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Marantz(マランツ) PM-6aを徹底解説!【Quarter Aシステム】

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Marantz PM-6aは、1981年頃に発売されたステレオプリメインアンプです。

本記事では、その魅力を特徴やおすすめのヴィンテージ音楽機器との組み合わせなど、徹底解説します。

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目次

Marantz PM-6aの概要と特徴

項目Marantz PM-6a
型式ステレオプリメインアンプ
定格出力120W+120W(8Ω)
全高調波歪率0.015%以下(定格出力時)
混変調歪率0.015%以下(定格出力時)
周波数特性5Hz~100kHz +0 -2dB
RIAA偏差20Hz~20kHz ±0.2dB
SN比Phono MM:86dB
Phono MC:68dB
Tape、Tuner、AUX:110dB
重量16.0kg

▼ 詳しいスペックはこちら

Marantz PM-6aは、定格出力120W+120W(8Ω)、全高調波歪率0.015%以下、周波数特性5Hz~100kHz +0 -2dBを持つステレオプリメインアンプです。

Phono MMで86dB、Phono MCで68dB、Tape、Tuner、AUXで110dBのSN比も示されています。Quarter Aシステムを軸に、出力とフォノ再生を両立させた一台として楽しめます。

特徴①|120W+120Wの定格出力とQuarter Aシステム

PM-6aは力強さを感じやすいアンプですか?

はい。定格出力は20Hz~20kHz条件で120W+120W(8Ω)です。さらにQuarter Aシステムを採用しており、音質重視のA級動作とハイパワー動作を切り換える思想が盛り込まれています。ヴィンテージスピーカーを余裕を持って鳴らしたい人に合う出力規模です。

特徴②|0.015%以下の歪率と5Hz~100kHzの周波数特性

定格で見える基本性能

全高調波歪率は0.015%以下、混変調歪率も0.015%以下で、どちらも定格出力時の数値です。周波数特性は5Hz~100kHz +0 -2dB。広帯域かつ低歪率を重視した設計として、レコードからライン入力まで見通しのよい再生を狙えます。

特徴③|Phono MM/MCに対応するSN比の高さ

PM-6aはレコード再生の入口にも力が入っています。SN比(IHF-A)はPhono MMが86dB、Phono MCが68dB、Tape、Tuner、AUXが110dBです。MM/MCの両方を使いたいアナログ派にとって、フォノまわりを確認したくなる構成です。

  • Phono MMのSN比は86dBです。
  • Phono MCのSN比は68dBです。
  • Tape、Tuner、AUXのSN比は110dBです。

特徴④|Tone Outでシンプルに聴ける操作性

トーン回路を通さずに聴くことはできますか?

できます。トーンアンプ回路全体をバイパスできるTONEスイッチを搭載し、Tone Outポジションではフラットアンプ出力をパワーアンプへ結ぶ構成です。音色補正を使う聴き方と、より素直な経路で聴く楽しみ方を切り替えられるのがPM-6aの魅力です。

特徴⑤|350W消費電力と16.0kgの本格シャーシ

外形寸法は幅416x高さ146x奥行332mm、重量は16.0kgです。定格消費電力は350Wで、別売としてウッドキャビネットWC-77Nも用意されていました。

設置時に見たいポイント

奥行332mm、重量16.0kgというサイズ感なので、ラックの奥行きと耐荷重を確認しておくと安心です。ヴィンテージアンプらしい存在感を楽しみつつ、放熱スペースも確保しておきたいところです。

Marantz PM-6aと他のヴィンテージアンプとの比較

ここでは、Marantz PM-6aと、同じMarantzのヴィンテージアンプ3機種を比較します。対象はMarantz PM-5、Marantz PM-6、Marantz PM-8です。

項目Marantz PM-6aMarantz PM-5Marantz PM-6Marantz PM-8
型式ステレオプリメインアンプステレオプリメインアンププリメインアンプステレオプリメインアンプ
定格出力120W+120W(8Ω)80W+80W(8Ω、AB級)
20W+20W(8Ω、純A級)
120W+120W(8Ω、AB級)
30W+30W(8Ω、純A級)
150W+150W(8Ω)
190W+190W(4Ω)
全高調波歪率0.015%以下(定格出力時)0.015%以下(実効出力時、20Hz~20kHz、8Ω負荷)0.015%以下(実効出力時、20Hz~20kHz、8Ω負荷)0.01%以下(20Hz~20kHz、8Ω負荷)
混変調歪率0.015%以下(定格出力時)0.015%以下((60Hz:70kHz=4:1、実効出力時、8Ω)0.015%以下(60Hz:7kHz=4:1、実効出力時、8Ω)0.01%以下
周波数特性5Hz~100kHz +0 -2dB+0、-0.2dB(20Hz~20kHz)
5Hz~100kHz(+0、-2dB)
20Hz~20kHz +0、-0.2dB
5Hz~100kHz +0、-2dB
+0、-0.2dB(20Hz~20kHz)
5Hz~100kHz(+0、-1dB)
ダンピングファクタ100以上(8Ω負荷、1kHz)100以上(8Ω負荷、1kHz)100以上(8Ω負荷)
RIAA偏差20Hz~20kHz ±0.2dB±0.2dB(20Hz~20kHz)±0.2dB(20Hz~20kHz)±0.2dB(20Hz~20kHz)
SN比Phono MM:86dB
Phono MC:68dB
Tape、Tuner、AUX:110dB
phono MM:86dB
phono MC:68dB
TAPE、TUNER、AUX:108dB
Phono MM:86dB
Phono MC:68dB
Tape、Tuner、Aux:110dB
消費電力350W電気用品取締法:200W350W(電気用品取締法)最大出力時:850W
電気用品取締法:400W
外形寸法幅416x高さ146x奥行332mm幅416x高さ146x奥行332mm幅416x高さ146x奥行332mm幅416x高さ146x奥行437mm
重量16.0kg13kg15.5kg26kg

Marantz PM-6aとMarantz PM-5との比較

Marantz PM-6aとMarantz PM-5との比較は以下の通りです。

  • 定格出力:PM-6aは120W+120W(8Ω)、PM-5は80W+80W(8Ω、AB級)と20W+20W(8Ω、純A級)です。8Ωの大出力ではPM-6aが大きいです。
  • 全高調波歪率:PM-6aは0.015%以下、PM-5も0.015%以下です。数値は同等です。
  • SN比:PM-6aはTape、Tuner、AUXが110dB、PM-5はTAPE、TUNER、AUXが108dBです。ライン系の数値ではPM-6aが高いです。
  • 消費電力:PM-6aは350W、PM-5は200Wです。消費電力はPM-6aが大きいです。
  • 重量:PM-6aは16.0kg、PM-5は13kgです。重量ではPM-6aが重いです。

Marantz PM-6aとMarantz PM-6との比較

Marantz PM-6aとMarantz PM-6との比較は以下の通りです。

  • 定格出力:PM-6aは120W+120W(8Ω)、PM-6は120W+120W(8Ω、AB級)と30W+30W(8Ω、純A級)です。8Ωの120W+120Wという数値は同じです。
  • 周波数特性:PM-6aは5Hz~100kHz +0 -2dB、PM-6も5Hz~100kHz +0、-2dBを持ちます。広帯域側の数値は同等です。
  • SN比:PM-6aはPhono MM 86dB、Phono MC 68dB、Tape、Tuner、AUX 110dBです。PM-6もPhono MM 86dB、Phono MC 68dB、Tape、Tuner、Aux 110dBです。数値は同じです。
  • 外形寸法:PM-6aは幅416x高さ146x奥行332mm、PM-6も幅416x高さ146x奥行332mmです。サイズは同じです。
  • 重量:PM-6aは16.0kg、PM-6は15.5kgです。重量ではPM-6aが少し重いです。

Marantz PM-6aとMarantz PM-8との比較

Marantz PM-6aとMarantz PM-8との比較は以下の通りです。

  • 定格出力:PM-6aは120W+120W(8Ω)、PM-8は150W+150W(8Ω)と190W+190W(4Ω)です。8Ωの出力ではPM-8が大きいです。
  • 全高調波歪率:PM-6aは0.015%以下、PM-8は0.01%以下です。数値ではPM-8が低いです。
  • 周波数特性:PM-6aは5Hz~100kHz +0 -2dB、PM-8は5Hz~100kHz(+0、-1dB)です。100kHzまでの表記は共通し、偏差の数値ではPM-8が小さいです。
  • 消費電力:PM-6aは350W、PM-8は最大出力時850W、電気用品取締法400Wです。消費電力はPM-8が大きいです。
  • 重量:PM-6aは16.0kg、PM-8は26kgです。重量ではPM-8が重いです。

Marantz PM-6aとヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

Marantz PM-6aは、120W+120W(8Ω)の定格出力を持つプリメインアンプです。ここでは出力に余裕を持たせつつ、スピーカー側の入力値に合わせて音量を丁寧に決めたい組み合わせとして、VICTOR SX-3、Lo-D HS-500、Electro-Voice Interface:Dを取り上げます。

Marantz PM-6aとVICTOR SX-3との組み合わせ

  • 互換性:SX-3はインピーダンス8Ω、最大入力50W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル88dB/W/mです。PM-6aは120W+120W(8Ω)のため、最大入力50Wを目安に、小音量から少しずつ合わせる音量管理が向いています。
  • 音質の向上:SX-3は2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型で、25cmコーン型と5cmソフトドーム型を搭載しています。周波数特性は35Hz~20kHz、クロスオーバー周波数は2kHzです。密閉方式らしい低域のまとまりを、PM-6aの出力でゆったり支える構成です。
  • おすすめの音楽ジャンルボーカル、室内楽、ジャズトリオに向いています。5cmソフトドーム型の中高域を活かし、声や弦のニュアンスを落ち着いた音量で楽しめます。

Marantz PM-6aとLo-D HS-500との組み合わせ

  • 互換性:HS-500はインピーダンス8Ω、最大入力20W(70Hz以上連続)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル88dB/W/mです。PM-6aの120W+120W(8Ω)と組む場合は、最大入力20Wを強く意識し、ボリュームをかなり控えめに始める音量管理が大切です。
  • 音質の向上:HS-500は2ウェイ・2スピーカー・ダンプドバスレフ方式・ブックシェルフ型で、20cmコーン型(L-200)とホーン型(H-70H)を搭載しています。周波数帯域は40Hz~20kHz、35Hz~20kHz(-8dB無響室)、30Hz~20kHz(-15dB無響室)、クロスオーバー周波数は3kHzです。PM-6aの余裕ある出力を低めの音量で使うと、ホーン型高域の反応を活かしやすくなります。
  • おすすめの音楽ジャンル昭和歌謡、ブルース、アコースティックギターに向いています。20cmウーファーとホーン型高域の輪郭を、近めの距離でじっくり楽しみたい組み合わせです。

Marantz PM-6aとElectro-Voice Interface:Dとの組み合わせ

  • 互換性:Interface:Dはインピーダンス8Ω、最大許容入力50W(長時間平均)および500W(ピーク)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル97dB/W/mです。PM-6aは120W+120W(8Ω)のため、97dB/W/mの高い能率を活かし、少ないボリューム位置から音量を決める使い方が合います。
  • 音質の向上:Interface:Dは3ウェイ・3スピーカー・フロア型で、30cmコーン型、16cmコーン型、ホーン型を搭載しています。周波数特性は23Hz~20kHzおよび28Hz~18kHz ±4dB、クロスオーバー周波数は350Hz、3kHzです。PM-6aの出力感と組み合わせることで、大型フロア型らしい低域のスケールとホーン型高域の明瞭さを引き出しやすくなります。
  • おすすめの音楽ジャンルビッグバンド、ライブロック、ファンクに向いています。97dB/W/mの反応を活かし、音量を上げすぎずに勢いと広がりを楽しめます。

Marantz PM-6aは、120W+120W(8Ω)の出力を持つだけに、スピーカーの入力値を見ながら音量を丁寧に合わせたいアンプです。小型から大型まで合わせられますが、最初は控えめな位置から鳴らすと安心です。

Quarter Aシステムの持ち味を、フォノ再生やボーカル、ジャズ、ライブ音源で味わうと、この時代のMarantzらしい濃さと余裕が伝わってきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Marantz PM-6aの詳細スペック一覧

型式ステレオプリメインアンプ
定格出力(20Hz~20kHz)120W+120W(8Ω)
全高調波歪率(20Hz~20kHz)0.015%以下(定格出力時)
混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1)0.015%以下(定格出力時)
周波数特性5Hz~100kHz +0 -2dB
RIAA偏差20Hz~20kHz ±0.2dB
SN比(IHF-A)Phono MM:86dB
Phono MC:68dB
Tape、Tuner、AUX:110dB
定格消費電力350W
外形寸法幅416x高さ146x奥行332mm
重量16.0kg
別売ウッドキャビネット WC-77N(¥12,500)
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