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JBL 4345を徹底解説!【4ウェイ大型モニタースピーカー】

この記事の概要

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JBL 4345は、46cmウーファー2245Hを搭載した4ウェイ大型モニタースピーカーです。

本記事では、JBL 4345の特徴、他のヴィンテージスピーカーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせを整理します。

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目次

JBL 4345の概要と特徴

JBL 4345の簡易スペック
方式4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型
発売時期1981年
定価850,000円(1台、1981年発売)
周波数特性32Hz~20kHz ±3dB
インピーダンス
重量104kg

▼ 詳しいスペックはこちら

JBL 4345は、1981年に1台850,000円で発売された4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型スピーカーです。低域に46cmコーン型2245H、中低域に25cmコーン型2122H、中高域にホーン型2420+2307+2308、高域にホーン型2405を搭載しています。46cmウーファーを軸に、4つの帯域を細かく分担する大型モニターです。

特徴①|46cmコーン型2245Hを搭載

JBL 4345の低域には46cmコーン型ウーファー2245Hが使われています。周波数特性は32Hz~20kHz ±3dBで、ウーファー用エンクロージャー容積は253Lです。38cm級とは違う大口径ウーファーの量感を狙った設計が、このモデルの大きな見どころです。

低域構成のポイント

低域用2245Hに加え、中低域用として25cmコーン型2122Hも搭載しています。低域と中低域を分けることで、大口径のスケールと中域のつながりを両立させる構成になっています。

特徴②|4ウェイ構成で帯域を細かく分担

JBL 4345はユニット数が多いスピーカーですか?

はい。JBL 4345は4ウェイ・4スピーカー構成です。46cmウーファー、25cmミッドウーファー、ホーン型ミッドレンジ、ホーン型トゥイーターを組み合わせ、クロスオーバー周波数はネットワーク時で320Hz、1.3kHz、10kHzです。帯域ごとの役割を明確に分けたモニター設計です。

特徴③|ネットワーク駆動とバイアンプ駆動に対応

JBL 4345は内蔵ネットワークによるドライブのほか、バイアンプ時のクロスオーバーとして290Hz、18dB/octが示されています。許容入力はネットワーク時120W、マルチアンプLoが200W、マルチアンプHiが100Wです。

  • ネットワーク時:320Hz、1.3kHz、10kHzです。
  • バイアンプ時:290Hz、18dB/octです。
  • 許容入力:120W(ネットワーク時)です。

特徴④|95dB/W/mの能率と8Ω仕様

JBL 4345は大出力アンプだけで鳴らすスピーカーですか?

いいえ。JBL 4345の出力音圧レベルは95dB/W/m、インピーダンスは8Ωです。能率は高めですが、104kgの大型エンクロージャーと46cmウーファーを備えるため、音量を急に上げるより、部屋の低域の出方を確認しながら少しずつ調整するのが向いています。

特徴⑤|縦置き専用のミラーイメージペア方式

外形寸法は幅765x高さ1096x奥行470mm、重量は104kgです。エンクロージャーは縦置き専用のミラーイメージペア方式で、音像定位と音場再現性を意識した構成です。設置位置と左右の向きを含めて追い込みたい大型機といえます。

JBL 4345と他のヴィンテージスピーカーとの比較

ここでは、JBL 4345とJBLの大型ヴィンテージスピーカーを比べます。方式、ユニット構成、周波数特性、能率、サイズを並べると、4345の46cmウーファー搭載モデルとしての個性が見えやすくなります。

機種方式周波数特性重量
JBL 43454ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型32Hz~20kHz ±3dB104kg
JBL 43444ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型35Hz~20kHz ±3dB96kg
JBL 43504ウェイ・5スピーカー・バスレフ方式・フロア型30Hz~20kHz ±3dB110kgまたは125kg
JBL 44352ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型30Hz~16kHz ±3dB114kg(梱包時)

JBL 4345とJBL 4344の比較

JBL 4345とJBL 4344との比較は以下の通りです。

  • 方式:4345は4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型、4344は4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型です。方式の段数は同じです。
  • 低域ユニット:4345は46cmコーン型(2245H)、4344は38cmコーン型(2235H)です。ウーファー径では4345が大きいです。
  • 周波数特性:4345は32Hz~20kHz ±3dB、4344は35Hz~20kHz ±3dBです。低域側の表記では4345が伸びています
  • 出力音圧レベル:4345は95dB/W/m、4344は93dB/W/m(500Hz~2.5kHzにおける平均値)です。数値では4345が大きいです。
  • 外形寸法:4345は幅765x高さ1096x奥行470mm、4344は幅635x高さ1051x奥行435mmです。幅・高さ・奥行はいずれも4345が大きいです。

JBL 4345とJBL 4350の比較

JBL 4345とJBL 4350との比較は以下の通りです。

  • 方式:4345は4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型、4350は4ウェイ・5スピーカー・バスレフ方式・フロア型です。ユニット数では4350が多いです。
  • 低域構成:4345は46cmコーン型(2245H)、4350は38cmコーン型(2230A)x2です。単独大口径なら4345、38cmダブル構成なら4350です。
  • 周波数特性:4345は32Hz~20kHz ±3dB、4350は30Hz~20kHz ±3dBです。低域側の表記では4350が伸びています
  • インピーダンス:4345は8Ω、4350は250Hz以下4Ω、250Hz以上8Ωです。接続条件の見方は4350のほうが複雑です。
  • 重量:4345は104kg、4350は110kgまたは125kgです。重量では4350が重い表記です。

JBL 4345とJBL 4435の比較

JBL 4345とJBL 4435との比較は以下の通りです。

  • 方式:4345は4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型、4435は2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型です。帯域分割の細かさでは4345が多段です。
  • 使用ユニット:4345は46cmコーン型、25cmコーン型、ホーン型ミッドレンジ、ホーン型トゥイーター、4435は38cmコーン型x2とホーン型です。構成の考え方が大きく異なります
  • 周波数特性:4345は32Hz~20kHz ±3dB、4435は30Hz~16kHz ±3dBです。上限帯域の表記では4345が広いです。
  • 許容入力:4345は120W(ネットワーク時)、4435は375W(連続プログラム)です。入力値では4435が大きいです。
  • 外形寸法:4345は幅765x高さ1096x奥行470mm、4435は幅965x高さ908x奥行515mmです。高さでは4345、横幅と奥行では4435が大きいです。

JBL 4345とヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ

JBL 4345はインピーダンス8Ω、出力音圧レベル95dB/W/m、許容入力120W(ネットワーク時)の大型スピーカーです。46cmウーファーを備えるため、アンプ出力だけでなく音量位置と低域の収まりを丁寧に確認することが大切です。ここではDENON PMA-2000、YAMAHA CA-2000、SANSUI AU-D907との組み合わせを見ていきます。

JBL 4345とDENON PMA-2000との組み合わせ

  • 互換性:JBL 4345はインピーダンス8Ω、許容入力120W(ネットワーク時)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル95dB/W/mです。PMA-2000は80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%)、スピーカー出力端子A/Bは4Ω~16Ωです。4345の8Ω仕様とPMA-2000の端子対応が合い、音量を少しずつ上げて低域を整えたい組み合わせです。
  • 音質の向上:4345は4ウェイ・4スピーカー構成、46cmコーン型2245H、32Hz~20kHz ±3dB、クロスオーバー320Hz/1.3kHz/10kHzです。PMA-2000はUHC MOSとツイン・モノラル構成を持ち、大口径ウーファーの厚みをしっかり支えたい場合に合わせやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:4345のスケールとPMA-2000の力感を生かし、ロック、フュージョン、ビッグバンド、ライブ録音に向いた組み合わせです。

JBL 4345とYAMAHA CA-2000との組み合わせ

  • 互換性:JBL 4345はインピーダンス8Ω、許容入力120W(ネットワーク時)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル95dB/W/mです。CA-2000は120W+120W(8Ω、B級)、30W+30W(8Ω、A級)で、A級/B級の使い分けをしながら、4345の能率に合わせて音量を作りやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:4345は中高域にホーン型2420+2307+2308、高域にホーン型2405を搭載し、指向性は水平60゜x垂直30゜(-3dB、16kHz)です。CA-2000はダンピングファクター45以上(8Ω、1kHz)で、ホーン帯域の見通しと低域の輪郭を整えたい場合に向いた構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:音像の見通しと大型モニターらしい広がりを生かし、ジャズ、クラシック大編成、AOR、アコースティック録音に向いた組み合わせです。

JBL 4345とSANSUI AU-D907との組み合わせ

  • 互換性:JBL 4345はインピーダンス8Ω、許容入力120W(ネットワーク時)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル95dB/W/mです。AU-D907は100W+100W(10Hz~20kHz、THD 0.008%、8Ω)で、負荷インピーダンスは4~16Ωです。4345の8Ω仕様とAU-D907の対応範囲が合い、低域が膨らみすぎない音量から調整したい組み合わせです。
  • 音質の向上:4345は253L(ウーファー)と14L(ミッドウーファー)のエンクロージャー容積を持ち、AU-D907はダンピングファクター100(IHF、両ch動作、1kHz、8Ω)です。46cmウーファーの押し出しとDCプリメインアンプの制動感を合わせたい場合に向いた構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:厚みと切れ味を両立させやすく、ハードロック、ソウル、ファンク、昭和歌謡に向いた組み合わせです。

JBL 4345は、46cmウーファー2245Hを中心に、25cmミッドウーファー、ホーン型ミッドレンジ、ホーン型トゥイーターを組み合わせた大型4ウェイモニターです。32Hz~20kHz ±3dB、95dB/W/m、104kgという数値からも、部屋と設置を含めて向き合いたいスピーカーだと分かります。

プリメインアンプと合わせる場合は、8Ω対応、音量位置、低域の収まり、左右の設置間隔を確認しながら調整するのがおすすめです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

JBL 4345の詳細スペック一覧

方式4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型
使用ユニット低域用:46cmコーン型(2245H)
中低域用:25cmコーン型(2122H)
中高域用:ホーン型(2420+2307+2308)
高域用:ホーン型(2405)
周波数特性32Hz~20kHz ±3dB
指向性水平60゜x垂直30゜(-3dB、16kHz)
出力音圧レベル95dB/W/m
インピーダンス
許容入力120W(ネットワーク時)
200W(マルチアンプLo)
100W(マルチアンプHi)
クロスオーバー周波数ネットワーク時:320Hz、1.3kHz、10kHz
バイアンプ時:290Hz、18dB/oct
エンクロージャー容積253L(ウーファー)
14L(ミッドウーファー)
外形寸法幅765x高さ1096x奥行470mm
重量104kg
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