この記事の概要
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YAMAHA CDX-2020は、4DAC構成のハイビットシステムを搭載したCDプレイヤーです。
本記事では、YAMAHA CDX-2020の特徴、他のヴィンテージCDプレーヤーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせを整理します。

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YAMAHA CDX-2020の概要と特徴

| YAMAHA CDX-2020の簡易スペック | |
|---|---|
| 型式 | CDプレイヤー |
| 発売時期 | 1989年頃 |
| 定価 | 182,000円(1989年頃) |
| 周波数特性 | 2Hz~20kHz +0.2 -0.1dB |
| S/N比 | 120dB以上(EIAJ) |
| 重量 | 15.8kg |
YAMAHA CDX-2020は、1989年頃に182,000円で発売されたCDプレイヤーです。周波数特性は2Hz~20kHz +0.2 -0.1dB、S/N比は120dB以上(EIAJ)、ダイナミックレンジは100dB以上(EIAJ)です。重量15.8kgの本格筐体で、CD再生を丁寧に楽しむための一台として魅力があります。
特徴①|4DAC構成のハイビットシステム
CDX-2020は、4DAC構成のハイビットシステムを搭載しています。D/A変換部には22bit動作DACを片チャンネルあたり2個搭載し、正相と逆相信号を使う構成でノイズ混入を抑えています。微小レベルの再現性を重視したデジタル変換部が大きな見どころです。

YAMAHA CDX-2020は上位志向のCDプレーヤーですか?
はい。定価は182,000円で、重量も15.8kgあります。4DAC構成や大型2トランス電源、GPレッグなどを備えており、当時のヤマハが本格的なCD再生を狙ったモデルです。
特徴②|8fs×20bitデジタルフィルター
- 周波数特性:2Hz~20kHz +0.2 -0.1dBです。
- 高調波歪率:0.003%以下(EIAJ)です。
- S/N比:120dB以上(EIAJ)です。
デジタルフィルターには8fs×20bit構成が採用されています。ハイビットデジタルフィルターの採用により、サンプリングノイズを高域側へ移しながら高分解能な出力を狙っています。CDフォーマットの中で滑らかな出力を得ようとした設計です。
特徴③|大型2トランス構成とAクラス動作電源
電源部は大型2トランス構成で、デジタル/サーボ系とオーディオ系への給電を分けています。DAC部とオーディオ部にはAクラス動作のシャントレギュレーター方式も採用されています。デジタル回路と音声回路の干渉を抑えたいという狙いが読み取れます。
特徴④|0.2dBステップのデジタルボリューム
CDX-2020は、0.2dBステップのデジタルボリュームを採用しています。出力電圧は2Vrmsで、ヘッドホン出力は280mV±20mVです。アンプへ送る出力やヘッドホン確認を細かく扱いやすいプレーヤーです。
特徴⑤|GPレッグ採用の15.8kg筐体



YAMAHA CDX-2020は設置に気を配りたい機種ですか?
はい。外形寸法は幅473x高さ132x奥行392mm、重量は15.8kgです。ピンポイント支持のGPレッグも採用されており、しっかりしたラックに置いて振動対策も考えたいサイズと重量です。
YAMAHA CDX-2020と他のヴィンテージCDプレーヤーとの比較


ここでは、YAMAHA CDX-2020と他のヴィンテージCDプレーヤー3機種を比べます。周波数特性、歪率、S/N比、重量を並べると、CDX-2020の立ち位置が見えやすくなります。
| 機種 | 型式 | S/N比 | 重量 |
|---|---|---|---|
| YAMAHA CDX-2020 | CDプレイヤー | 120dB以上(EIAJ) | 15.8kg |
| YAMAHA CDX-993 | CDプレイヤー | 118dB(EIAJ) | 9.6kg |
| DENON DCD-S10 | CDプレイヤー | 118dB | 14kg |
| SONY CDP-XA5ES | CDプレイヤー | 119dB以上(EIAJ) | 約13.5kg |
YAMAHA CDX-2020とYAMAHA CDX-993の比較
YAMAHA CDX-2020とYAMAHA CDX-993との比較は以下の通りです。
- 周波数特性:CDX-2020は2Hz~20kHz +0.2 -0.1dB、CDX-993は2Hz~20kHz ±0.3dBです。偏差表記ではCDX-2020が細かいです。
- 高調波歪率:CDX-2020は0.003%以下(EIAJ)、CDX-993は0.002%(1kHz)です。数値ではCDX-993が小さいです。
- S/N比:CDX-2020は120dB以上(EIAJ)、CDX-993は118dB(EIAJ)です。S/N比の数値ではCDX-2020が大きいです。
- 出力電圧:CDX-2020は2Vrms、CDX-993は2.0±0.5Vrmsです。出力電圧はどちらも2V系です。
- 重量:CDX-2020は15.8kg、CDX-993は9.6kgです。筐体重量ではCDX-2020が重いです。
YAMAHA CDX-2020とDENON DCD-S10の比較
YAMAHA CDX-2020とDENON DCD-S10との比較は以下の通りです。
- 周波数特性:CDX-2020は2Hz~20kHz +0.2 -0.1dB、DCD-S10は2Hz~20kHzです。偏差まで見たい場合はCDX-2020が分かりやすいです。
- S/N比:CDX-2020は120dB以上(EIAJ)、DCD-S10は118dBです。S/N比の数値ではCDX-2020が大きいです。
- ダイナミックレンジ:CDX-2020は100dB以上(EIAJ)、DCD-S10は100dBです。数値は近いです。
- 全高調波歪率:CDX-2020は0.003%以下(EIAJ)、DCD-S10は0.0018%(1kHz)です。歪率の数値ではDCD-S10が小さいです。
- 重量:CDX-2020は15.8kg、DCD-S10は14kgです。重量ではCDX-2020が少し重いです。
YAMAHA CDX-2020とSONY CDP-XA5ESの比較
YAMAHA CDX-2020とSONY CDP-XA5ESとの比較は以下の通りです。
- 周波数特性:CDX-2020は2Hz~20kHz +0.2 -0.1dB、CDP-XA5ESは2Hz~20kHz ±0.3dBです。偏差表記ではCDX-2020が細かいです。
- S/N比:CDX-2020は120dB以上(EIAJ)、CDP-XA5ESは119dB以上(EIAJ)です。数値ではCDX-2020が少し大きいです。
- 全高調波歪率:CDX-2020は0.003%以下(EIAJ)、CDP-XA5ESは0.0017%以下(EIAJ)です。歪率の数値ではCDP-XA5ESが小さいです。
- 出力レベル:CDX-2020は2Vrms、CDP-XA5ESは固定2Vrms、可変2Vrms~0Vです。可変出力の範囲ではCDP-XA5ESが詳しいです。
- 重量:CDX-2020は15.8kg、CDP-XA5ESは約13.5kgです。重量ではCDX-2020が重いです。
YAMAHA CDX-2020とヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ


YAMAHA CDX-2020は、出力電圧が2Vrmsです。ここでは、アンプ側のライン入力感度やインピーダンス、周波数特性を見ながら、CDX-2020の2Vrms出力を受けやすいヴィンテージプリメインアンプを選びます。
YAMAHA CDX-2020とYAMAHA CA-2000との組み合わせ
- 互換性:CDX-2020は出力電圧2Vrms、CA-2000はTuner、Aux入力120mV/50kΩです。CDX-2020のデジタルボリュームを使えば、CA-2000のAux入力へ音量を整えながら接続しやすい組み合わせです。
- 音質の向上:CDX-2020はS/N比120dB以上(EIAJ)、CA-2000はTuner-Pre outで5Hz~100kHz +0 -1dB、Tuner-SP outで5Hz~50kHz +0 -1dBです。ヤマハ同士でCD再生を落ち着いたライン経路で受けやすい構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:クラシック、ジャズ、ボーカル、アコースティックなど、CDX-2020の滑らかな出方をゆったり聴きたい音楽に向いています。
YAMAHA CDX-2020とMarantz PM-80との組み合わせ
- 互換性:CDX-2020は出力電圧2Vrms、PM-80はHigh Level入力150mV/33kΩです。高レベル入力へ接続して音量を細かく整えやすい組み合わせです。
- 音質の向上:CDX-2020は周波数特性2Hz~20kHz +0.2 -0.1dB、PM-80はCD・ソースダイレクトで10Hz~100kHz +0 -3dBです。ソースダイレクトでCDX-2020の出力をすっきり受けたい場合に合います。
- おすすめの音楽ジャンル:AOR、シティポップ、女性ボーカル、ジャズなど、厚みと滑らかさを両立したい音楽に向いています。
YAMAHA CDX-2020とDENON PMA-1500Rとの組み合わせ
- 互換性:CDX-2020は出力電圧2Vrms、PMA-1500RはLine入力150mV/47kΩ(ソースダイレクトoff)、150mV/13kΩ(ソースダイレクトon)です。Line入力で受けて音量を調整しやすい組み合わせです。
- 音質の向上:CDX-2020はダイナミックレンジ100dB以上(EIAJ)で、PMA-1500Rは70W+70W(8Ω、20Hz~20kHz)の定格出力を持ちます。CD再生の情報量を力感のあるアンプで支えやすい構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:ロック、ポップス、フュージョン、ライブ盤など、低域の安定感と中高域の輪郭を楽しみたい音楽に向いています。
YAMAHA CDX-2020は、4DAC構成ハイビットシステムと大型2トランス電源を備えた、重量級のCDプレーヤーです。
2Vrms出力とデジタルボリュームを活かせば、ヴィンテージアンプとの2ch再生でも扱いやすく、CDの魅力をじっくり楽しめます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
YAMAHA CDX-2020の詳細スペック一覧
| 型式 | CDプレイヤー |
| 周波数特性 | 2Hz~20kHz +0.2 -0.1dB |
| 高調波歪率 | 0.003%以下(EIAJ) |
| S/N比 | 120dB以上(EIAJ) |
| ダイナミックレンジ | 100dB以上(EIAJ) |
| チャンネルセパレーション | 100dB以上(EIAJ) |
| ワウフラッター | 測定限界以下 |
| 出力電圧 | 2Vrms |
| ヘッドホン出力 | 280mV±20mV |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 20W |
| 外形寸法 | 幅473x高さ132x奥行392mm |
| 重量 | 15.8kg |
| 付属 | ワイヤレスリモコン |
