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JBL L220を徹底解説!【LE14AとPR15Cによる低域構成】

この記事の概要

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JBL L220は、36cmウーファーと38cmパッシブラジエーターを組み合わせたフロア型スピーカーです。

本記事では、JBL L220の特徴、他のヴィンテージスピーカーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせを整理します。

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目次

JBL L220の概要と特徴

JBL L220の簡易スペック
方式3ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式・フロア型
発売時期1979年頃
定価240,000円(1台、1979年頃)
定格入力75W(連続正弦波)
インピーダンス
重量48kg(梱包時)

▼ 詳しいスペックはこちら

JBL L220は、1979年頃に1台240,000円で発売された3ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式のフロア型スピーカーです。

低域に36cmコーン型(LE14A)、中域に13cmコーン型(LE5-9)+音響レンズ、高域にホーン型(076)、パッシブラジエーターにPR15Cを搭載しています。大型フロア型らしい量感と、JBLらしいホーンの表情を同時に楽しめる構成です。

特徴①|LE14AとPR15Cによる低域構成

L220の低域には36cmコーン型ウーファーLE14Aを搭載し、さらにパッシブラジエーターPR15Cを組み合わせています。

バスレフポートではなく受動振動板で低域を支える構成で、大型フロア型ならではの低域の厚みを狙ったスピーカーといえます。

低域の見どころ

LE14Aは36cmコーン型、PR15Cはパッシブラジエーターとして組み合わされています。駆動するウーファーと受動振動板を使った低域づくりがL220の大きな特徴です。

特徴②|音響レンズ付き13cmスコーカー

JBL L220は中域にも専用ユニットがありますか?

はい。中域には13cmコーン型(LE5-9)+音響レンズを搭載しています。中域専用ユニットを用意する3ウェイ構成なので、ボーカルやギターの帯域を低域・高域と分担できます。大型ウーファーに中域が埋もれにくい3ウェイ構成として見られます。

特徴③|ホーン型076を使った高域

  • 高域ユニット:ホーン型(076)です。
  • クロスオーバー周波数:800Hz、5kHzです。
  • 出力音圧レベル:90dB(新JIS)です。

L220の高域にはホーン型076が使われています。中域のLE5-9+音響レンズと組み合わさることで、低域の量感だけではない表情を作ります。JBLの大型システムらしいホーンの抜けを求める人に刺さるポイントです。

特徴④|8Ω・75Wの定格入力

JBL L220はアンプ選びで入力値を見たほうがいいですか?

はい。L220はインピーダンス8Ω、定格入力75W(連続正弦波)です。大きなフロア型ですが、アンプの出力だけで判断せず、入力値と音量位置を合わせて見る必要があります。8Ω対応のアンプで小さめの音量から確認すると安心して使いやすくなります。

JBL L220と他のヴィンテージスピーカーとの比較

ここでは、JBL L220とヴィンテージスピーカー3機種を比べます。パッシブラジエーター方式の大型フロア型、JBLの近い世代のフロア型、国産ブックシェルフ型を並べると、L220の個性が見えやすくなります。

機種方式インピーダンス重量
JBL L2203ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式・フロア型48kg(梱包時)
JBL L1503ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式・フロア型36.4kg
DIATONE DS-5054ウェイ・4スピーカー・ブックシェルフ型・アコースティックエアーサスペンション方式42kg
YAMAHA NS-1000M3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型31kg

JBL L220とJBL L150の比較

JBL L220とJBL L150との比較は以下の通りです。

  • 方式:L220は3ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式、L150も3ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式です。方式は近い大型フロア型同士です。
  • 低域ユニット:L220は36cmコーン型(LE14A)、L150は30cmコーン型(128H)です。ウーファー径ではL220が大きいです。
  • パッシブラジエーター:L220はPR15C、L150は30cmコーン型パッシブラジエーター(PR300)です。受動振動板の型番や構成が異なります
  • 入力値:L220は定格入力75W(連続正弦波)、L150は許容入力200W(連続プログラム)です。入力表記ではL150が大きい数値です。
  • 重量:L220は48kg(梱包時)、L150は36.4kgです。重量ではL220が重いです。

JBL L220とDIATONE DS-505の比較

JBL L220とDIATONE DS-505との比較は以下の通りです。

  • 方式:L220は3ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式、DS-505は4ウェイ・4スピーカー・ブックシェルフ型・アコースティックエアーサスペンション方式です。ユニット構成と低域方式が大きく違います
  • 低域ユニット:L220は36cmコーン型、DS-505は32cmコーン型です。低域ユニット径ではL220が大きいです。
  • インピーダンス:L220は8Ω、DS-505は6Ωです。アンプ側の負荷確認ではDS-505のほうが低い数値です。
  • 周波数特性:L220は―、DS-505は28Hz~40kHzです。周波数帯域の記載はDS-505で確認できます
  • 重量:L220は48kg(梱包時)、DS-505は42kgです。どちらも40kg台の重量級スピーカーです。

JBL L220とYAMAHA NS-1000Mの比較

JBL L220とYAMAHA NS-1000Mとの比較は以下の通りです。

  • 方式:L220は3ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式・フロア型、NS-1000Mは3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型です。低域方式と設置スタイルが異なります
  • 低域ユニット:L220は36cmコーン型(LE14A)、NS-1000Mは30cmコーン型(JA-3058A)です。ウーファー径ではL220が大きいです。
  • 高域ユニット:L220はホーン型(076)、NS-1000Mは3.0cmドーム型(JA-0513)です。高域ユニットの形式が違います
  • 入力値:L220は定格入力75W(連続正弦波)、NS-1000Mは定格入力50W、最大許容入力100Wです。入力表記はそれぞれ条件が異なります
  • 外形寸法:L220は幅512x高さ1,225x奥行390mm、NS-1000Mは幅375x高さ675x奥行326mmです。設置サイズではL220が大きいです。

JBL L220とヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ

JBL L220はインピーダンス8Ω、定格入力75W(連続正弦波)、出力音圧レベル90dB(新JIS)のフロア型スピーカーです。大型システムでも入力値を確認しながら、音量を小さめから合わせることが大切です。ここではSANSUI AU-9900、LUXMAN L-550、Technics SU-V8との組み合わせを見ていきます。

JBL L220とSANSUI AU-9900との組み合わせ

  • 互換性:JBL L220はインピーダンス8Ω、定格入力75W(連続正弦波)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル90dB(新JIS)です。AU-9900は80W+80W(4Ω、8Ω、20Hz~20kHz)で、負荷インピーダンスは4Ω、8Ωです。8Ω接続で条件を合わせやすく、音量を控えめに始めたい組み合わせです。
  • 音質の向上:L220は3ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式で、36cmコーン型、13cmコーン型+音響レンズ、ホーン型を搭載します。AU-9900はダンピングファクター80(8Ω)で、大型ウーファーの厚みとホーン高域の存在感をまとめたい場合に合わせやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:L220の低域量感とAU-9900の力感を生かし、ロック、ソウル、ジャズファンク、ライブ録音に向いた組み合わせです。

JBL L220とLUXMAN L-550との組み合わせ

  • 互換性:JBL L220はインピーダンス8Ω、定格入力75W(連続正弦波)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル90dB(新JIS)です。L-550は50W+50W(A級動作、8Ω、両ch動作)で、8Ω条件の出力が確認できます。A級50W出力で、L220の入力値を意識しながら音量を整えたい組み合わせです。
  • 音質の向上:L220はホーン型076と13cmスコーカー+音響レンズを備え、クロスオーバー周波数は800Hz、5kHzです。L-550は10Hz~100kHz -1dBの周波数特性を持ち、中域の滑らかさとホーンの明瞭さを落ち着いて聴きたい場合に向いた構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:L220のスケールとL-550のA級動作を生かし、ボーカル、ジャズ、クラシック小編成、AORに向いた組み合わせです。

JBL L220とTechnics SU-V8との組み合わせ

  • 互換性:JBL L220はインピーダンス8Ω、定格入力75W(連続正弦波)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル90dB(新JIS)です。SU-V8は110W+110W(8Ω、20Hz~20kHz、0.007%)で、main or remoteは4Ω~16Ωです。8Ω接続で十分な出力があるため、入力値を見ながら音量管理したい組み合わせです。
  • 音質の向上:L220は36cmウーファーLE14A、パッシブラジエーターPR15C、ホーン型076を組み合わせています。SU-V8はDC~150kHz +0 -3dBの周波数特性とダンピングファクター60(8Ω)を持ち、大型低域とホーン高域をすっきり鳴らしたい場合に合わせやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:L220の大型フロア型らしい量感とSU-V8のニュークラスA構成を生かし、フュージョン、ロック、シンセポップ、映画音楽に向いた組み合わせです。

JBL L220は、36cmウーファー、13cmスコーカー+音響レンズ、ホーン型076、パッシブラジエーターPR15Cを組み合わせた大型フロア型スピーカーです。定格入力75W(連続正弦波)、8Ω、90dB(新JIS)という数値を見ながら、アンプの出力と音量位置を丁寧に合わせたいモデルです。

設置では幅512x高さ1,225x奥行390mmというサイズと、48kg(梱包時)の重量を考え、床の安定感と壁からの距離を確認しながら調整するのがおすすめです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

JBL L220の詳細スペック一覧

方式3ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式・フロア型
使用ユニット低域用:36cmコーン型(LE14A)
中域用:13cmコーン型(LE5-9)+音響レンズ
高域用:ホーン型(076)
パッシブラジエーター:PR15C
専用3ウェイネットワーク
定格入力75W(連続正弦波)
インピーダンス
クロスオーバー周波数800Hz、5kHz
出力音圧レベル90dB(新JIS)
周波数特性
外形寸法幅512x高さ1,225x奥行390mm
重量48kg(梱包時)
定価240,000円(1台、1979年頃)
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