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JBL 4429を徹底解説!【高剛性MDF材を採用】

この記事の概要

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JBL 4429は、2009年8月に260,000円で発売されたスピーカーシステムです。

30cmコーン型ウーファー、5.0cmドライバー+ホーン、1.9cmドライバー+ホーンを組み合わせた3ウェイ構成で、モニター系JBLのホーン表現と広帯域化を両立したブックシェルフ型として整理できます。

本記事では、JBL 4429の特徴、他のヴィンテージスピーカーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせをまとめます。

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目次

JBL 4429の概要と特徴

JBL 4429の簡易スペック
方式3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
発売時期2009年8月
価格260,000円(1台)
使用ユニット低域用:30cmコーン型(1200FE-8)
高域用:5.0cmドライバー(175Nd-3)+ホーン
超高域用:1.9cmドライバー(138Nd)+ホーン
周波数特性38Hz~45kHz -6dB
インピーダンス
重量32.3kg

▼ 詳しいスペックはこちら

JBL 4429は、低域に30cmコーン型1200FE-8、高域に5.0cmドライバー175Nd-3+ホーン、超高域に1.9cmドライバー138Nd+ホーンを搭載します。周波数特性は38Hz~45kHz -6dBで、ホーン型中高域と45kHzまでの広帯域表記が特徴です。

特徴①|30cm 1200FE-8ウーファーを搭載

4429は低域ユニットにも上位機の流れがありますか?

はい。低域用には30cmコーン型1200FE-8を搭載しています。インピーダンス8Ω仕様の1200FEを基にしたユニットで、ケブラーコンポジットコーンとアクアプラスコーティングを採用している点が特徴です。

特徴②|175Nd-3と138Ndのホーン構成

中高域は2つのドライバーとホーンで構成されています。

高域用は5.0cmドライバー175Nd-3+ホーン、超高域用は1.9cmドライバー138Nd+ホーンです。ピュアチタン・ダイアフラム系のドライバーを使った3ウェイ構成により、従来の2ウェイ系モニターとは異なる帯域分担になっています。

特徴③|6Ω・91dB・200Wの入力対応

  • インピーダンス:です。
  • 出力音圧レベル:91dB/2.83V/mです。
  • 許容入力:200W(RMS)です。
  • クロスオーバー周波数:800Hz、7kHzです。

6Ω仕様のため、アンプを選ぶ際はスピーカー端子の対応インピーダンスを確認したいところです。許容入力は200W(RMS)で、出力に余裕のあるアンプとも組み合わせやすい数値です。

特徴④|25mm厚MDFとツインバスレフポート

4429は箱の作りにも特徴がありますか?

はい。エンクロージャーはバスレフ方式で、板材には25mm厚の高剛性MDF材を採用しています。左右対称のツインバスレフポートにはラウンド加工が施され、大型ブックシェルフとして低域の抜けも意識した構造です。

スタンド前提の重量感

外形寸法は幅400x高さ635x奥行338mm、重量は32.3kgです。別売スタンドJS-350Aも用意されており、高さと耐荷重を考えた設置が4429の鳴り方を整えるポイントになります。

JBL 4429と他のヴィンテージスピーカーとの比較

ここでは、JBL 4429と、30cm級ウーファーを持つヴィンテージスピーカー3機種を定格値で並べます。

項目JBL 4429JBL 4428JBL 4425YAMAHA NS-1000X
発売時期/価格2009年8月/260,000円(1台)2003年/235,000円(1台)1985年/250,000円(1台)1986年頃/158,000円(1台)
方式3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型
低域ユニット30cmコーン型(1200FE-8)30cmコーン型(1200FE-8)30cmコーン型(2214H)30cmコーン型
中高域ユニット5.0cmドライバー(175Nd-3)+ホーン5.0cmドライバー(175Nd-2)+ホーンホーン型(2416H+2342)8.8cmドーム型
超高域/高域1.9cmドライバー(138Nd)+ホーン1.9cmリング型(015M)+ホーン3.0cmドーム型
周波数特性/再生周波数帯域38Hz~45kHz -6dB40Hz~40kHz -6dB40Hz~16kHz ±3dB39Hz~20000Hz
出力音圧レベル91dB/2.83V/m91dB/2.83V/m91dB/W/m90dB/W/m
インピーダンス
許容入力200W(RMS)200W(RMS)200W(連続プログラム)100W
ミュージック許容入力:200W
クロスオーバー周波数800Hz、7kHz900Hz、7kHz1.2kHz500Hz、6000Hz(12dB/oct)
外形寸法幅400x高さ635x奥行338mm幅400x高さ635x奥行338mm幅406x高さ635x奥行375mm幅427x高さ695x奥行335mm
重量32.3kg32.5kg26kg42kg

JBL 4429とJBL 4428の比較

JBL 4429とJBL 4428との比較は以下の通りです。

  • 低域ユニット:どちらも30cmコーン型1200FE-8で、低域ユニットの型番は同じです。
  • 中高域:4429は175Nd-3、4428は175Nd-2で、ドライバー型番が異なります
  • 周波数特性:4429は38Hz~45kHz -6dB、4428は40Hz~40kHz -6dBで、帯域表記は4429が広いです。
  • インピーダンス:4429は6Ω、4428は8Ωで、アンプへの負荷条件は4428の方が軽めです。

JBL 4429とJBL 4425の比較

JBL 4429とJBL 4425との比較は以下の通りです。

  • 方式:4429は3ウェイ、4425は2ウェイで、帯域分担は4429の方が細かいです。
  • 周波数特性:4429は38Hz~45kHz -6dB、4425は40Hz~16kHz ±3dBで、上限の表記は4429が広いです。
  • インピーダンス:4429は6Ω、4425は8Ωで、接続時の確認条件が異なります
  • 重量:4429は32.3kg、4425は26kgで、4429の方が重い筐体です。

JBL 4429とYAMAHA NS-1000Xの比較

JBL 4429とYAMAHA NS-1000Xとの比較は以下の通りです。

  • 方式:4429はバスレフ方式、NS-1000Xは密閉方式で、低域の作り方が異なります
  • 中高域:4429はホーン型、NS-1000Xはドーム型で、音の放射方式が異なります
  • 出力音圧レベル:4429は91dB/2.83V/m、NS-1000Xは90dB/W/mで、数値表記は4429が少し高いです。
  • 重量:4429は32.3kg、NS-1000Xは42kgで、NS-1000Xの方が重いです。

JBL 4429とヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ

JBL 4429は、6Ω、91dB/2.83V/m、許容入力200W(RMS)のスピーカーです。ここでは、アンプ側の出力、対応インピーダンス、4429側の入力値、音量管理を確認しながら、ヴィンテージプリメインアンプ3機種との組み合わせを考えます。

JBL 4429とDENON PMA-2000AEとの組み合わせ

  • 互換性:JBL 4429は6Ω、許容入力200W(RMS)、出力音圧レベル91dB/2.83V/mです。DENON PMA-2000AEはスピーカーAまたはBで4Ω~16Ω、バイワイヤリングで4Ω~16Ωに対応し、6Ωの4429を接続しやすい組み合わせです。推奨アンプ出力は―です。
  • 音質の向上:4429は3ウェイ・バスレフ方式で、30cm低域、5.0cm高域、1.9cm超高域の構成です。PMA-2000AEは80W+80W(8Ω)、実用最大出力160W+160W(4Ω)で、大型ブックシェルフを余裕を持って鳴らしやすい組み合わせです。
  • おすすめの音楽ジャンル:UHC-MOSの出力と4429のホーン構成を活かして、ロック、AOR、ジャズロック、映画音楽をスケール感のある音で楽しみたい人に合います。

JBL 4429とLUXMAN L-570との組み合わせ

  • 互換性:JBL 4429は6Ω、許容入力200W(RMS)、出力音圧レベル91dB/2.83V/mです。LUXMAN L-570はA級動作で50W+50W(8Ω)のため、高めの能率を活かして音量を整えやすい組み合わせです。推奨アンプ出力は―、6Ω出力は―です。
  • 音質の向上:4429は38Hz~45kHz -6dB、クロスオーバー800Hz、7kHzの3ウェイ構成です。L-570はCD、Tuner、Line、Tapeで10Hz~100kHz -1dB以内の周波数特性を持ち、ホーンの輪郭を滑らかにまとめたい時に合わせやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:A級50W+50Wと91dB/2.83V/mの反応を活かして、ボーカル、ジャズ、室内楽、落ち着いたロックをゆったり聴きたい人に向きます。

JBL 4429とSANSUI AU-D607Xとの組み合わせ

  • 互換性:JBL 4429は6Ω、許容入力200W(RMS)、出力音圧レベル91dB/2.83V/mです。SANSUI AU-D607Xは100W+100W(6Ω、10Hz~20kHz)を持つため、4429の6Ω仕様と出力値を合わせて考えやすい組み合わせです。推奨アンプ出力は―です。
  • 音質の向上:4429はツインバスレフポートを持つ大型ブックシェルフ型で、出力音圧レベルは91dB/2.83V/mです。AU-D607Xはダンピングファクター80(6Ω)、周波数特性DC~300kHz +0 -3dBで、30cmウーファーの動きとホーンの立ち上がりをまとめやすい組み合わせです。
  • おすすめの音楽ジャンル:100W+100W(6Ω)と4429の200W(RMS)を活かして、フュージョン、ソウル、ブラス入りジャズ、ライブ録音を力感のある音で楽しみたい人に合います。

JBL 4429は、30cmウーファーとホーン型中高域を3ウェイでまとめた、大型ブックシェルフらしい密度を持つスピーカーです。

6Ω仕様と32.3kgの筐体を踏まえ、アンプの対応インピーダンス、スタンドの強度、音量の上げ方を整えると、4429のスケール感を引き出しやすくなります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

JBL 4429の詳細スペック一覧

項目内容
方式3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット低域用:30cmコーン型(1200FE-8)
高域用:5.0cmドライバー(175Nd-3)+ホーン
超高域用:1.9cmドライバー(138Nd)+ホーン
周波数特性38Hz~45kHz -6dB
インピーダンス
出力音圧レベル91dB/2.83V/m
許容入力200W(RMS)
クロスオーバー周波数800Hz、7kHz
外形寸法幅400x高さ635x奥行338mm(グリル含む)
重量32.3kg
別売スピーカースタンド JS-350A(1台、38,000円)
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