この記事の概要
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JBL 8340は、1999年頃に登場した2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式のスピーカーシステムです。
サラウンド再生用として設計され、8Ω、96dB SPL、許容入力150Wという扱いやすい条件を備えています。

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JBL 8340の概要と特徴

| JBL 8340の簡易スペック | |
|---|---|
| 方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 |
| 発売時期 | 1999年頃 |
| 定価 | 価格不明(1台) |
| 使用ユニット | 低域用:コーン型 高域用:ホーン型 |
| 周波数レンジ | 45Hz~18kHz(-10dB) |
| 重量 | 22.7kg |
JBL 8340は、低域用コーン型ユニットと高域用ホーン型ユニットを組み合わせた2ウェイ構成のスピーカーです。周波数レンジは45Hz~18kHz(-10dB)、カバレージ角は水平100゜x垂直60゜、公称インピーダンスは8Ωです。サラウンド再生で音の広がりと定位を整えやすい設計が魅力です。
特徴①|サラウンド再生に向いた2ウェイ構成

JBL 8340はどんな用途を意識したスピーカーですか?
サラウンド再生を意識したスピーカーです。
方式は2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式で、低域用にコーン型、高域用にホーン型を採用しています。前方だけでなく空間全体の音のつながりを作りやすいところが、8340を選ぶ理由になります。
特徴②|100゜x60゜のカバレージ角
JBL 8340のカバレージ角は、水平100゜x垂直60゜です。
サラウンド用スピーカーでは、正面だけでなくリスニングエリアへの音の届き方も大切になります。水平100゜の広がりを持つホーン型高域により、映画やライブ音源の包囲感を作りやすい構成です。
特徴③|8Ω・96dB SPL・150Wのバランス
- 公称インピーダンスは8Ωです。
- 感度は96dB SPL(1W、1m)です。
- 許容入力は150W(IECピンクノイズ)です。
96dB SPLという感度の高さにより、アンプの出力を必要以上に上げなくても音量を得やすいスピーカーです。8Ω仕様なので、一般的なプリメインアンプやパワーアンプとも組み合わせを考えやすくなっています。
特徴④|幅481mm・22.7kgの存在感
外形寸法は幅481x高さ539x奥行304mm、重量は22.7kgです。コンパクトな小型スピーカーというより、しっかり固定して使うサラウンド用システムとして考えたいサイズです。壁面や高い位置に設置する場合は、重量を踏まえた固定方法が重要になります。
JBL 8340と他のヴィンテージスピーカーとの比較


ここでは、JBL 8340と、JBL 8330、JBL Control 5、JBL 4312を比べます。サラウンド用、セッティングフリー型、スタジオモニター系で性格の違いが見えやすい3機種です。
| 項目 | JBL 8340 | JBL 8330 | JBL Control 5 | JBL 4312 |
|---|---|---|---|---|
| 発売時期/価格 | 1999年頃/価格不明(1台) | 1999年頃/価格不明(1台) | 1987年/85,000円(2台1組) | 1982年/143,000円(1台) |
| 方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 セッティングフリー型・防磁設計 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
| 使用ユニット | 低域用:コーン型 高域用:ホーン型 | 低域用:コーン型 中域用:コーン型 高域用:ドーム型 | 低域用:16.5cmコーン型 高域用:ドーム型 | 低域用:30cmコーン型(2213H) 中域用:13cmコーン型(LE5-12) 高域用:3.6cmコーン型(LE25-2) |
| 周波数帯域/レンジ | 45Hz~18kHz(-10dB) | 40Hz~20kHz(-10dB) | 55Hz~25kHz | 45Hz~15kHz ±3dB |
| カバレージ/指向性 | 100゜x60゜ | 100゜x100゜ | ― | 90゜ |
| インピーダンス | 8Ω | 8Ω | 5Ω | 8Ω |
| 出力音圧/感度 | 96dB SPL(1W、1m) | 91dB SPL(1W、1m) | 92dB/W/m | 91dB/W/m |
| 許容入力 | 150W(IECピンクノイズ) | 100W(IECピンクノイズ) | 180W(最大) 60W(RMS) | 80W(連続プログラム) |
| クロスオーバー周波数 | 2kHz | 650Hz、3.1kHz | 5kHz | 1.5kHz、6kHz |
| 外形寸法 | 幅481x高さ539x奥行304mm | 幅481x高さ494x奥行257mm | 幅244x高さ381x奥行231mm | 幅362x高さ597x奥行302mm |
| 重量 | 22.7kg | 14kg | 5kg | 20kg |
JBL 8340とJBL 8330との比較
JBL 8340とJBL 8330との比較は以下の通りです。
- 方式:8340は2ウェイ、8330は3ウェイです。帯域分担の細かさでは8330が多い構成です。
- 感度:8340は96dB SPL、8330は91dB SPLです。感度の数値では8340が高いです。
- カバレージ:8340は100゜x60゜、8330は100゜x100゜です。垂直方向の広がりは8330が広い表記です。
- 重量:8340は22.7kg、8330は14kgです。設置の軽さでは8330が軽量です。
JBL 8340とJBL Control 5との比較
JBL 8340とJBL Control 5との比較は以下の通りです。
- 用途感:8340はサラウンド再生用の印象が強く、Control 5はセッティングフリー型・防磁設計です。設置自由度ではControl 5が扱いやすいです。
- インピーダンス:8340は8Ω、Control 5は5Ωです。アンプ選びの負荷条件では8340が合わせやすいです。
- 周波数帯域:8340は45Hz~18kHz、Control 5は55Hz~25kHzです。低域側は8340、高域側はControl 5の表記が広いです。
- 重量:8340は22.7kg、Control 5は5kgです。壁面や棚まわりで動かしやすいのはControl 5です。
JBL 8340とJBL 4312との比較
JBL 8340とJBL 4312との比較は以下の通りです。
- 方式:8340は2ウェイ、4312は3ウェイ・ブックシェルフ型です。ユニット構成の細かさでは4312が多いです。
- ユニット:8340は低域コーン型+高域ホーン型、4312は30cm/13cm/3.6cmの3ユニットです。低域ユニット径が明記されているのは4312です。
- 感度:8340は96dB SPL、4312は91dB/W/mです。音量を得やすい数値では8340が高いです。
- 許容入力:8340は150W、4312は80W(連続プログラム)です。入力値では8340が大きいです。
JBL 8340とヴィンテージアンプとの組み合わせ


JBL 8340は8Ω、96dB SPL、許容入力150Wのスピーカーです。ここでは、アンプ側の8Ω出力と音量管理を見ながら、ヴィンテージアンプ3機種との組み合わせを考えます。
JBL 8340とTechnics SU-V9との組み合わせ
- 互換性:JBL 8340は8Ω、許容入力150W、推奨アンプ出力は―、感度は96dB SPLです。Technics SU-V9は8Ωで120W+120W、負荷インピーダンスはmain or remoteで4Ω~16Ωなので、8Ωの8340を条件内で接続し、音量は小さめから上げる使い方が合います。
- 音質の向上:8340は2ウェイ・バスレフ方式で、低域用コーン型と高域用ホーン型を搭載します。SU-V9はパワーバンド幅5Hz~100kHz、ダンピングファクター80(8Ω)を持ち、45Hz~18kHzのレンジと2kHzクロスオーバーを落ち着いて鳴らしやすい組み合わせです。
- おすすめの音楽ジャンル:映画音楽、ライブ音源、フュージョン、ロックに向いた組み合わせです。8340の96dB SPLとSU-V9の120W+120W(8Ω)を活かし、サラウンド感のある音場を作りやすくなります。
JBL 8340とMarantz PM-80BLとの組み合わせ
- 互換性:JBL 8340は8Ω、許容入力150W、推奨アンプ出力は―、感度は96dB SPLです。Marantz PM-80BLはクラスABで100W+100W(8Ω)、クラスAで20W+20W(8Ω)のため、8Ω同士で出力を見ながら音量を整える組み合わせです。
- 音質の向上:8340は100゜x60゜のカバレージ角と2kHzクロスオーバーを持つサラウンド向けスピーカーです。PM-80BLは周波数特性10Hz~100kHz +0 -3dB、ダンピングファクター180(8Ω負荷、20Hz~10kHz)で、音の輪郭と広がりをすっきり出したい時に合わせやすい構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:AOR、ポップス、ジャズファンク、映画サウンドトラックに合います。クラスABの100W+100W(8Ω)と8340の感度を組み合わせ、軽快さと余裕を両立できます。
JBL 8340とLUXMAN L-570との組み合わせ
- 互換性:JBL 8340は8Ω、許容入力150W、推奨アンプ出力は―、感度は96dB SPLです。LUXMAN L-570は50W+50W(8Ω、A級動作、両ch同時動作)なので、高めの感度を活かして近めの音量から丁寧に合わせる聴き方に向いています。
- 音質の向上:8340は低域用コーン型と高域用ホーン型の2ウェイで、周波数レンジは45Hz~18kHzです。L-570はCD、Tuner、Line、Tapeで10Hz~100kHz -1dB以内の周波数特性を持ち、ホーン型高域の輪郭をなめらかに聴かせたい時に使いやすい組み合わせです。
- おすすめの音楽ジャンル:ジャズボーカル、室内楽、アコースティック、静かな映画音楽に向いた組み合わせです。大音量だけを狙わず、8340の広がりを落ち着いた質感で楽しめます。
JBL 8340は、8Ω・96dB SPL・150Wという条件を持つ、サラウンド再生向けのスピーカーです。
アンプの8Ω出力と音量の上げ方を丁寧に合わせることで、映画やライブ音源の広がりを楽しみやすくなります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
JBL 8340の詳細スペック一覧
| 方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 |
| 使用ユニット | 低域用:コーン型 高域用:ホーン型 |
| 周波数レンジ(-10dB) | 45Hz~18kHz |
| カバレージ角(水平x垂直) | 100゜x60゜ |
| 許容入力(IECピンクノイズ) | 150W |
| 感度(1W、1m) | 96dB SPL |
| 公称インピーダンス | 8Ω |
| クロスオーバー周波数 | 2kHz |
| 外形寸法 | 幅481x高さ539x奥行304mm |
| 重量 | 22.7kg |
