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SANSUI(サンスイ) AU-α507XRを徹底解説!【DCアンプ構成とプレゼンス・コントロール搭載】

この記事の概要

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SANSUI AU-α507XRは、DCアンプ構成とプレゼンス・コントロールを備えた1994年発売のプリメインアンプです。

本記事では、AU-α507XRの特徴、同系統アンプとの違い、ヴィンテージスピーカーとの組み合わせを整理します。

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目次

SANSUI AU-α507XRの概要と特徴

SANSUI AU-α507XRの簡易スペック
型式インテグレーテッドアンプ
発売時期1994年
定価59,800円
実効出力80W+80W(6Ω)
60W+60W(8Ω)
全高調波歪率0.008%以下(8Ω)
重量10.5kg

▼ 詳しいスペックはこちら

SANSUI AU-α507XRは、1994年に59,800円で発売されたインテグレーテッドアンプです。実効出力は80W+80W(6Ω)、60W+60W(8Ω)で、DCアンプ構成と電源部の防振設計を組み合わせたモデルです。

特徴①|DCから200kHzまでのストレートな増幅

AU-α507XRは、信号経路のコンデンサーによる影響を抑えるDCアンプ構成を採用しています。ライン系の周波数特性はDC~200kHz +0 -3dBで、低域の時定数と広帯域再生を意識した設計です。

  • 実効出力:80W+80W(6Ω)、60W+60W(8Ω)です。
  • 全高調波歪率:0.008%以下(8Ω)です。
  • 混変調歪率:0.008%以下(8Ω)です。
  • ダンピングファクター:135(8Ω)です。

特徴②|ストラップマウント方式の電源トランス

AU-α507XRは電源部の振動対策もされていますか?

高密度充填材で防振性と耐熱性を高めた重量級電源トランスを採用し、ボディ上部から吊り下げるストラップマウント方式で設置されています。トランスの自重を利用して振動伝達を抑える考え方です。

特徴③|4モードのプレゼンス・コントロール

小型スピーカーにも使いやすい補正

ラウドネス1、ラウドネス2、バスブースト1、バスブースト2の4モードを搭載しています。聴く音量やスピーカーの低域量に合わせてバランスを整えやすい機能です。

  • ラウドネス1:+9dB(50Hz)、+3dB(10kHz)です。
  • ラウドネス2:+9dB(50Hz)、+6dB(10kHz)です。
  • バスブースト1:+10dB(50Hz)です。
  • バスブースト2:+11dB(50Hz)です。

特徴④|MC/MMフォノイコライザー搭載

フォノ入力はMCとMMの両方に対応しています。入力感度/入力インピーダンスはPhono MCが300μV/100Ω、Phono MMが2.5mV/47kΩで、レコード再生も標準機能として楽しみやすい内容です。

MMカートリッジの帯域も確認できますか?

Phono MMの周波数特性は20Hz~20kHz ±0.5dBです。ライン系だけでなく、アナログ入力の基本性能も見やすい仕様になっています。

特徴⑤|ソースダイレクトとミニディテントボリューム

信号伝達経路を短くするソースダイレクトを搭載し、アクセサリー回路を省いた伝送ができます。

ボリュームにはミニディテントボリュームを採用しており、普段の音量調整と素直な再生を両立しやすい構成です。

SANSUI AU-α507XRと他のヴィンテージアンプとの比較

ここでは、SANSUI AU-α507XRと同系統のヴィンテージアンプを比べます。出力、歪率、フォノ入力、重量を見ると、世代やグレードごとの違いが整理しやすくなります。

機種実効出力全高調波歪率重量
SANSUI AU-α507XR80W+80W(6Ω)
60W+60W(8Ω)
0.008%以下(8Ω)10.5kg
SANSUI AU-α607XR105W+105W(6Ω)
90W+90W(8Ω)
0.003%以下(8Ω)18.0kg
SANSUI AU-α50790W+90W(6Ω)
80W+80W(8Ω)
0.005%以下(8Ω)10.2kg
SANSUI AU-α505RX80W+80W(8Ω)0.04%以下(8Ω)10.2kg

SANSUI AU-α507XRとSANSUI AU-α607XRの比較

SANSUI AU-α507XRとSANSUI AU-α607XRとの比較は以下の通りです。

  • 実効出力:AU-α507XRは80W+80W(6Ω)と60W+60W(8Ω)、AU-α607XRは105W+105W(6Ω)と90W+90W(8Ω)です。出力値ではAU-α607XRが大きいです。
  • 全高調波歪率:AU-α507XRは0.008%以下、AU-α607XRは0.003%以下です。歪率の数値ではAU-α607XRが低いです。
  • ダンピングファクター:AU-α507XRは135(8Ω)、AU-α607XRは150(8Ω)です。制動力の数値ではAU-α607XRが大きいです。
  • ライン入力:AU-α507XRは150mV/47kΩ、AU-α607XRは150mV/20kΩです。入力インピーダンスではAU-α507XRが大きいです。
  • 重量:AU-α507XRは10.5kg、AU-α607XRは18.0kgです。筐体重量ではAU-α607XRが重いです。

SANSUI AU-α507XRとSANSUI AU-α507の比較

SANSUI AU-α507XRとSANSUI AU-α507との比較は以下の通りです。

  • 実効出力:AU-α507XRは60W+60W(8Ω)、AU-α507は80W+80W(8Ω)です。8Ω時の出力値ではAU-α507が大きいです。
  • 全高調波歪率:AU-α507XRは0.008%以下、AU-α507は0.005%以下です。歪率の数値ではAU-α507が低いです。
  • ダンピングファクター:AU-α507XRは135(8Ω)、AU-α507は100(8Ω)です。制動力の数値ではAU-α507XRが大きいです。
  • Phono MC入力:AU-α507XRは300μV/100Ω、AU-α507は200μV/100Ωです。MC入力感度の数値ではAU-α507が小さいです。
  • 重量:AU-α507XRは10.5kg、AU-α507は10.2kgです。重量ではAU-α507XRが少し重いです。

SANSUI AU-α507XRとSANSUI AU-α505RXの比較

SANSUI AU-α507XRとSANSUI AU-α505RXとの比較は以下の通りです。

  • 実効出力:AU-α507XRは60W+60W(8Ω)、AU-α505RXは80W+80W(8Ω)です。8Ω時の出力値ではAU-α505RXが大きいです。
  • 全高調波歪率:AU-α507XRは0.008%以下、AU-α505RXは0.04%以下です。歪率の数値ではAU-α507XRが低いです。
  • Phono入力:AU-α507XRはMC/MM対応、AU-α505RXはMM入力です。レコード入力の幅ではAU-α507XRが広いです。
  • ライン周波数特性:AU-α507XRはDC~200kHz +0 -3dB、AU-α505RXは10Hz~70kHz +0dB、-3dBです。帯域表示ではAU-α507XRが広いです。
  • 重量:AU-α507XRは10.5kg、AU-α505RXは10.2kgです。重量ではAU-α507XRが少し重いです。

SANSUI AU-α507XRとヴィンテージスピーカーとの組み合わせ

AU-α507XRは8Ωで60W+60W、6Ωで80W+80Wの実効出力を備えています。スピーカーを合わせる時は、入力値と音圧レベルを見ながら、まず中音量で低域のまとまりを確認すると扱いやすいです。

  • YAMAHA NS-1000M
  • JBL 4311/4311WX
  • ROGERS LS3/5A

SANSUI AU-α507XR × YAMAHA NS-1000M

  • 互換性:NS-1000Mは8Ω、定格入力50W、最大許容入力100W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは90dB/W/mです。AU-α507XRは8Ωで60W+60Wなので、最大許容入力に余裕を見ながら、普段の音量で丁寧に整える使い方が合います。
  • 音質の向上:NS-1000Mは3ウェイ・3スピーカー・密閉方式のブックシェルフ型で、30cmコーン型、8.8cmドーム型、3.0cmドーム型を搭載します。再生周波数帯域は40Hz~20kHz、クロスオーバーは500Hz、6kHzで、AU-α507XRの制動感を密閉型の輪郭に合わせやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:クラシック、ジャズ、女性ボーカル、フュージョンに向きます。中高域の見通しと低域の締まりを両方楽しみたい時に合わせやすいです。

SANSUI AU-α507XR × JBL 4311/4311WX

  • 互換性:4311/4311WXは8Ω、許容入力40W(連続プログラム)、推奨アンプ出力は―、音圧レベルは91dB(新JIS)です。AU-α507XRは8Ωで60W+60Wなので、高めの音圧を生かし、ボリュームを控えめな位置から探る管理が合います。
  • 音質の向上:4311/4311WXは3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式のブックシェルフ型で、30cmコーン型、13cmコーン型、3.6cmコーン型を搭載します。周波数特性は45Hz~15kHz ±3dB、クロスオーバーは1.5kHz、6kHzで、AU-α507XRの低域制動をJBLらしい前に出る鳴りに乗せやすい組み合わせです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ロック、ソウル、ブルース、ライブ録音に向きます。ドラムやベースラインの押し出しを楽しみたい時に合わせやすいです。

SANSUI AU-α507XR × ROGERS LS3/5A

  • 互換性:LS3/5Aは15Ω、最大許容入力25W、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは82.5dB/W/mです。AU-α507XRと合わせる場合は、高めのインピーダンスと低めの能率を意識し、近距離で音量を細かく調整する使い方が合います。
  • 音質の向上:LS3/5Aは2ウェイ・2スピーカー・密閉方式のブックシェルフ型で、10cmコーン型と2.0cmドーム型を搭載します。再生周波数帯域は70Hz~20kHz ±3dB、クロスオーバーは3kHzで、AU-α507XRの広帯域感を小型密閉の声の自然さに合わせやすい組み合わせです。
  • おすすめの音楽ジャンル:ボーカル、室内楽、フォーク、アコースティックに向きます。小音量で声の質感や定位を楽しみたい時に合わせやすいです。

SANSUI AU-α507XRは、DCアンプ構成、ストラップマウント方式の電源部、MC/MMフォノ、プレゼンス・コントロールを備えた、1990年代中期らしい実用性の高いプリメインアンプです。

スピーカーを合わせる時は、インピーダンス、入力値、出力音圧レベルを確認しながら、低域のまとまりと中域の聴きやすさが自然に出る音量を探すと楽しみやすくなります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

SANSUI AU-α507XRの詳細スペック一覧

型式インテグレーテッドアンプ
定価59,800円(1994年発売)
実効出力80W+80W(6Ω、20Hz~20kHz、両ch動作)
60W+60W(8Ω、20Hz~20kHz、両ch動作)
全高調波歪率0.008%以下(実効出力時、8Ω)
混変調歪率0.008%以下(8Ω)
ダンピングファクター135(8Ω)
入力感度/入力インピーダンスPhono MC:300μV/100Ω
Phono MM:2.5mV/47kΩ
CD、Tuner、Line、Tape1、2:150mV/47kΩ
Phono最大許容入力
周波数特性Phono MM:20Hz~20kHz ±0.5dB
CD、Tuner、Line、Tape1、2:DC~200kHz +0 -3dB
SN比Phono MC:70dB以上
Phono MM:88dB以上
CD、Tuner、Line、Tape1、2:110dB以上
トーンコントロールBass最大変化量:±8dB(50Hz)
Treble最大変化量:±8dB(10kHz)
サブソニックフィルター16Hz(-3dB)、6dB/oct
ラウドネス1+9dB(50Hz)、+3dB(10kHz)
ラウドネス2+9dB(50Hz)、+6dB(10kHz)
バスブーストバスブースト1:+10dB(50Hz)
バスブースト2:+11dB(50Hz)
定格消費電力160W
外形寸法幅430x高さ135x奥行365mm
重量10.5kg
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