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YAMAHA(ヤマハ) CDX-890を徹底解説!【PRO-BIT方式】

この記事の概要

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YAMAHA CDX-890は、PRO-BIT方式とI-PDM方式DACを採用したCDプレイヤーです。

本記事では、YAMAHA CDX-890の特徴、他のヴィンテージCDプレーヤーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせを整理します。

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目次

YAMAHA CDX-890の概要と特徴

YAMAHA CDX-890の簡易スペック
型式CDプレイヤー
発売時期1996年6月発売
定価60,000円(1996年6月発売)
周波数特性2Hz~20kHz ±0.3dB
S/N比118dB
重量5.9kg

▼ 詳しいスペックはこちら

YAMAHA CDX-890は、1996年6月に60,000円で発売されたCDプレイヤーです。周波数特性は2Hz~20kHz ±0.3dB、高調波歪率は0.0020%、ダイナミックレンジは98dB、S/N比は118dBです。PRO-BIT方式とI-PDM方式DACを組み合わせた、90年代ヤマハらしいCDプレーヤーとして楽しめます。

特徴①|PRO-BIT方式による20bit変換

CDX-890は、ヤマハ独自のPRO-BIT方式を採用しています。CDから読み取った16bitデータを20bitデータへ変換し、微小レベルの再現性を高めることを狙った方式です。小さな音のニュアンスを丁寧に出したい設計思想が見えるポイントです。

YAMAHA CDX-890は90年代らしいデジタル処理を楽しめますか?

はい。PRO-BIT方式とI-PDM方式DACを搭載しているため、CDの16bitデータを独自の考え方で処理する構成です。ヤマハらしいデジタル処理の個性を聴きたい人に向いたCDプレイヤーです。

特徴②|I-PDM方式DACを搭載

  • 周波数特性:2Hz~20kHz ±0.3dBです。
  • 高調波歪率:0.0020%です。
  • S/N比:118dBです。

I-PDM方式DACは、CDX-890のD/A変換部を語るうえで外せないポイントです。定格上でもS/N比118dB、ダイナミックレンジ98dBが示されており、ノイズ感を抑えたCD再生を狙った仕様になっています。

特徴③|可変式と固定式のラインアウト

出力まわりの見どころ

CDX-890は、可変式と固定式のラインアウト出力端子を搭載しています。出力レベルは2.0±0.5Vrmsです。アンプ側の入力や使い方に合わせて出力を選べる点は、CDプレーヤーとして扱いやすい部分です。

特徴④|光と同軸のデジタル出力

CDX-890は、光と同軸の2系統のデジタル出力端子を備えています。外部D/Aコンバーターやデジタル入力付きアンプを使う場合にも接続しやすく、アナログ出力とデジタル出力の両方を試せます。内蔵DACの音と外部DACの音を使い分けたい人にも便利です。

特徴⑤|5.9kgの高剛性シャーシ

YAMAHA CDX-890は設置しやすいサイズですか?

はい。外形寸法は幅435x高さ98x奥行281mm、重量は5.9kgです。高さ98mm、奥行281mmなので、一般的なオーディオラックにも収めやすい寸法です。しっかりした作りと置きやすさのバランスが取りやすいCDプレイヤーです。

YAMAHA CDX-890と他のヴィンテージCDプレーヤーとの比較

ここでは、YAMAHA CDX-890と他のヴィンテージCDプレーヤー3機種を比べます。D/A変換方式、周波数特性、歪率、重量を並べると、CDX-890の立ち位置が見えやすくなります。

機種型式主なD/A変換方式重量
YAMAHA CDX-890CDプレイヤーPRO-BIT、I-PDM方式5.9kg
YAMAHA CDX-993CDプレイヤーPRO-BIT、I-PDM方式9.6kg
DENON DCD-1650ARCDプレイヤーリアル20ビットラムダスーパーリニアコンバーター11.9kg
SONY CDP-XA5ESCDプレイヤーカレント・パルスD/Aコンバーター約13.5kg

YAMAHA CDX-890とYAMAHA CDX-993の比較

YAMAHA CDX-890とYAMAHA CDX-993との比較は以下の通りです。

  • D/A変換方式:CDX-890とCDX-993は、どちらもPRO-BIT、I-PDM方式です。方式名では近い構成です。
  • 周波数特性:CDX-890は2Hz~20kHz ±0.3dB、CDX-993も2Hz~20kHz ±0.3dBです。周波数特性の記載は同じです。
  • ダイナミックレンジ:CDX-890は98dB、CDX-993は100dBです。数値ではCDX-993が大きいです。
  • 消費電力:CDX-890は10W、CDX-993は13Wです。消費電力の数値ではCDX-890が小さいです。
  • 重量:CDX-890は5.9kg、CDX-993は9.6kgです。筐体重量ではCDX-993が重いです。

YAMAHA CDX-890とDENON DCD-1650ARの比較

YAMAHA CDX-890とDENON DCD-1650ARとの比較は以下の通りです。

  • D/A変換方式:CDX-890はPRO-BIT、I-PDM方式、DCD-1650ARはリアル20ビットラムダスーパーリニアコンバーターです。メーカーごとのデジタル処理の違いが出る部分です。
  • 周波数特性:CDX-890は2Hz~20kHz ±0.3dB、DCD-1650ARは2Hz~20kHzです。範囲表記は近いです。
  • 全高調波歪率:CDX-890は0.0020%、DCD-1650ARは0.0018%(1kHz)です。数値ではDCD-1650ARが小さいです。
  • アナログ出力:CDX-890は2.0±0.5Vrms、DCD-1650ARは固定2V/10kΩ、可変0.2~2V/10kΩです。可変出力の範囲表記ではDCD-1650ARが詳しいです。
  • 重量:CDX-890は5.9kg、DCD-1650ARは11.9kgです。設置の軽さではCDX-890が扱いやすいです。

YAMAHA CDX-890とSONY CDP-XA5ESの比較

YAMAHA CDX-890とSONY CDP-XA5ESとの比較は以下の通りです。

  • D/Aコンバーター:CDX-890はPRO-BIT、I-PDM方式、CDP-XA5ESはカレント・パルスD/Aコンバーターです。変換方式の個性は大きく異なります
  • 周波数特性:CDX-890は2Hz~20kHz ±0.3dB、CDP-XA5ESも2Hz~20kHz ±0.3dBです。周波数特性の記載は同じです。
  • SN比:CDX-890は118dB、CDP-XA5ESは119dB以上(EIAJ)です。数値ではCDP-XA5ESが大きいです。
  • 出力レベル:CDX-890は2.0±0.5Vrms、CDP-XA5ESは固定2Vrms、可変2Vrms~0Vです。可変出力の範囲ではCDP-XA5ESが分かりやすいです。
  • 重量:CDX-890は5.9kg、CDP-XA5ESは約13.5kgです。筐体重量ではCDP-XA5ESが重いです。

YAMAHA CDX-890とヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ

YAMAHA CDX-890は、出力レベルが2.0±0.5Vrmsです。ここでは、アンプ側のライン入力感度やインピーダンス、周波数特性を見ながら、CDX-890の固定/可変ラインアウトを活かしやすいヴィンテージプリメインアンプを選びます。

YAMAHA CDX-890とYAMAHA CA-2000との組み合わせ

  • 互換性:CDX-890は出力レベル2.0±0.5Vrms、CA-2000はTuner、Aux入力120mV/50kΩです。CDX-890側の可変出力を使えば、CA-2000のAux入力へ音量を整えながら接続しやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:CDX-890は周波数特性2Hz~20kHz ±0.3dB、CA-2000はTuner-Pre outで5Hz~100kHz +0 -1dB、Tuner-SP outで5Hz~50kHz +0 -1dBです。ヤマハ同士でCD再生を落ち着いたライン経路で受けやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:ジャズ、クラシック、ボーカル、アコースティックなど、CDX-890の細かな音の出方をゆったり聴きたい音楽に向いています。

YAMAHA CDX-890とMarantz PM-80との組み合わせ

  • 互換性:CDX-890は出力レベル2.0±0.5Vrms、PM-80はHigh Level入力150mV/33kΩです。CDX-890の固定出力または可変出力を使い、PM-80の高レベル入力へ接続しやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:CDX-890はS/N比118dB、PM-80はHigh LevelのSN比105dBで、CD・ソースダイレクト時の周波数特性は10Hz~100kHz +0 -3dBです。ソースダイレクトでCDX-890の出力をすっきり受けたい場合に合います。
  • おすすめの音楽ジャンル:AOR、シティポップ、女性ボーカル、ジャズなど、滑らかさと厚みを両立したい音楽に向いています。

YAMAHA CDX-890とDENON PMA-1500Rとの組み合わせ

  • 互換性:CDX-890は出力レベル2.0±0.5Vrms、PMA-1500RはLine入力150mV/47kΩ(ソースダイレクトoff)、150mV/13kΩ(ソースダイレクトon)です。Line入力で受けて音量を細かく調整しやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:CDX-890はダイナミックレンジ98dBで、PMA-1500Rは70W+70W(8Ω、20Hz~20kHz)の定格出力を持ちます。CD再生の明瞭感を力感のあるアンプで支えやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:ロック、ポップス、フュージョン、ライブ盤など、低域の安定感と中高域の輪郭を楽しみたい音楽に向いています。

YAMAHA CDX-890は、PRO-BIT方式とI-PDM方式DACを組み合わせた90年代のCDプレーヤーです。

固定/可変ラインアウトや光・同軸デジタル出力を活かせば、ヴィンテージアンプにも外部DACにも合わせやすい一台です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

YAMAHA CDX-890の詳細スペック一覧

型式CDプレイヤー
周波数特性2Hz~20kHz ±0.3dB
高調波歪率0.0020%
ダイナミックレンジ98dB
S/N比118dB
出力レベル2.0±0.5Vrms
消費電力10W
外形寸法幅435x高さ98x奥行281mm
重量5.9kg
付属ワイヤレスリモコン
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