320mm、重量は6.5kgで、扱いやすいサイズ感でスピーカー接続を広げられる点が魅力です。

Marantz PM-44SEと他のヴィンテージアンプとの比較

ここでは、Marantz PM-44SEと近いマランツ系プリメインアンプを比べます。PM-50、PM-54DS、PM-62を並べると、PM-44SEの出力や重量の位置づけが見えやすくなります。

機種定格出力全高調波歪率周波数特性重量
Marantz PM-44SE70W+70W(4Ω)
60W+60W(6Ω)
50W+50W(8Ω)
0.03%10Hz~100kHz +0 -3dB6.5kg
Marantz PM-50120W+120W(4Ω)
100W+100W(6Ω)
80W+80W(8Ω)
0.008%(20Hz~10kHz、8Ω負荷)CD・ソースダイレクト:10Hz~100kHz +0 -3dB10.0kg
Marantz PM-54DS110W+110W(4Ω)
90W+90W(6Ω)
0.015%18Hz~70kHz9.5kg
Marantz PM-62120W+120W(4Ω)
100W+100W(6Ω)
80W+80W(8Ω)
0.008%10Hz~100kHz +0 -3dB13.8kg

Marantz PM-44SEとMarantz PM-50の比較

Marantz PM-44SEとMarantz PM-50との比較は以下の通りです。

  • 定格出力:PM-44SEは50W+50W(8Ω)、PM-50は80W+80W(8Ω)です。8Ω時の出力値ではPM-50が大きいです。
  • 全高調波歪率:PM-44SEは0.03%、PM-50は0.008%です。数値ではPM-50が低いです。
  • 周波数特性:PM-44SEとPM-50はいずれも10Hz~100kHz +0 -3dBです。帯域表記は同じです。
  • 重量:PM-44SEは6.5kg、PM-50は10.0kgです。軽さではPM-44SEが扱いやすいです。

Marantz PM-44SEとMarantz PM-54DSの比較

Marantz PM-44SEとMarantz PM-54DSとの比較は以下の通りです。

  • 定格出力:PM-44SEは70W+70W(4Ω)、60W+60W(6Ω)です。PM-54DSは110W+110W(4Ω)、90W+90W(6Ω)です。4Ωと6Ωの出力値ではPM-54DSが大きいです。
  • 全高調波歪率:PM-44SEは0.03%、PM-54DSは0.015%です。数値ではPM-54DSが低いです。
  • SN比:PM-44SEはHigh Levelで106dB、PM-54DSはCDで96dBです。表記条件は異なりますが、どちらもHigh Level/CD系の値が確認できます
  • 重量:PM-44SEは6.5kg、PM-54DSは9.5kgです。重量ではPM-54DSが重いです。

Marantz PM-44SEとMarantz PM-62の比較

Marantz PM-44SEとMarantz PM-62との比較は以下の通りです。

  • 定格出力:PM-44SEは50W+50W(8Ω)、PM-62は80W+80W(8Ω)です。8Ω時の出力値ではPM-62が大きいです。
  • 全高調波歪率:PM-44SEは0.03%、PM-62は0.008%です。数値ではPM-62が低いです。
  • 周波数特性:PM-44SEとPM-62はいずれも10Hz~100kHz +0 -3dBです。帯域表記は同じです。
  • 重量:PM-44SEは6.5kg、PM-62は13.8kgです。重量ではPM-62が重いです。

Marantz PM-44SEとヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

Marantz PM-44SEは、8Ωで50W+50W、6Ωで60W+60W、4Ωで70W+70Wの定格出力を持つアンプです。ここでは、インピーダンス、許容入力、推奨アンプ出力、出力音圧レベルを確認しながら、スピーカーとの組み合わせを考えます。

Marantz PM-44SEとMarantz LS-50との組み合わせ

  • 互換性:Marantz LS-50はインピーダンス8Ω、最大入力70W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは92dB/W/mです。PM-44SEは8Ωで50W+50Wなので、最大入力70Wの範囲で余裕を見ながら使いやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:LS-50は2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型で、20cmコーン型と2.5cmドーム型を搭載しています。周波数特性は60Hz~20kHz、クロスオーバー周波数は3kHzです。PM-44SEのソースダイレクトを使うと、密閉型のまとまりを素直に聴きやすくなります。
  • おすすめの音楽ジャンル:ボーカル、歌謡曲、フォーク、ジャズボーカル、小編成のポップスに向いた組み合わせです。LS-50の92dB/W/mという能率を生かし、PM-44SEでも日常音量を作りやすい構成です。

Marantz PM-44SEとONKYO D-202AXとの組み合わせ

  • 互換性:ONKYO D-202AXはインピーダンス6Ω、最大入力80W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは89dB/W/mです。PM-44SEは6Ωで60W+60Wなので、小型ブックシェルフを無理なく鳴らす音量管理がしやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:D-202AXは2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型で、16cmコーン型と2.5cmドーム型を搭載しています。再生周波数帯域は35Hz~35kHz、クロスオーバー周波数は3kHzです。PM-44SEの10Hz~100kHzという周波数特性と合わせると、コンパクトながら伸びのある再生を狙えます。
  • おすすめの音楽ジャンル:シティポップ、AOR、フュージョン、女性ボーカル、アコースティック系に合わせたい組み合わせです。D-202AXのバスレフらしい低域感とPM-44SEの軽快な出力が合います。

Marantz PM-44SEとTEAC S-300との組み合わせ

  • 互換性:TEAC S-300はインピーダンス6Ω、定格入力50W、最大許容入力100W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは88dBです。PM-44SEは6Ωで60W+60Wなので、定格入力50Wを意識して控えめな音量から調整する使い方が向いています。
  • 音質の向上:S-300は2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型で、13cm同軸2ウェイユニットを搭載しています。再生周波数帯域は80Hz~20kHz、クロスオーバー周波数は4kHzです。PM-44SEのバイワイヤリング対応端子と合わせ、シンプルな小型同軸システムとしてまとめやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:ボーカル、室内楽、ラジオ音源、軽めのジャズ、デスクトップ寄りの近距離再生に向いた組み合わせです。S-300の小型同軸らしい定位感を、PM-44SEのソースダイレクトで素直に楽しめます。

Marantz PM-44SEは、上位機のような重厚な物量ではなく、6.5kgの扱いやすい筐体に実用的な出力をまとめたプリメインアンプです。小型から中型のブックシェルフ型と組み合わせると、スペックのバランスを取りやすくなります。

銅メッキシャーシ、ノイズキラー、ソースダイレクト、バイワイヤリング対応端子など、SEモデルらしい工夫もあります。手軽なヴィンテージシステムを組みたい人にとって、PM-44SEは軽やかに楽しめる1台です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Marantz PM-44SEの詳細スペック一覧

型式プリメインアンプ
定格出力70W+70W(4Ω)
60W+60W(6Ω)
50W+50W(8Ω)
全高調波歪率0.03%
周波数特性10Hz~100kHz +0 -3dB
SN比High Level:106dB
消費電力120W(電気用品取締法)
最大外形寸法幅420x高さ130x奥行320mm
重量6.5kg
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