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Technics(テクニクス) SB-10を徹底解説!【30Hz~125kHzのワイドレンジ】

この記事の概要

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Technics SB-10は、1979年頃に発売された3ウェイ・3スピーカー・密閉方式のブックシェルフ型スピーカーです。

32cm平面型ウーファー、8cm平面型ミッドレンジ、リーフ型トゥイーターを組み合わせた、Technicsらしい平面振動板の魅力が詰まったモデルです。

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目次

Technics SB-10の概要と特徴

Technics SB-10の簡易スペック
方式3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型
発売時期1979年頃
定価120,000円(1台)
使用ユニット低域用:32cm平面型
中域用:8cm平面型
高域用:リーフ型
周波数特性30Hz~125kHz -10dB
重量32kg(ネット付)

▼ 詳しいスペックはこちら

Technics SB-10は、32cm平面型ウーファー、8cm平面型ミッドレンジ、リーフ型トゥイーターを搭載した3ウェイスピーカーです。周波数特性は30Hz~125kHz -10dB、インピーダンスは8Ω、出力音圧レベルは91dB/W/mです。平面振動板らしい整った立ち上がりと、密閉方式のまとまりを楽しめるモデルといえます。

特徴①|3ウェイすべてに個性のあるユニット構成

  • 低域用は32cm平面型です。
  • 中域用は8cm平面型です。
  • 高域用はリーフ型です。

SB-10は、ウーファーとミッドレンジに平面型を使い、高域にはリーフ型を組み合わせています。コーン型中心の3ウェイとは異なる、面で音を押し出すような構成が特徴です。

特徴②|30Hz~125kHzのワイドレンジ

SB-10の周波数特性はどこが印象的ですか?

30Hz~125kHz -10dBという、非常に広い表記です。特に高域側の125kHzは、リーフ型トゥイーターを備えたSB-10らしいポイントです。可聴帯域のさらに上まで伸ばした設計思想が、空気感や余韻の表現を考えるうえで魅力になります。

特徴③|密閉方式で低域を整える設計

SB-10は、3ウェイ・3スピーカー・密閉方式のブックシェルフ型です。

低域の量感だけを強調する方向ではなく、32cm平面型ウーファーを密閉方式でまとめています。30Hzまでの低域表記と密閉方式の締まりを両方見られる点が、このモデルの面白さです。

特徴④|600Hzと6kHzのクロスオーバー

3つのユニットをつなぐポイント

クロスオーバー周波数は600Hz、6kHzです。32cm平面型、8cm平面型、リーフ型をそれぞれの帯域に分けることで、低域から高域までの受け渡しを作っています。600Hzで低域と中域、6kHzで中域と高域をつなぐ構成として見ると、SB-10の音作りが想像しやすくなります。

特徴⑤|32kgのしっかりした筐体

ブックシェルフ型としては設置に注意が必要ですか?

必要です。外形寸法は幅402x高さ711x奥行318mm、重量は32kg(ネット付)です。ブックシェルフ型という名称でも、実際には大型で重いスピーカーとして考えたいサイズです。安定したスタンドや床置きに近い設置環境を用意すると、32cm平面型ウーファーの力を受け止めやすくなります。

Technics SB-10と他のヴィンテージスピーカーとの比較

ここでは、Technics SB-10と、Technics SB-7、Technics SB-700、Technics SB-10000を比べます。平面型、密閉方式、フロア型、大型ホーン構成など、同じTechnicsでも方向性の違いが見える3機種です。

項目Technics SB-10Technics SB-7Technics SB-700Technics SB-10000
発売時期/価格1979年頃/120,000円(1台)1979年頃/60,000円(1台)1971年頃/49,800円(1台)1977年/600,000円(1台、受注生産)
方式3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型3ウェイ・5スピーカー・密閉方式・フロア型3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型
使用ユニット低域用:32cm平面型
中域用:8cm平面型
高域用:リーフ型
低域用:25cm平面型
中域用:8cm平面型
高域用:リーフ型
低域用:30cmコーン型(EAS-30PL08)
中域用:15cmドーム型(EAS-15KM02S)x2
高域用:10cmドーム型(EAS-10KH02S)x2
低域用:46cmコーン型
中域用:10cmホーン型
高域用:3.5cmホーン型
周波数特性/帯域30Hz~125kHz -10dB35Hz~125kHz -10dB25Hz~20kHz30Hz~22kHz -10dB
インピーダンス
出力音圧レベル91dB/W/m90dB/W/m95dB/W/m(旧規格:101dB/W/1kHz)95dB/W/m
許容入力100W(DIN RMS)
150W(MUSIC)
90W(DIN RMS)
130W(MUSIC)
60W(最大)300W(MUSIC)
200W(DIN RMS)
クロスオーバー周波数600Hz、6kHz800Hz、6000Hz600Hz、5kHz(12dB/oct)700Hz、6.5kHz
外形寸法幅402x高さ711x奥行318mm幅360x高さ630x奥行318mm幅480x高さ680x奥行297mm幅1,115x高さ1,200x奥行705mm(ネット付)
重量32kg(ネット付)19kg(ネット付)25kg140kg(ネット付)

Technics SB-10とTechnics SB-7との比較

Technics SB-10とTechnics SB-7との比較は以下の通りです。

  • 低域ユニット:SB-10は32cm平面型、SB-7は25cm平面型です。ウーファー径ではSB-10が大きいです。
  • 周波数特性:SB-10は30Hz~125kHz、SB-7は35Hz~125kHzです。低域側の表記ではSB-10が低いです。
  • 許容入力:SB-10は100W(DIN RMS)/150W(MUSIC)、SB-7は90W(DIN RMS)/130W(MUSIC)です。入力値ではSB-10が大きいです。
  • 重量:SB-10は32kg、SB-7は19kgです。設置の軽さではSB-7が軽量です。

Technics SB-10とTechnics SB-700との比較

Technics SB-10とTechnics SB-700との比較は以下の通りです。

  • 方式:SB-10は3ウェイ・3スピーカー、SB-700は3ウェイ・5スピーカーです。ユニット数ではSB-700が多いです。
  • 低域:SB-10は32cm平面型、SB-700は30cmコーン型です。平面型を楽しみたいならSB-10、コーン型の構成を選ぶならSB-700です。
  • 出力音圧レベル:SB-10は91dB/W/m、SB-700は95dB/W/mです。能率表記ではSB-700が高いです。
  • 許容入力:SB-10は100W(DIN RMS)/150W(MUSIC)、SB-700は60W(最大)です。入力値ではSB-10が大きいです。

Technics SB-10とTechnics SB-10000との比較

Technics SB-10とTechnics SB-10000との比較は以下の通りです。

  • サイズ:SB-10はブックシェルフ型、SB-10000はフロア型です。外形寸法と重量はSB-10000が大きいです。
  • 方式:SB-10は密閉方式、SB-10000はバスレフ方式です。低域の作り方が異なるため、音の出方も変わります。
  • インピーダンス:SB-10は8Ω、SB-10000は6Ωです。アンプ選びではSB-10が8Ω基準で考えやすいです。
  • 許容入力:SB-10は150W(MUSIC)、SB-10000は300W(MUSIC)です。入力値ではSB-10000が大きいです。

Technics SB-10とヴィンテージアンプとの組み合わせ

Technics SB-10は8Ω、91dB/W/m、許容入力100W(DIN RMS)/150W(MUSIC)のスピーカーです。ここでは、アンプ側の8Ω出力、周波数特性、音量管理を見ながら、ヴィンテージアンプ3機種との組み合わせを考えます。

Technics SB-10とSANSUI AU-9500との組み合わせ

  • 互換性:SB-10は8Ω、許容入力100W(DIN RMS)/150W(MUSIC)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは91dB/W/mです。SANSUI AU-9500は連続実効出力75W+75W(8Ω、20Hz~20kHz)で、8Ω同士で合わせ、音量を少しずつ上げる使い方が合います。
  • 音質の向上:SB-10は3ウェイ・密閉方式で、32cm平面型、8cm平面型、リーフ型を搭載します。AU-9500は周波数特性3Hz~80kHz +0 -1dB、ダンピングファクター50(8Ω)を持ち、密閉型の低域と平面型ユニットの立ち上がりを骨太に支えやすい組み合わせです。
  • おすすめの音楽ジャンルロック、ジャズ、ソウル、フュージョンに向いた組み合わせです。SB-10の32cm平面型ウーファーとAU-9500の75W+75W(8Ω)で、厚みのある演奏を楽しめます。

Technics SB-10とMarantz Model1150との組み合わせ

  • 互換性:SB-10は8Ω、許容入力100W(DIN RMS)/150W(MUSIC)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは91dB/W/mです。Marantz Model1150は80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、両ch駆動)なので、SB-10の入力値を見ながら音量を丁寧に合わせる組み合わせです。
  • 音質の向上:SB-10は周波数特性30Hz~125kHz -10dB、クロスオーバー600Hz、6kHzの3ウェイ構成です。Model1150は周波数特性20Hz~20kHz ±1.0dB、ダンピングファクター45以上(8Ω負荷)で、中域の厚みとリーフ型高域の細かさを聴きやすくまとめられます。
  • おすすめの音楽ジャンルAOR、ジャズボーカル、ポップス、映画音楽に合います。SB-10の密閉方式らしいまとまりを、Model1150の80W+80W(8Ω)で穏やかに鳴らせます。

Technics SB-10とLUXMAN L-550との組み合わせ

  • 互換性:SB-10は8Ω、許容入力100W(DIN RMS)/150W(MUSIC)、推奨アンプ出力は―、出力音圧レベルは91dB/W/mです。LUXMAN L-550は50W+50W(A級動作、8Ω、両ch動作)で、91dB/W/mの能率を活かして近い音量から整える聴き方に向いています。
  • 音質の向上:SB-10は32cm平面型ウーファーと8cm平面型ミッドレンジ、リーフ型トゥイーターを組み合わせています。L-550は周波数特性10Hz~100kHz -1dB、全高調波歪率0.005%以下(8Ω、両ch動作、-3dB)で、平面型ユニットの滑らかな質感を丁寧に聴きたい時に合わせたい構成です。
  • おすすめの音楽ジャンルクラシック、室内楽、女性ボーカル、アコースティックに向いた組み合わせです。大きな音量よりも、SB-10の余韻とL-550のA級動作の質感を落ち着いて楽しむ方向です。

Technics SB-10は、ハニカム平面振動板とリーフ型高域を組み合わせた、Technicsらしい個性が濃いスピーカーです。

8Ω・91dB/W/m・100W(DIN RMS)という条件を見ながらアンプを合わせることで、密閉方式の低域とワイドレンジな高域をじっくり楽しめます。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Technics SB-10の詳細スペック一覧

方式3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型
使用ユニット低域用:32cm平面型
中域用:8cm平面型
高域用:リーフ型
周波数特性30Hz~125kHz -10dB
インピーダンス
出力音圧レベル91dB/W/m
許容入力100W(DIN RMS)
150W(MUSIC)
クロスオーバー周波数600Hz、6kHz
外形寸法幅402x高さ711x奥行318mm
重量32kg(ネット付)
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