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JBL L40を徹底解説!【高域レベルコントロール】

この記事の概要

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JBL L40は、25cmウーファー127Aと2.5cmドーム型033を搭載した2ウェイブックシェルフスピーカーです。

本記事では、JBL L40の特徴、他のヴィンテージスピーカーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせを整理します。

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目次

JBL L40の概要と特徴

JBL L40の簡易スペック
方式2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
発売時期1978年
定価76,000円(1台、1978年発売)
許容入力35W(連続プログラム)
インピーダンス
重量20kg(梱包時)

▼ 詳しいスペックはこちら

JBL L40は、1978年に1台76,000円で発売された2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型スピーカーです。低域に25cmコーン型127A、高域に2.5cmドーム型033を搭載し、許容入力は35W(連続プログラム)、インピーダンスは8Ωです。Lシリーズらしいウッド仕上げと扱いやすいサイズ感を持つ2ウェイ機として見られます。

特徴①|25cmコーン型127Aを使った低域

JBL L40の低域には25cmコーン型ウーファー127Aが採用されています。127Aはリブドコーンや5cm径銅リボン線エッジワイズ巻きボイスコイルを持ち、磁気回路にはアルニコVマグネットが使われています。25cm級ウーファーで量感と反応のバランスを狙った構成です。

127Aの見どころ

振動板中央には10cm径センタードームが設けられています。中高域の特性改善も意識されており、2ウェイ構成でも情報量の多い帯域をなめらかにつなぐ狙いが読み取れます。

特徴②|2.5cmドーム型033による高域

JBL L40は高域の広がりも意識されていますか?

はい。高域には2.5cmドーム型トゥイーター033を搭載しています。指向特性は150゜(15kHz)、90゜(20kHz)と示されており、小口径ドーム型で高域の指向性にも配慮した設計です。

特徴③|1.8kHzクロスオーバーの2ウェイ構成

L40は25cmウーファーと2.5cmドーム型トゥイーターによる2ウェイ構成で、クロスオーバー周波数は1.8kHzです。ネットワーク部には高域用連続可変レベルコントロールも搭載され、部屋や好みに合わせた調整ができます。

  • 方式:2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式です。
  • クロスオーバー周波数:1.8kHzです。
  • レベル調整:高域用連続可変レベルコントロールを備えます。

特徴④|幅381mmのブックシェルフ型

JBL L40は大きすぎないJBLを探す人にも合いますか?

はい。外形寸法は幅381x高さ584x奥行302mm、重量は20kg(梱包時)です。大型フロア型ほどの設置面積は必要としない一方で、25cmウーファーを備えるため、棚置きよりも安定したスタンド設置で低域を整えたいスピーカーです。

JBL L40と他のヴィンテージスピーカーとの比較

ここでは、JBL L40と同時代のブックシェルフ型スピーカーを比べます。方式、ユニット構成、入力、能率、サイズを並べると、L40の2ウェイ構成と設置感が見えやすくなります。

機種方式出力音圧レベル許容入力
JBL L402ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型88dB/W/m(新JIS)
75dB/1W/4.6m
35W(連続プログラム)
JBL L363ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型89dB(新JIS)50W(連続プログラム)
JBL L503ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型88dB(新JIS)35W(連続プログラム)
YAMAHA NS-6903ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型90dB/W/m(新JIS)60W(最大許容入力)

JBL L40とJBL L36の比較

JBL L40とJBL L36との比較は以下の通りです。

  • 方式:L40は2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式、L36は3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式です。構成のシンプルさではL40、帯域分担の多さではL36です。
  • 低域ユニット:L40は25cmコーン型(127A)、L36は25.5cmコーン型(125A)です。ウーファー径は近い構成です。
  • 許容入力:L40は35W(連続プログラム)、L36は50W(連続プログラム)です。入力値ではL36が大きいです。
  • 出力音圧レベル:L40は88dB/W/m(新JIS)、L36は89dB(新JIS)です。能率の数値ではL36が少し大きいです。
  • 外形寸法:L40は幅381x高さ584x奥行302mm、L36は幅343x高さ610x奥行346mmです。横幅ではL40、高さと奥行ではL36が大きいです。

JBL L40とJBL L50の比較

JBL L40とJBL L50との比較は以下の通りです。

  • 方式:L40は2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式、L50は3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式です。ユニット数ではL50が多いです。
  • 使用ユニット:L40は25cmコーン型(127A)と2.5cmドーム型(033)、L50は25cmコーン型(127A)、13cmコーン型(LE5-10)、3.6cmコーン型(LE26)です。低域ユニットは同じ127Aです。
  • クロスオーバー周波数:L40は1.8kHz、L50は800Hz、3kHzです。クロスオーバー点の数ではL50が多いです。
  • 許容入力:どちらも35W(連続プログラム)です。入力値は同じです。
  • 重量:L40は20kg(梱包時)、L50は21kg(梱包時)です。重量ではL50が1kg重いです。

JBL L40とYAMAHA NS-690の比較

JBL L40とYAMAHA NS-690との比較は以下の通りです。

  • 方式:L40は2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式、NS-690は3ウェイ・3スピーカー・密閉方式です。箱の方式とユニット構成が異なります
  • 低域ユニット:L40は25cmコーン型(127A)、NS-690は30cmコーン型(JA-3056)です。ウーファー径ではNS-690が大きいです。
  • 出力音圧レベル:L40は88dB/W/m(新JIS)、NS-690は90dB/W/m(新JIS)です。能率の数値ではNS-690が大きいです。
  • 許容入力:L40は35W(連続プログラム)、NS-690は60W(最大許容入力)です。入力値ではNS-690が大きいです。
  • 外形寸法:L40は幅381x高さ584x奥行302mm、NS-690は幅350x高さ630x奥行312mmです。横幅ではL40、高さと奥行ではNS-690が大きいです。

JBL L40とヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ

JBL L40はインピーダンス8Ω、許容入力35W(連続プログラム)、出力音圧レベル88dB/W/m(新JIS)のブックシェルフ型スピーカーです。25cmウーファーを持つため、アンプ出力よりも音量位置と設置台の安定感を丁寧に見ることが大切です。ここではTechnics SU-V5、YAMAHA A-5、Marantz PM-80との組み合わせを見ていきます。

JBL L40とTechnics SU-V5との組み合わせ

  • 互換性:JBL L40はインピーダンス8Ω、許容入力35W(連続プログラム)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル88dB/W/m(新JIS)です。SU-V5は60W+60W(8Ω、20Hz~20kHz、0.005%)で、負荷インピーダンスはmain or remote:8Ω~16Ωです。L40の8Ω仕様とSU-V5の対応範囲が合い、音量を控えめに始めやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:L40は2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式で、25cmコーン型127Aと2.5cmドーム型033、クロスオーバー1.8kHzです。SU-V5はニュークラスA方式とダンピングファクター40(8Ω)を持ち、25cmウーファーの弾みを軽快に出したい場合に合わせやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:JBLらしい反応の良さとTechnicsのすっきりした方向性を生かし、シティポップ、フュージョン、AOR、80年代ロックに向いた組み合わせです。

JBL L40とYAMAHA A-5との組み合わせ

  • 互換性:JBL L40はインピーダンス8Ω、許容入力35W(連続プログラム)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル88dB/W/m(新JIS)です。A-5は40W+40W(20Hz~20kHz、8Ω、0.02%)で、ダンピングファクタは50以上(1kHz、8Ω)です。L40の許容入力を意識しながら、細かく音量を作りやすい組み合わせです。
  • 音質の向上:L40は高域用連続可変レベルコントロールを備え、A-5はTuner→SP Outで4Hz~100kHz +0 -2dBの周波数特性を持ちます。高域レベルとアンプ側の端正な鳴りを合わせて整えたい場合に向いた構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:明るさと見通しの良さを生かし、ジャズ、ボーカル、アコースティック、ライトロックに向いた組み合わせです。

JBL L40とMarantz PM-80との組み合わせ

  • 互換性:JBL L40はインピーダンス8Ω、許容入力35W(連続プログラム)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベル88dB/W/m(新JIS)です。PM-80はクラスABで100W+100W(8Ω)、クラスAで20W+20W(8Ω)です。L40では音量を上げすぎず、クラスA/ABの切換も含めて余裕を見ながら使いたい組み合わせです。
  • 音質の向上:L40は25cmコーン型127Aと2.5cmドーム型033の2ウェイで、PM-80はダンピングファクター180(8Ω負荷、20Hz~10kHz)を持ちます。低域を引き締めつつ、厚みのある音色を加えたい場合に合わせやすい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンル:Marantzの力感とL40のJBLらしい押し出しを生かし、ロック、ソウル、ファンク、ライブ盤に向いた組み合わせです。

JBL L40は、25cmウーファー127Aと2.5cmドーム型033を組み合わせた、Lシリーズらしいブックシェルフ型スピーカーです。許容入力35W、インピーダンス8Ω、重量20kg(梱包時)という数値からも、無理に大音量を狙うより、部屋に合わせて音量と設置を整えたいモデルです。

プリメインアンプと合わせる場合は、8Ω対応、ボリューム位置、スタンドの安定感、高域レベルコントロールを確認しながら調整するのがおすすめです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

JBL L40の詳細スペック一覧

方式2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット低域用:25cmコーン型(127A)
高域用:2.5cmドーム型(033)
指向特性150゜(15kHz)
90゜(20kHz)
許容入力35W(連続プログラム)
インピーダンス
クロスオーバー周波数1.8kHz
出力音圧レベル88dB/W/m(新JIS)
75dB/1W/4.6m
外形寸法幅381x高さ584x奥行302mm
重量20kg(梱包時)
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