この記事の概要
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DENON DP-200USBは、2008年11月に30,000円で発売されたフルオートプレイヤーです。ベルトドライブ、MM型カートリッジ、フォノイコライザー内蔵に加え、USBメモリへMP3/192kbpsで記録できる、レコード再生とデジタル保存を一体化したモデルです。
本記事では、DENON DP-200USBの特徴、他のレコードプレーヤーとの違い、ヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせをまとめます。

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DENON DP-200USBの概要と特徴

| DENON DP-200USBの簡易スペック | |
|---|---|
| 型式 | フルオートプレイヤー |
| 発売時期/価格 | 2008年11月/30,000円 |
| 駆動方式 | ベルトドライブ |
| 回転数 | 33・1/3、45rpm |
| ワウフラッター | 0.15%以下(WRMS) |
| カートリッジ | MM型、適正針圧3.5g |
| デジタル記録 | USBメモリ、MP3、192kbps |
| 重量 | 約3.2kg |
DP-200USBは、レコードを通常再生するだけでなく、USBメモリへ直接保存できる点が特徴です。フォノイコライザーはON/OFF可能で、Phono入力のないアンプやミニシステムにもつなぎやすい構成になっています。
特徴①|USBメモリへMP3で直接記録できる

DP-200USBはパソコンなしでも録音できますか?
はい。前面のUSB端子にUSBメモリを差し込み、スタートボタンと録音ボタンを押すことで、レコード音声をMP3/192kbpsで保存できます。
再生しながら手軽にデジタル化できるところがDP-200USBならではの魅力です。
特徴②|フォノイコライザー内蔵で接続しやすい
DP-200USBはON/OFF可能なフォノイコライザーを内蔵しています。ライン入力に接続できるため、Phono端子を持たないアンプでも使いやすい仕様です。古いアンプにも新しいシステムにも合わせやすいのが実用面の強みです。
特徴③|フルオート機構とMM型カートリッジ
- 型式:フルオートプレイヤーです。
- トーンアーム:ダイナミックバランス型です。
- カートリッジ:MM型を搭載しています。
- 交換針:DSN-84です。
レコードサイズを選択すればアームが自動で移動し、再生終了後も自動で戻ります。初めてレコードを扱う人にも導入しやすい構成です。
特徴④|幅360mm・約3.2kgのコンパクトサイズ



DP-200USBは省スペースで置きやすいですか?
はい。外形寸法は幅360x高さ98x奥行358mm、重量は約3.2kgです。ダストカバーオープン時は高さ約415x奥行363mmとなるため、設置棚の上方向の余裕を確認しておくと安心です。
DP-200USBはPCへ直接USB接続するタイプではなく、USBメモリへ記録する方式です。外付けハードディスクには対応していないため、USBメモリ録音を前提に使うのが基本です。
DENON DP-200USBと他のヴィンテージレコードプレーヤーとの比較


ここでは、DENON DP-200USBと、レコードプレーヤー3機種を定格値で並べます。
| 項目 | DENON DP-200USB | DENON DP-29F | DENON DP-300F | Panasonic SL-QD33 |
|---|---|---|---|---|
| 発売時期/価格 | 2008年11月/30,000円 | 2002年3月/14,500円 | 2006年4月/43,000円 2019年6月21日/47,300円 | 1989年頃/37,000円 |
| 型式 | フルオートプレイヤー | フルオートプレイヤー | ダイレクトドライブプレイヤーシステム | レコードプレイヤー |
| 駆動方式 | ベルトドライブ | ベルトドライブ | ベルトドライブ | ダイレクトドライブ |
| 回転数 | 33・1/3、45rpm | 33・1/3、45rpm | 33・1/3rpm、45rpm | 33・1/3、45rpm |
| ワウフラッター | 0.15%以下(WRMS) | 0.15%以下W.rms以下 | 0.10%wrms | 0.012%W.R.M.S.(FG直読) 0.025%W.R.M.S.(JISC5521) |
| トーンアーム | ダイナミックバランス型 | ダイナミックバランス型 | スタティックバランス型ストレートタイプ | ― |
| 有効長 | 195mm | 195mm | 221.5mm | ― |
| カートリッジ | MM型 | MM型 | MM型 | プライングコネクタMM型ステレオカートリッジ |
| 出力電圧 | ― | イコライザーoff:2.5mV イコライザーon:150mV | ― | ― |
| デジタル記録 | USBメモリ、MP3、192kbps | ― | ― | ― |
| 消費電力 | 10W | 2W | 2W | 6W |
| 外形寸法 | 幅360x高さ98x奥行358mm | 幅360x高さ97x奥行357mm | 幅434x高さ122x奥行381mm | 幅430x高さ100x奥行375mm |
| 重量 | 約3.2kg | 約2.8kg | 5.5kg | 4.5kg |
DENON DP-200USBとDENON DP-29Fの比較
DENON DP-200USBとDENON DP-29Fとの比較は以下の通りです。
- 基本構成:どちらもベルトドライブのフルオートプレイヤーで、回転数や有効長は近いです。
- デジタル記録:DP-200USBはUSBメモリへMP3/192kbps記録が可能で、保存機能ではDP-200USBが独自です。
- 消費電力:DP-200USBは10W、DP-29Fは2Wで、消費電力はDP-29Fの方が小さいです。
- 重量:DP-200USBは約3.2kg、DP-29Fは約2.8kgで、DP-200USBの方が少し重いです。
DENON DP-200USBとDENON DP-300Fの比較
DENON DP-200USBとDENON DP-300Fとの比較は以下の通りです。
- ワウフラッター:DP-200USBは0.15%以下、DP-300Fは0.10%wrmsで、数値はDP-300Fの方が低いです。
- トーンアーム:DP-200USBはダイナミックバランス型、DP-300Fはスタティックバランス型ストレートタイプで、アーム構成が異なります。
- カートリッジ調整:DP-300Fは針圧可変範囲や適合カートリッジ自重範囲が示され、調整幅を見ながら使いやすいモデルです。
- USB記録:DP-200USBはUSBメモリ記録に対応し、デジタル保存を重視するならDP-200USBが便利です。
DENON DP-200USBとPanasonic SL-QD33の比較
DENON DP-200USBとPanasonic SL-QD33との比較は以下の通りです。
- 駆動方式:DP-200USBはベルトドライブ、SL-QD33はダイレクトドライブで、回転機構の考え方が異なります。
- ワウフラッター:DP-200USBは0.15%以下、SL-QD33は0.012%W.R.M.S.(FG直読)で、回転性能の数値はSL-QD33が低いです。
- カートリッジ:DP-200USBはMM型、SL-QD33はプラグインコネクタMM型で、カートリッジの取り付け方式に違いがあります。
- デジタル記録:SL-QD33は記録機能が―、DP-200USBはUSBメモリ記録に対応し、保存目的ではDP-200USBが使いやすいです。
DENON DP-200USBとヴィンテージプリメインアンプとの組み合わせ


DP-200USBはフォノイコライザーを内蔵しているため、アンプ側のTuner、Aux、Tapeなどのライン入力へ接続できます。ここではアンプ側のライン入力感度と、レコード再生時の音量管理を中心に組み合わせを考えます。
DENON DP-200USBとTechnics SU-V7との組み合わせ
- 互換性:DP-200USBの出力電圧は―ですが、フォノイコライザー内蔵でライン接続できます。SU-V7はTuner、Aux、Tapeが150mV/27kΩで、AuxまたはTape入力に接続しやすい条件です。
- 音質の向上:DP-200USBはベルトドライブとMM型カートリッジ、SU-V7はTuner/Aux→SP outで20Hz〜20kHz +0 -0.2dBのストレートDC特性を持ちます。USB記録も通常再生も素直に使いたい場合に合わせやすい組み合わせです。
- おすすめの音楽ジャンル:ポップス、シティポップ、AOR、80年代ロックに向きます。軽快なレコード再生をライン入力で楽しみたいときに使いやすい構成です。
DENON DP-200USBとYAMAHA A-7との組み合わせ
- 互換性:DP-200USBはフォノイコライザーONでライン接続できます。A-7はTuner、Aux、Tapeが150mV/47kΩで、AUXやTape入力を使った接続に向く定格です。
- 音質の向上:DP-200USBはUSBメモリ記録とフルオート再生、A-7はTuner、Aux、Tapeで20Hz〜20kHz +0 -2dBの周波数特性を持ちます。レコードを気軽に再生しつつ、アンプ側で整った音にまとめたい場合に合います。
- おすすめの音楽ジャンル:女性ボーカル、フュージョン、ソフトロック、ライトクラシックに合います。明るめで聴き疲れしにくい再生を狙いたいレコードに向いています。
DENON DP-200USBとSANSUI AU-D707との組み合わせ
- 互換性:DP-200USBはフォノイコライザーを使えばライン入力へ接続できます。AU-D707はAUX、Tuner、Tape Play 1、2が150mV/47kΩで、複数のライン入力から接続先を選びやすいアンプです。
- 音質の向上:DP-200USBは0.15%以下(WRMS)のベルトドライブ機、AU-D707はAUX、Tuner、Tape Play 1、2で5Hz〜100kHz +0 -1dBの周波数特性を持ちます。レコードの雰囲気を厚めのアンプで楽しみたい場合に合わせやすい構成です。
- おすすめの音楽ジャンル:ロック、ソウル、ジャズ、歌謡曲に向きます。中低域の存在感を出しながら気軽にレコードを聴きたいときに選びやすい組み合わせです。
DENON DP-200USBは、アナログ再生の入口としてだけでなく、USBメモリへ音源を残せる点が大きな個性です。フォノイコライザーを内蔵しているため、古いアンプでもライン入力があれば使いやすくなります。
本格的な調整を追い込むプレーヤーというより、レコードを気軽に聴き、気に入った盤をデジタル保存する楽しみ方に向いた1台です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
DENON DP-200USBの詳細スペック一覧
| 型式 | フルオートプレイヤー |
| 駆動方式 | ベルトドライブ |
| ターンテーブル | アルミダイカスト製 |
| 回転数 | 33・1/3、45rpm |
| ワウフラッター | 0.15%以下(WRMS) |
| トーンアーム | ダイナミックバランス型 |
| 有効長 | 195mm |
| カートリッジ | MM型 |
| 適正針圧 | 3.5g |
| 交換針 | DSN-84(3,000円) |
| デジタル記録媒体 | USBメモリ(マスストレージクラス) |
| デジタル記録形式とビットレート | MP3、192kbps |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 10W |
| 外形寸法 | 幅360x高さ98x奥行358mm ダストカバーオープン時:高さ約415x奥行363mm |
| 重量 | 約3.2kg |
| 付属 | EPアダプタ Trans Music Manager(CD-ROM) |
| ダウンロードソフト | MusiCut for Denon |
| ソフトウェア対応OS | Trans Music Manager:Windows 7/Vista/XP/2000(32bit) MusiCut for Denon:Windows 8/8.1/10 |
