ONKYO Integra A-925を徹底解説!【機能や音質など網羅的に解説】

ONKYO Integra A-925を徹底解説!【機能や音質など網羅的に解説】

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ONKYO Integra A-925は音楽愛好家の方からの評価も高く、完全ヴィンテージなプリメインアンプです。

本記事では、その魅力を機能・音質などを徹底解説します。

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ONKYO Integra A-925の主要な仕様と機能

ONKYO Integra A-925のスペック
定格出力(20Hz~20kHz)120W+120W(4Ω)
80W+80W(8Ω)
ダイナミックパワー(1kHz)260W+260W(2Ω)
155W+155W(4Ω)
110W+110W(6Ω)
SN比Phono MM:87dB
Phono MC:70dB
Tone:110dB
Source:114dB
入力感度/インピーダンスPhono MM:3.0mV/47kΩ
Phono MC:300μV/100Ω
CD、Tuner、Line、Tape:300mV/25kΩ
電源電圧AC100V、50Hz/60Hz
消費電力185W

ONKYO Integra A-925のプリメインアンプは、技術的な側面でも非常に優れており、多岐にわたる機能が搭載されています。

以下から、ONKYO Integra A-925で採用・使用されている機能を詳しく解説します。

①:無帰還方式の採用

ONKYO Integra A-925では、無帰還方式が採用されています。

基本回路を低歪率・広帯域化して設計し、スピーカーからの逆起電力の影響を防ぐ工夫がされています。

これにより、音楽の細部まで精緻に再現し、自然で豊かな音質を実現しています。

無帰還方式を採用する理由ってなに?

無帰還方式を採用する理由は以下の3点が挙げられます。

  1. 低歪み:基本回路自体を低歪率で設計することで、フィードバックによる補正を必要としません。これにより、音の細部まで忠実に再現することが可能です。
  2. 広帯域化:無帰還方式では、帯域が広がり、高音域の伸びや低音域の深みが向上します。音楽の各パートが豊かに表現されるため、リアルな音場を楽しむことができます。
  3. 逆起電力の影響の軽減:スピーカーからの逆起電力がアンプに影響を及ぼすことを防ぐため、無帰還設計が有効です。これにより、スピーカーの特性に左右されず、安定した音質を提供します。

無帰還方式は、特に高級なオーディオ機器で採用されることが多く、音質の純粋さと自然さを追求するために用いられます。

②:ダブルコアAEIトランスを使用

ONKYO Integra A-925では、上級機であるIntegra A-927/A-929と同じ構造のダブルコアAEIトランスが搭載されています。

このトランスの採用により、電源部の性能が大幅に向上し、音質の安定と高品質化が実現されています。

ダブルコアAEIトランスってなに?

ダブルコアAEIトランスは、電源トランスの一種で、特に高品質なオーディオ機器で使用されることが多いです。

AEIは「Anti Electromagnetic Interference」の略で、電磁干渉を抑制する目的で設計されたトランスです。

ダブルコアAEIトランスの主な特徴と構造は以下です。

  1. ダブルコア構造:このトランスは、磁気抵抗の最も少ない圧延方向に連続したコイル状のコアを2個組み合わせる構造を持っています。これにより、アンプにとって有害な磁気漏れを限界まで抑えることができます。
  2. 円筒形のコイル:コアの形状が円筒形であるため、極太銅線でも無理なく巻くことが可能です。これにより、電流供給能力が向上し、瞬間的な変化や連続的な大電流に強い電源部を実現しています。
  3. 電磁干渉の抑制:AEIトランスは、電磁干渉を抑制する設計がされているため、他の電子部品への影響を最小限に抑えます。これにより、音質の劣化を防ぐことができます。

ダブルコアAEIトランスは、磁気漏れの抑制、電流供給能力の向上、電磁干渉の抑制など、多岐にわたるメリットがあります。

③:ブルーコンデンサーの採用

ONKYO Integra A-925では、電源部のコンデンサーとしてブルーコンデンサーが採用されています。

このコンデンサーの採用により、電源の安定供給が可能となり、音質の向上と安定した動作が実現されています。

ブルーコンデンサーは、特に高級オーディオ機器で使用されることが多い、高品質なコンデンサーの一種です。

名前の由来は、しばしば青い外装を持つことから来ています。

ブルーコンデンサーの主な特徴と構造は以下です

  1. 高耐久性:ブルーコンデンサーは一般的なコンデンサーに比べて耐久性が高く、長期間にわたって安定した性能を発揮します。
  2. 低損失:高品質な材料と精密な製造プロセスにより、エネルギーの損失が最小限に抑えられます。これにより、信号の純度が保たれ、音質の劣化が防がれます。
  3. 高容量:高容量を持つことで、大電流の処理が可能となり、アンプなどの電源部において安定した動作をサポートします。
  4. 高耐圧:高い耐圧性能を持つため、突発的な電圧変動にも対応し、機器の保護と信号の安定化に貢献します。

④:ダイレクトセレクターの実装

ONKYO Integra A-925には、トーン回路をバイパスするダイレクトセレクターが搭載されています。

このセレクターの使用により音質の調整をせずに、信号の純粋な再生が可能となります

ダイレクトセレクターの主な特徴と機能は以下です

  1. 信号経路の最適化:ダイレクトセレクターを使用すると、不要な回路やコンポーネントを信号経路から取り除くことができます。例えば、トーンコントロールなどの調整回路をバイパスすることで、信号の純粋さを保ちます。
  2. 音質の向上:余分な回路をバイパスすることで、信号の劣化やノイズの発生を最小限に抑えることができます。これにより、よりクリアで自然な音質が得られます。
  3. 操作の簡素化:ユーザーは、ダイレクトセレクターを使用して、特定の機能を簡単にオン/オフすることができます。これにより、操作が簡単で直感的になります。

ONKYO Integra A-925の音質

結論から言うと、ONKYO Integra A-925の音質は各音域のバランスが良いです。

以下から、ONKYO Integra A-925の音質について詳しく解説します。

アナログ音源との相性

ONKYO Integra A-925は、アナログ音源との相性が非常に良いと評価されています。

MM/MCフォノイコライザーを内蔵しているため、アナログレコードプレイヤーとの接続が可能で、温かみのあるアナログの音質を忠実に再現します。

アナログ音源の豊かな音楽表現と、A-925の高い解像度が組み合わさることで、聴き手に感動的な音楽体験を提供します。

アナログレコードの魅力を最大限に引き出すための設計がされていることもあり、アナログ音楽愛好者には特におすすめのアンプです。

バランスの取れたサウンドステージ

バランスの取れたサウンドステージ

ONKYO Integra A-925は、バランスの取れたサウンドステージを提供します。

  1. 高音域のクリアさ
  2. 中音域の豊かさ
  3. 低音域の力強さ

が絶妙に調和しており、音楽の全ての要素が均等に表現されるのが特徴です。

無帰還方式の採用や高品質なコンポーネントの使用により、音の歪みを最小限に抑え、自然で透明感のある音質を実現しています。

ジャンルを問わず、幅広い音楽を楽しむことができます。

カスタマイズ可能なイコライザー設定

ONKYO Integra A-925は、カスタマイズ可能なイコライザー設定が魅力です。

ユーザーの好みや使用するスピーカー、部屋の音響条件に合わせて、音質を微調整することができます。

トーンコントロールやダイレクトセレクターなど、多岐にわたる調整機能が搭載されており、自分だけの最適な音楽環境を構築することが可能です。

音楽に対するこだわりを追求するオーディオ愛好家にとって、このカスタマイズ機能は大変魅力的です。

ONKYO Integra A-925を楽しむためのセットアップガイド

ONKYO Integra A-925を楽しむためのセットアップガイド

ONKYO Integra A-925のプリメインアンプは、その高品質な音質と機能性で注目されています。

以下では、ONKYO Integra A-925を最大限に楽しむためのセットアップガイドを解説します。

必要なケーブルと接続方法

ONKYO Integra A-925のセットアップにおいて、必要なケーブルと接続方法の選定は非常に重要です。

まず、オーディオケーブルの選定ですが、信号の損失を最小限に抑えるために高品質なケーブルの使用が推奨されます。

バランス接続や非バランス接続に応じて、適切なケーブルタイプを選ぶ必要があります。

次に、スピーカーケーブルの選定です。

スピーカーとアンプを接続する際には、ケーブルのゲージと素材が重要となります。

ケーブルのゲージは、スピーカーのインピーダンスとアンプからの距離に応じて選ぶのが好ましいです。

酸素フリー銅(OFC)などの高品質な素材を選ぶことで、音質の劣化を防ぐことができます。

電源ケーブルについても注意が必要です。

安定した電源供給を確保するために、専用の電源ケーブルを使用することがおすすめです。

ちなみに、電源ケーブルの品質が高いほど、ノイズの影響を受けにくくなります。

接続方法については、各ケーブルを正しく接続するためのガイドラインに従いましょう。

オーディオケーブルは、アンプの入力端子と音源機器の出力端子に接続し、スピーカーケーブルは、アンプのスピーカー出力端子とスピーカーの端子に接続します。

ONKYO Integra A-925とスピーカーのおすすめの組み合わせ

ONKYO Integra A-925との組み合わせに適したスピーカーの選定は、音楽体験の質を高めます。

  1. インピーダンスの一致:アンプとスピーカーのインピーダンスが一致することで、最適な駆動が可能です。
  2. 音質の調和:スピーカーの音質特性がアンプと調和するものを選ぶと、より豊かな音楽再生が楽しめます。

上記は、ONKYO Integra A-925だけではなく、プリメインアンプとスピーカーの組み合わせで重要な点です。

以下は、ONKYO Integra A-925との組み合わせでおすすめのスピーカーです

おすすめの組み合わせ

  1. Bowers & Wilkins 606 S2 Anniversary Edition:このブックシェルフスピーカーは、中高域の明瞭さと低域の深みが魅力で、ONKYO Integra A-925との組み合わせで素晴らしいサウンドステージを提供します。
  2. KEF LS50 Meta:KEFのUni-Qドライバー技術を採用したLS50 Metaは、広い音場と精緻なディテール再生が可能で、A-925の音質を引き立てます。
  3. DALI Oberon 5:フロアスタンディング型のこのスピーカーは、豊かな低音と自然な中音域を提供し、A-925とのシナジーで音楽のエモーションを感じることができます。
  4. ELAC Debut B6.2:価格帯が手頃でありながら、高いパフォーマンスを誇るこのブックシェルフスピーカーは、A-925と組み合わせることで、コストパフォーマンスの高いオーディオシステムを構築します。
  5. Klipsch RP-600M:Klipschのホーンローデッドツイーターと強力なウーファーが、ダイナミックな音楽再生を可能にします。A-925との組み合わせで、ライブ感あふれるサウンドを楽しむことができますね。

ONKYO Integra A-925を徹底解説!【機能や音質など網羅的に解説】のまとめ

本記事では以下を解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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